XYへの電撃加入も話題の手越祐也、冠音楽番組で再確認したいアーティストとしての実力

10月の「世界の果てまでイッテQ！」で約4年ぶりに番組への出演を果たし、お茶の間の期待に応えるようなインパクトを残した手越祐也。この地上波復帰以降、快進撃は続き、YOSHIKIがプロデュースするXYへの電撃加入という衝撃的なトピックも大きな反響を呼んでいる。

ソロとして独り立ちして4年、持ち前のバイタリティを生かし、様々なジャンルでマルチに活躍してきた手越だが、その根底にあるのは音楽活動で現在も全国ツアーの真っ只中。XYでも歌唱力やスター性を生かした活躍が期待され、改めてそのアーティスト性に注目が集まっている。

そんな"歌手・手越祐也"の魅力を堪能できるのが「スペプラ手越 ～Music Connect～ season2」だ。2021年からスタートし、現在第2シーズンがスペースシャワーTVで放送されている「スペプラ手越 ～Music Connect～」は、手越がMCとして様々なジャンルのアーティストをゲストに招き、トークを通じてその魅力を深掘りしていく音楽番組。

ゲストとのスペシャルセッションやパフォーマンスなど手越の音楽的才能にもフォーカスし、今年の6月と7月に開催された「スペプラ手越LIVE ～Music Concept～」をはじめ、定期的にライブイベントも行われてきた。

11月27日(水)に放送される＃20では松尾レミと亀本寛貴による男女2人組ロックユニット・GLIM SPANKYを招き、結成の経緯や2人の関係性、影響を受けている60〜70年代音楽への想いなど、巧みなリードで彼らの音楽性を深掘り。ゲストも驚くほどの細かな情報までリサーチして収録に臨む姿勢には、真摯に音楽と向き合う手越の熱量が垣間見える。

また、手越は"推し曲"として「シグナルはいらない」をチョイスすると「ブレない軸を持ちまっすぐ突き進んできた自分の境遇と重なった」と選曲の理由を熱い言葉で逆プレゼン。松尾もまさにその通りの気持ちで作ったと太鼓判を押すなど、トークの節々で音楽的素養が顔を出す。

さらに「大人になったら」でのスペシャルセッションでは、女性ボーカルの楽曲にも関わらず原曲キーで歌うなど、高音まで難なく響かせる圧巻の歌唱力を発揮し、パワフルかつエモーショナルなボーカルで楽曲の世界観を表現。松尾のハスキーな歌声に酔いしれるような笑顔など、セッションを楽しむ様子も印象的だ。

また、11月11日の37歳の誕生日に発表された新曲「Flash back」もパフォーマンス。ダブステップの要素が盛り込まれた疾走感のあるサウンドに乗せて、リズミカルなラップから伸びのある歌声までバリエーション豊かな歌声を披露。キレのあるダンスや覚悟を歌った歌詞とマッチした勇ましい表情など、アーティストとしての完成度の高さをアピールしている。

世界的アーティストYOSHIKIからのオファーで加入したXYでどんな化学反応を見せてくれるのか？今後の歌手活動に注目が高まる今だからこそ、手越の音楽に対する誠実な姿勢や確かな実力を、番組を通して再確認したい。

文＝HOMINIS編集部