メインコンテンツに移動

草なぎ剛が怒りに震えて復讐に燃える男を熱演!杉野遥亮、小野花梨共演で悪しき政治家を失脚させるリベンジドラマ「罠の戦争」

2025/09/12

この記事を共有する

草なぎ剛(※「なぎ」は正しくはゆみへんに「剪」)が主演を務め、主人公の復讐劇を描く"戦争シリーズ"。2015年の「銭の戦争」では、家族や自分を苦しめた金貸し業に自らも足を踏み入れ、復讐に燃えながら這い上がっていく元外資系証券会社勤務の男を、2017年の「嘘の戦争」では、幼い頃に家族を殺され、詐欺師となって復讐の鬼と化す男を、草なぎが演じてきた。

そして2023年に放送されたのが、シリーズ第3弾となる「罠の戦争」。本作での草なぎは、命をかけて尽くしてきた政治家に裏切られ、復讐を誓って動き出す議員秘書・鷲津亨を演じている。

草なぎ剛が悪しき政治家への復讐に燃える議員秘書を演じる
草なぎ剛が悪しき政治家への復讐に燃える議員秘書を演じる

(C)カンテレ

民政党所属の国会議員・犬飼孝介(本田博太郎)のもとで20年以上、秘書として働いてきた第一秘書・鷲津亨(草なぎ)。ある日のパーティーで秘書業務に励んでいる最中、妻・可南子(井川遥)から電話が入り、息子の泰生(白鳥晴都)がけがをして病院に運ばれ、意識不明だと知らされる。病院に駆け付けた亨は、泰生のけがの原因が何者かに歩道橋から突き落とされたことだと知り、困惑。それから数日の間、通常通り仕事をこなしながら、依然として意識の戻らない泰生の病院にも通っていた亨。そんな折、泰生が入院する病院に孝介が見舞いの品を持ってやって来る。亨と可南子が感謝したのも束の間、孝介は亨に"泰生のけがは事故だったと思え"と、つまりは"事件のもみ消し"を命じる...。

■怒りに震え、復讐を決意...議員秘書・鷲津亨を演じる草なぎ剛の鬼気迫る演技

(C)カンテレ

亨は、かつて自身が絶望の淵にいた時に孝介に手を差し伸べてもらった恩から、長年、犬飼事務所で秘書として孝介に仕えてきた。その仕事ぶりで孝介からの信頼も厚く、同僚の秘書からも一目置かれている存在だ。そんな亨を演じる草なぎの身のこなしはスマートで、亨が腕利きの秘書だということを一目で印象付ける。

その後、亨は孝介から、泰生の事件をもみ消して犯人の追及はしないよう言われる。長年尽くしてきた孝介からの裏切りとも侮辱ともとれる命令に、亨は最初は"何を言っているのか理解できない"というような顔をするが、すぐに孝介の言葉を理解。その時の、サッと血の気が引いて目に影が宿る草なぎの表情からは、亨の失望や静かな怒りが感じられる。

さらには、その話を立ち聞きしていた可南子から、"孝介の要求を受け入れるなら一緒にはいられない"と離婚を切り出される。泰生の窮地で追い詰められた可南子に、亨は孝介への復讐と、犯人を見つけ出すことを誓う。わなわなと震えながら孝介への怒りをあらわにする草なぎの演技が圧巻だ。

(C)カンテレ

そして、孝介への復讐を決意した亨の手助けをするのが、犬飼事務所の同僚秘書・蛍原梨恵(小野花梨)と新人秘書・蛯沢眞人(杉野遥亮)だ。眞人は孝介の政治資金パーティーの席で亨に声をかけられて犬飼事務所の秘書となるが、実は彼も孝介に"ある恨み"を持っている。しかし、恨みを持っているはずながらも、眞人には邪気がなく、素直で心の優しい青年に見える。そんな眞人のことを、杉野が好感度たっぷりに演じている。

(C)カンテレ

小野演じる梨恵と行動を共にして事件を調査することも多いが、梨恵と眞人のやり取りが楽しく、どこか微笑ましくもあり、良いコンビだ。

シリーズ第3弾にして、舞台は永田町へ。政界で権力を振る"強い者"へ、"弱い者"なりの闘い方で復讐するさまを描いた本作。タイトル通り、"罠"の仕掛け合いで二転三転していく、痛快なリベンジエンタテインメントだ。

文=HOMINIS編集部

放送情報【スカパー!】

罠の戦争
放送日時:2025年9月16日(火)12:10~
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

出演:草彅剛 井川遥 杉野遥亮 小野花梨 坂口涼太郎 白鳥晴都 ・ 小澤征悦 宮澤エマ 飯田基祐 ・ 本田博太郎 田口浩正 玉城裕規 ・ 高橋克典 片平なぎさ 岸部一徳

詳しくは
こちら

関連人物から番組を探す

関連記事

more