観客総立ち！アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォの美しいデュエットから熱いハグまで...「ウィキッド」特別イベントで飛び出した主演2人の友情モーメント

11月21日より本国・アメリカで公開を迎えると、驚異的なオープニング成績で全米初登場No.1を飾り、「号泣」「全てが本当に感動的で素晴らしかった」「美しく、深く、息をのむような、涙が止まらない物語」...と絶賛する声が相次いでいるファンタジーミュージカル「ウィキッド 永遠の約束」。

日本では2026年3月6日(金)に公開が控える本作は、「オズの魔法使い」と同じ世界観を共有する、不朽のミュージカル「ウィキッド」を映画化したシリーズの最終章。"西の悪い魔女"とされる内気なエルファバを演じたシンシア・エリヴォと、"善い魔女"と呼ばれる陽気なグリンダを演じたアリアナ・グランデとのタッグが熱狂的な支持を集めており、第97回アカデミー賞10部門にノミネートされた前作「ウィキッド ふたりの魔女」をも上回る歴代級のヒットが期待されている。

全米公開を前にした今年9月には、一夜限りの特別イベントが開催され、作品のテーマカラーであるグリーンやピンクの装いに身を包んだファンが詰め掛ける大盛況に。その模様を収め、米・NBCで11月に放送された特番「ウィキッド・スペシャル：忘れられない一夜(原題：Wicked: One Wonderful Night)」が、12月14日(日)にＷＯＷＯＷプライムにて放送される。

アカデミー賞授賞式の会場としても知られ、主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが圧巻の歌唱パフォーマンスを披露したことでも記憶に新しい、ハリウッドにあるドルビー・シアターで実施されたこのイベント。主演の2人をはじめ、豪華キャストが集結し、多彩なパフォーマンスを展開した。

オーケストラの壮大な演奏で幕を開けたオープニングでは、マダム・モリブル役のミシェル・ヨーとオズの魔法使い役のジェフ・ゴールドブラムが登場。「ウィキッド ふたりの魔女」が全世界で受け入れられたことへの感謝を示すと、さらにジョン・M・チュウ監督も「今日は『ウィキッド 永遠の約束』のシーンをお披露目します」という"嬉しいサプライズ"を予告した。

否応なく会場のボルテージも一気に最高潮へと引き上げられる中、エリヴォとグランデは数多くのパフォーマンスで、抜群のコンビネーションを発揮。くるくると楽しげに踊りながら歌った「What Is This Feeling?」や「Get Happy」など互いに顔を合わせながら美しいハーモニーで会場を包み込む。

さらにピアノの音色に乗せてしっとりと歌い上げた名曲「For Good」では互いの友情を感じさせるようなやさしいデュエットを披露すると、歌唱後には熱いハグも飛び出し、ファンたちの感動を誘った。

またそれぞれのソロステージも用意され、エリヴォがドルビー・シアターの空中を舞いながら「Defying Gravity」を高らかに歌い上げれば、グランデは、魔法使いの格好をした客席の子どもとの交流を楽しみ、ステージに上げるというほっこりするやりとりを展開。圧巻の歌声はもちろん、演出やファンサービスでもファンたちを喜ばせた。

他にも、ファニー役のボーウェン・ヤン、ボック役のイーサン・スレイター、ネッサローズ役のマリッサ・ボーディが、(この日出演できなかったジョナサン・ベイリーが演じた)フィエロの衣装で登場し、コミカルながら息ピッタリのステージを繰り広げ、ミュージカルナンバーにはミシェル・ヨーとジェフ・ゴールドブラムも参加し、会場を大いに沸かせる場面も...。

圧巻の歌声を響かせたエリヴォとグランデをはじめ、ハリウッドのスターたちによる映画さながらの華やかなショーには目を奪われること必至。見るものを魔法の世界へと誘う「ウィキッド」の魅力を存分に味わいたい。

文＝HOMINIS編集部