「豊臣兄弟!」も期待の吉岡里帆がチャイナドレス&ショートカットで放つ美麗な魅力...水上恒司とのW主演でノスタルジックな世界観を表現した「九龍ジェネリックロマンス」
2026年1月4日(日)からスタートするNHK大河ドラマの新作「豊臣兄弟!」。相次ぐ豪華キャストの解禁で日に日に期待感が高まっているが、その中でも主人公・秀長の正妻・慈雲院こと慶という重要な役柄を務めるのが吉岡里帆だ。
本作で大河ドラマ初出演を果たすなど、近年は注目作品への出演が相次ぎ、2025年も映画、ドラマに引っ張りだこ。多彩な役柄での演技力が光る中、映画「九龍ジェネリックロマンス」では美しきチャイナドレス姿も話題を集めた。
■「九龍ジェネリックロマンス」池田千尋監督のインタビューはこちら
1月3日(土)にWOWOWシネマで放送される「九龍ジェネリックロマンス」は、眉月じゅんの同名コミックを映画化。かつて香港に存在した美しくも妖しい街・九龍城砦を舞台に、過去の記憶がない女性と過去を明かせない男性の切ないミステリーとラブロマンスが繰り広げられる。
■大胆なイメチェンを披露した吉岡里帆の多彩な演技
九龍の不動産会社で働く鯨井令子(吉岡)は、恋心を抱く先輩社員の工藤(水上恒司)との距離はなかなか縮まらないが、大切な友だちもいる九龍での日々に満足していた。しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員から工藤の恋人と間違われ、偶然見つけた一枚の写真には工藤と一緒に自分とそっくりの恋人の姿が。過去の記憶を思い出せない中、もう一人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な謎を解き明かしていく。
髪を20cmほどばっさりと切る大胆なイメチェンとなった髪型も似合っている吉岡は、主人公の令子に加えて、瓜二つのもう一人の令子=鯨井Bも演じて分けている。令子としていじらしく可憐な魅力を放つ一方で、鯨井Bでは妖艶な眼差しなど色香が漂う姿を披露。工藤との恋のドギマギや自分の不確かな存在に対する戸惑い、切なさなど多彩な感情が渦巻く表情には目を奪われる。
■水上恒司が荒っぽい口調やワイルドな色気でキャラクターを体現
またW主演として工藤を演じたのが、謎が謎を呼ぶ展開で"考察祭り"が繰り広げられたドラマ「シナントロープ」や、映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」など2025年も活躍が続いた水上恒司。演じた工藤は遅刻の常習犯というガサツなところもあり、荒っぽい口調やワイルドな色気などは新境地といったところ。令子を気にかけつつも同時に明かせない過去を抱える葛藤を表現した顔つきも印象的だ。
そんな謎や秘密が取り巻いたロマンスを織りなす吉岡と水上のケミストリーもバッチリ。美味しいものを食べ、目を合わせて笑顔を浮かべるナチュラルな視線のやり取りや、軽口を叩き合う軽快なかけ合い、恋の予感を匂わせるふとした瞬間の甘い空気感まで、特別な関係性を体現している。
台湾ロケを行い作り上げたノスタルジックな空気感の中で繰り広げられる恋に隠された意外な真実まで、ミステリーとしても見応えのある「九龍ジェネリックロマンス」。独自の世界観の中で輝く吉岡の淡い輝きを堪能したい。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
九龍ジェネリックロマンス
放送日時:2026年1月3日(土)22:00~
チャンネル:WOWOWシネマ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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