怪談家・ぁみ、怪談師・田中俊行、篠宮暁が語る怪談の魅力とは?
寒さがまだまだ続く2026年2月上旬。家から出たくない気持ちになる人も多いだろう。
今回、そんな家時間のお供になる不思議な番組「ぁみ&田中俊行 予約の取れない怪談ビストロ~暁(あきら)~」を紹介したい。
(C)エンタメ~テレ
舞台は、芸人・篠宮暁がオーナーを務め、怪談家のぁみと怪談師・オカルトコレクター田中俊行を怪談シェフとして迎え入れた『怪談ビストロ「暁」』。この店では、来店者(ゲスト)のリクエストに合わせて料理ではなく、怪談を提供するという一風変わったコンセプトの番組だ。さらに、どちらの怪談がよりお客様の心を震わせたかで勝敗が決まり、しかも番組の最後には負けたシェフに罰ゲームもあるという。
今回はそんな番組の収録にお邪魔し、篠宮、ぁみ、田中の3人にインタビューを行った。
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――今回「心をふるわす怪談の紹介」という一風変わったスタイルだと思います。実際のオンエアと収録を通して感じた番組の見所や感想を教えてください
篠宮「お二人の怪談の内容ももちろんですが、ぁみシェフと田中シェフの話し方の違いが見所だと思います」
田中「普段はイベントで沢山のお客さんの前で喋ることが多いんですけど、この番組ではゲストの方と1:1で語っているので、自分の『原点』を思い出しますね」
――「原点」というのは?
田中「友達に怪談を語っていた時の感覚ですね。そういう方が僕は喋りやすいので(笑)。本当に楽しくやらせてもらっています」
ぁみ「僕は、番組のコンセプトが面白いなと思います。与えられた環境(お題)でゲストと1:1で喋るわけですが、その中で、『こうしたら面白いのかな?』と普段とは違う方面で考えていくのが楽しいです。また、お二人が優しいので多少何かしても包み込んでくれるかなという安心感もあって、非常に好きな番組です(笑)」
――改めて、3人が考える「怪談の魅力」や「好きなテーマ」は何でしょうか?
田中「僕は、心が疲れた時に怪談って効くなって思います。充実している時に聴くのは違うような気がしていて...」
――「癒し」に近いのでしょうか?
田中「そうかもしれないです。不安とか不満とかやり切れなさといったネガティブな気持ちがある時の方が、怪談ってスッと心に入ってくる感覚があります」
ぁみ「僕は不思議の奥行きを感じられるところがすごく好きです。『なんでそんなことが!?』とか疑問を持つことにロマンを感じています。例えば、(仏壇前とかで)何か物が倒れた時に、何も感じずに無視する人や事象だけを認識して一瞥する人もいれば、『亡くなったおばあちゃんかも』と解釈する人もいる。起きた事象に対してどうアクションするか?の人間模様や人間ドラマだと思うんです」
――なるほど、確かに...
ぁみ「特に今回(#3)では『泣ける怪談』がテーマだったんですけど、僕は『温怪談』という書籍も出しているくらい人間模様の怪談が好きなんです。なので、そういった話も披露出来たのが大変うれしく思います」
篠宮「僕は芸人のすべらない話というかオチの作り方が怪談と似ていると思っています。最後に種明かしをしたり、ゾっとするような一言を言ったりするのが、オチを言って最後に笑かすのに近いと思うんです。なので、お二人の話し方やスキルが、怪談の魅力の1つになっているのかなと思います」
――喋り方、スキルの面で怪談を話す際のコツや気をつけている点を教えてください
田中「僕は天然なので...自分のことを分析して、話し方を変えるとか出来ていないんですよね(笑)」

――お聞きになった怪談をそのまま話されているということでしょうか?
田中「聞いた話の時系列の構成は行いますが...。本当に友達に話すような感覚で喋っています。特別な話し方は...」
篠宮「声が怪談に合ってますもんね」
田中「声だけは褒められるんですよ(笑)」
ぁみ「他にも良いところありますよ(笑)」
田中「声は怪談を褒める時の最終手段だと言われて傷ついたこともありましたが...(笑)。 確かに落ち着く声だとは自分でも思います」
ぁみ「僕は怪談を伝えるというのは、『思いやり』だと思っています。どなたかの大切な話をいただいて喋るので、ちゃんと伝わるように、ひいては実際にその場面に降り立っているかのような気持ちにさせられるように感情移入をして喋っています」
――まだ全話の収録が終わったわけではないですが、印象に残ったシーンはありますか?
ぁみ「来てくださったゲストの方々が『怪談に対する印象が変わった!』と言ってくださるのが印象的で、そこがこの番組の良さだなと思います」
篠宮「僕は怪談を生で聴くのがはじめてだったんですけど、『あ、なるほど、これが皆が怪談を好きになる理由か!』と感じました」

――具体的な魅力は何でしょうか?
篠宮「生だと臨場感があり迫力が伝わってきて、場面がより想像しやすかったです。映像ももちろん良いのですが、ライブに足を運ぶ気持ちがわかりました」
――怪談で勝敗がつき、負けると罰ゲームがあるということですが、シェフのお二人はこのスタイルをどう感じていますか?
田中「怪談って実は結構バトルがあるんです。ぁみさんも僕もタイトルホルダーなんです。なので対決となると『勝ちたいな』という気持ちはあって、対決用の怪談を用意しています。緊張感を持ってやっていますね。もし、勝負じゃなかったら僕はもう少し緩くなっていたと思います(笑)」
――罰ゲームの存在をお二人は収録はじまるまでご存知なかったということですが...
田中/ぁみ「本当に何も知りませんでした。怖すぎます(笑)」
ぁみ「田中さんの話は毎回魅力的で、だから勝敗がつくとはいえど、「怪談の優劣」ではないと思っているんです。その日のゲストの方がどう感じたかというだけの話で...。1つの空間の中で勝敗がつくというのは面白いので、視聴者の方はそこもひっくるめて楽しんでいけたらいいなと思います」
――勝つためにとっておきを出すといったことは...
ぁみ「ないです(笑)」
田中「ぁみさんは横綱相撲で(笑)」
ぁみ「いやいや!ただの怪談好きなので喋りたいことを喋っているんです(笑)」
――最後にファンの皆様に一言ずつお願いいたします

篠宮「この番組は上質な怪談を楽しめる番組であり、最後の罰ゲームまでワクワクしながら楽しめるようになっています!1:1のお二人の対決というのも、中々見られるものでもございませんので是非とも楽しんでください」
ぁみ「対決、罰ゲーム、雰囲気含めて本当に楽しい番組だなと思います。怪談苦手な方もいるかもしれませんが、怖いだけが怪談ではないので、まずは一度ご覧になってくださればうれしく思います」
田中「ゲストの方には1:1でお話しはしているんですけど、視聴者の方にも1:1で話している感覚があります。なのでゲストの方と同様に怪談の世界へ没入できると思うんですよね。是非ともご覧ください」
文・取材=田中諒
放送情報【スカパー!】
ぁみ&田中俊行 予約の取れない怪談ビストロ~暁(あきら)~
放送日時:#1 2026年2月6日(金)16:30~ ゲスト:逢田梨香子(声優・歌手)
#2 2026年2月6日(金)17:00~ ゲスト:小島みゆ
#3 2026年2月9日(月) 23:30~ ゲスト:白石茉莉奈
#4 2026年2月23日(月) 23:30~ ゲスト:板垣あずさ
放送チャンネル:エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ (スカパー!)
※2026年4月1日より「メ~テレNEXT ドラマ・エンタメ・ダンス」に名称変更
こちら
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