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千葉翔也×鬼頭明里×瀬戸桃子が語り合う『よう実』2年生編 「新入生たちは個性の強い人ばかり」

2026/04/09

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TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ4th Season 2年生編1学期』では、綾小路たちが2年生へと進級し、物語は新たな局面へと突入する。新たに導入されるOAAアプリや、強烈な個性を放つ新1年生たちの登場によって、高度育成高等学校の空気はさらに緊張感を増している。

今回は、綾小路清隆役の千葉翔也、堀北鈴音役の鬼頭明里、そして天沢一夏役として新たにシリーズに加わる瀬戸桃子にインタビュー。2年生編で感じた作品の変化やキャラクターの印象、アフレコ現場の雰囲気について語ってもらった。

――アニメシリーズも第4期となり、いよいよ2年生編がスタートします。OAAアプリの導入など学校に新たなシステムも加わりますが、まずは2年生編全体の印象から聞かせてください

千葉「これまでって、試験をやって、その結果でクラスが変動して......という流れがある程度ルーティーンとして出来上がっていたと思うんです。だからこそ、ここからどう新しい展開を加えるんだろうって、視聴者の方も思っていたはずで。でも、そこで高校生ものなら王道とも言える新入生という存在が入ってくることで、この作品にとってはすごく新鮮な見え方になっているんですよね。もうキャラクターは出揃っていると思っていたところに、まだこんなに新しい風が入ってくるんだって。アニメの脚本でも、その面白さがしっかり出ていると思います」

鬼頭「新入生が入ってきて、学校全体の空気もかなり変わったなと思います。しかも、その新入生たちが本当に個性の強い人ばかりで(笑)。一方で、私たち2年生側のキャラクターも、最初に始まった頃とはかなり変化していて、今まで見えていなかった面がどんどん見えてきています。鈴音も、入学当初からは考えられないくらい人として成長していると思いますし、綾小路も、知れば知るほど恐ろしい人だなという輪郭がはっきりしてくる。そんな中にまた新1年生が入ってきて、さらに物語がどう動いていくのか。まさに新しい風が吹いた感じがしました」

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

――新1年生は本当にキャラが濃いですよね

千葉「綾小路(清隆)や堀北(鈴音)って、いわゆる先輩風を吹かすタイプじゃないと思うんですよ。だからこそ、後輩が来たというより、対等に変な人たちが来たみたいな感覚があって(笑)。こちらが想定していた新入生像とは全然違う角度から来たなという印象でした。普通に学校へ通ってきた人なら、新入生ってこういう感じだよなとか、不良でもこのくらいのイメージかなとか、ある程度予想がつくと思うんですけど、綾小路はそういう感覚とも違う。ホワイトルーム出身ということもあって、より新鮮に映っているのかもしれないですね」

鬼頭「最初からホワイトルームの刺客がいるという話があるので、もう本当に全員怪しく見えるんです(笑)。みんな癖が強いし、何か裏があるんじゃないかって思わせてくる。そういう前提があるからこそ余計に怪しく見える部分もあるとは思うんですけど、それにしても一人一人のインパクトがすごいです」

千葉「これまでの人たちって、実は素直だったんだなとすら思わされるというか(笑)。1年生を見て初めて、『これまでの面々のこと、だいぶ分かってきてたんだな』と感じました」

――新1年生の登場によって、既存キャラクターの新たな一面も見えてきますよね

千葉「そうですね。たとえば龍園(翔)の入学前の話とか、武勇伝として聞いていたようで、ちゃんとは聞いていなかった部分も見えてきて。本当に中学から今の彼だったんだな...と、そういう再認識もあります」

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

――お二人は綾小路と堀北を長く演じてきましたが、それぞれのキャラクターはどんな存在になっていますか?

千葉「かなりメタな話をすると、1期の頃って、自分もまだ"どういう声優なんだろう"と思われていた時期だったと思うんです。だから、綾小路のあの棒読みとも取られかねない話し方に対して、『これは何なんだ?』って反応もあったと思うんですよ。でも、自分のキャリアを重ねる中で、その見え方も変わってきた気がしていて。静かだけど全能感がある主人公って、今見てもやっぱり珍しいんですよね。流行りに乗った主人公像じゃなくて、『よう実』のバランス感があったから成立したキャラクターなんだなって、今になってより強く感じます」

鬼頭「私も、この仕事を始めたばかりの頃にいただいた役を、こうして10年近く経った今も演じ続けられているのが本当にありがたいなと思っています。しかも、ずっと観ていますとか、次のクールも楽しみにしていますって、いろんな方に言っていただけることが増えて、長く愛されている作品に関われていること自体が、すごく幸せなことだなと感じています」

千葉「むしろ最近のほうが、『よう実』の話を人からしてもらう機会が増えた気がします。後輩からも『観てます』って言われたりして、それがすごく嬉しいですね」

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

――瀬戸さんは、今作から天沢一夏役として参加されます。オーディション時の心境を教えてください

瀬戸「私自身、中学生とか高校生の頃に観ていた作品だったので、オーディションのお話をいただいたときは、『自分にもチャンスがあるかもしれない』と、純粋にワクワクしていましたね。最初は七瀬翼と椿桜子を受ける予定だったのですが、マネージャーさんから『天沢も挑戦してみたら?』と背中を押していただいて。当日急きょ天沢も受けることになったので、正直あまり自信はありませんでした。それでも、合格のご連絡をいただいたときは本当に嬉しかったですし、同時に身の引き締まる思いでした。長く多くの方に愛されている作品ですし、私自身も視聴者としてその魅力を知っていたからこそ、精一杯向き合っていかなければいけないなと思いました」

――実際に天沢を演じてみて、どんな印象を持ちましたか?

瀬戸「すごく難しかったです。現場でも色々とディレクションをいただいたりしました。自分のキャリアの中でも、ここまで飛んだキャラクターを演じることがなかったので、本当に探り探りでしたね。しかも『よう実』って独特の緊張感がある現場なんです。私にとっては途中参加だったので、出来上がっている空気の中に入っていく転校生みたいな感覚もありました。でも、天沢って絶対に緊張して見えてはいけないキャラクターでもあるので、現場に入る前から天沢っぽい曲を聴いたり、このシーンで流れていそうな劇伴をイメージして気持ちを作ったり、雰囲気から入り込むように意識していました」

――その準備は、もともとのルーティーンだったんですか?

瀬戸「いえ、天沢がきっかけでした。天沢を演じるために始めたことが、今では他の現場でも自然とやるようになっています。自分にとっても新しい発見をくれた、大切なキャラクターですね」

――千葉さん、鬼頭さんは、新1年生キャストが加わることで、現場の雰囲気づくりを意識した部分はありましたか?

鬼頭「私は新しい人がたくさん入ってきたことで、もう全然違う現場だと思っていました(笑)。自分の中でもすごく新鮮な感覚でしたね」

千葉「役の話で言うと、綾小路って後輩にどう接したらいいのか、たぶん全然わからないと思うんです(笑)。だから、自分自身がどう接しようかなと思っている感覚も、うまく役に活かせるなと思っていました。皆さんと話して空気をよくしたい気持ちもありつつ、多少ぎこちなくても、それは綾小路らしさとして成立するな、と」

――千葉さん、鬼頭さんから見た瀬戸さんの印象はいかがですか?

千葉「原作を読んでいたときは、天沢のことは実はそこまで意識していなかったんです。綾小路って日常的にいろんな人から声をかけられるので、また誰か来たなくらいの感覚でもあったんですよ。でもアフレコでの天沢は、初登場からすごく完成されていて、ちゃんとそこで驚かされました。ギャルっぽいキャラクターはこれまでもいたけれど、上乗せじゃなくて根本から違うギャル像というか。瀬戸さんの感覚の新しさを感じましたね」

鬼頭「本当に最初から完成されていましたよね。『あ、こういう子なんだ』ってすっと納得できるお芝居でした。しかも、すごくのびのび喋る子だから、初登場から強く印象が残るんです。事前の段階では別の役を受けていたと聞いていたので、逆に驚くくらいハマっているなと思っていました」

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

――逆に瀬戸さんから見て、お二人と一緒にやってみた印象は?

瀬戸「初めてのアフレコの際は『本物の綾小路先輩...堀北先輩だ......』という感覚が強かったですね(笑)。アフレコが進むなかで、もちろん緊張もしていたのですが、お二人をはじめ現場の皆さんのおかげで、私も自然と『よう実』の世界観に入っていけた感覚がありました。天沢のようなキャラクターを演じるにあたって、どう仕掛けていくか、どんな節回しにするかなど色々と考えすぎてしまい、悩む瞬間もあったのですが、マイク前では不思議と考えすぎずにお芝居ができたんです。それはやっぱり、お二人がこれまで作ってこられた世界観がしっかりあったからだと思います」

千葉「でも綾小路との掛け合い、やりづらかったでしょ?」

瀬戸「いや、むしろ自分の中に1期、2期、3期を通して見てきた綾小路像があったので、『これこれ!』って嬉しかったです!なので違和感なく入れました」

――印象に残っている現場のエピソードはありますか?

瀬戸「収録がバラバラのことも多かったんですけど、やっぱり皆さん長くやられている作品だから、進行がすごくスムーズなんです。そのスピード感に必死に食らいついていた感じでした。終わった後に『あれ、ここどうやったっけ......』って記憶が飛ぶくらい必死で(笑)。自分が前に出すぎると天沢として成立しないので、『マイク前の私、頼む!』みたいな気持ちで臨んでいました」

千葉「『よう実』の現場、本当に早いんですよ。待ち時間もあまりないくらいのテンポ感で進むので、そこは独特かもしれないですね」

瀬戸「でも、その中でも細かくこだわってくださるところは何度もやらせていただいて。一言のセリフをすごく繰り返したこともありました。『もっと深いところに行ってほしい』と言っていただいたんですけど、その深みを出すのが本当に難しくて......。すごく勉強になりました」

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ4製作委員会

――もしOAAアプリのように、ご自身のパラメーターをつけるとしたらどうなりそうですか?

千葉「身体能力は......Dかな。Eではないけど、すごく高いわけでもない(笑)」

鬼頭「私は学力B、身体能力D。機転思考力 は高いと思うのでAかな(笑)。社会貢献性はBかCくらいかなと。集団の中にはいるけど、単独行動もしていたいタイプなんです」

瀬戸「私、学力はE寄りな気がします(笑)。でも機転思考力は意外とあると思っていて。人間観察が好きなので、この人はこうかもしれないとか、こっちの道のほうが危なそうだなとか、変な勘が当たることがあるんです。そういう意味ではBくらいあるかもしれないです。身体能力は本当にEですね。運動神経が悪い上に、ちゃんと怪我するタイプなので(笑)。社会貢献性もCかDくらいかな......。集団行動が得意ではないので、『よう実』の世界にいたら嫌われるタイプかもしれないです」

――では最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします

瀬戸「やっぱり一番の注目は、新1年生が入ってくることだと思います。その中にホワイトルームの刺客がいるかもしれない、という緊張感の中で物語が進んでいくんですけど、初回から本当に気合の入った映像になっていますし、スタッフさんもキャスト陣も、この作品にすごく熱を込めているんだなというのを感じていただけると思います。私自身も、その世界観を一緒に盛り上げていけたらと思っていますので、ぜひ今後の展開を楽しみにしていてください」

鬼頭「2年生になって、1年生の頃とはまた違う成長や変化が見えてくると思います。鈴音も、最初からは想像できないくらい協調性を身につけて、お兄ちゃんからも卒業して、いろんな変化を経た上で2年生編に入っていきます。そんな2年生たちが、癖の強い新1年生たちとどう関わっていくのかも含めて、楽しみながら見ていただけたら嬉しいです」

千葉「4期は学年が上がったこともあって、改めて『よう実』をもっと盛り上げたい、より良いものにしたいという空気が制作陣の中にも強くある気がしています。その中で、もともといたレギュラーメンバーの安定感もすごくて、堀北の声を聞くと"実家に帰ってきた"みたいな安心感があるんですよね(笑)。さらに、新しいメンバーが加わったことで、世界観がより強固になったと思います。『よう実』を知っている世代の方たちが、新たなキャストとして入ってきて、その熱量で掻き回してくれているのも今作の強さです。4期は、本当にずっと"何か面白いことが起きそう"という空気が漂っているので、ぜひ楽しんでいただいて、ファン同士でもたくさん語ってもらえたら嬉しいです」

取材・文=川崎龍也

TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season』公式サイト

放送情報【スカパー!】

TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season』
TOKYO MX、AT-Xほか各局にて好評放送中

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