柴咲コウ×オダギリジョー×満島ひかりが共演!3人の繊細な芝居で描く"笑って泣ける"物語「兄を持ち運べるサイズに」
俳優・歌手として幅広く活動し、数々の話題作に出演してきた柴咲コウ。俳優として多彩な役柄を演じる一方、映画監督としての一面も持つオダギリジョー。そして、確かな演技力で数々の賞を受賞してきた満島ひかり。
日本映画界で活躍する3人の俳優が共演する映画「兄を持ち運べるサイズに」が、10月11日(日)に日本映画専門チャンネルにてTV初放送される。
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
本作は、作家・村井理子の実体験を綴ったノンフィクションエッセイ『兄の終い』を原作とし、「湯を沸かすほどの熱い愛」や「浅田家!」で知られる中野量太が脚本・監督を務めている。
物語は、理子(柴咲コウ)が大嫌いだった兄(オダギリジョー)の急死を警察から知らされるところから始まる。兄の遺体を引き取るために東北へ向かい、そこで兄の元妻・加奈子(満島ひかり)や、その子供たちと7年ぶりに再会する。
火葬後、理子は兄が住んでいたゴミ屋敷と化したアパートを、加奈子たちと協力して片付けることに。そこで見つけた写真や加奈子の言葉をきっかけに、理子は自身が知らなかった兄の一面に触れていく。
■『兄を持ち運べるサイズに』──中野量太監督が5年ぶりのメガホンで問いかける"人を見送る意味"
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
劇中における柴咲、オダギリ、満島の芝居は、じっくりと観察したくなるほど緻密だ。主人公・理子を演じる柴咲は、身勝手な振る舞いで家族を振り回してきた亡き兄への苛立ちを硬質な視線で体現する。また、アパートを片付ける場面では、遺品を手にする際の指先や表情の変化などを通して、長年の絶縁がもたらした心の隔たりを生々しく表現している。
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
回想シーンや理子の脳内に登場する兄役のオダギリは、掴みどころのない緩やかな間と声のトーンで、どこか憎みきれない人間臭さを感じさせる。自分勝手な行動で周囲を困惑させる一方、子供や動物をかわいがる兄の複雑な人物像を、飄々とした佇まいの中ににじませている。
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
兄の元妻・加奈子を演じる満島の芝居も印象的だ。元夫の悪口を並べ立てる理子の言葉を静かに受け止めながら、柔らかく落ち着いたトーンでぽつりと語りかけ、ふと見せる視線の動きやわずかな表情のグラデーションで、言葉にできない感情の余白を埋めている。
クールな佇まいの内に複雑な感情を秘める柴咲の緊張感、飄々とした空気感で場を和ませるオダギリの緩やかさ、そして、一瞬で場面の空気を変える満島の包容力。3人それぞれの持ち味が重なり合うことで、物語に一層の奥行きが生まれている。
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
人間の可笑しみや哀愁を軽妙かつ丁寧に紡ぎ出した映画「兄を持ち運べるサイズに」。派手な事件が起きるわけではない日常の情景の中で、3人の個性が絶妙にかみ合うアンサンブルと、兄の死をきっかけに、もう一度、家族を想いなおす笑って泣ける物語を、今回の放送でぜひ堪能してほしい。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
兄を持ち運べるサイズに
放送日時:2026年10月11日(日) 21:00~ほか
チャンネル:日本映画専門チャンネル(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:柴咲コウ オダギリジョー 満島ひかり ほか
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