20年近く韓流の中心としてブームをけん引してきた俳優イ・ジュンギ。時代劇はもちろん、現代劇でも集中力の高い演技で視聴者の心をがっちり掴んで離さない。さらに、イベントでは見事なステージパフォーマンスでファンをとりこにする。韓国では最新作『アゲイン・マイ・ライフ』の放送もスタートし、“イ・ジュンギの魅力”があふれていると話題沸騰中。そんな彼の魅力を３ヵ月にわたって特集する「イ・ジュンギプロジェクト2022」が始動。

ドラマ

ラブ・サスペンス『悪の花』で見せた究極の魅力

殺人犯として追われ素性を偽って生きてきた夫と、秘密を知らないままを深く愛する妻。次々に起こる不可解な事件の中で、夫婦の愛の形を描いたサスペンスロマン。イ・ジュンギが演じたのは、犯罪者の父に抑圧されて育ち、普通の人のような感情が自分にはないと知っている主人公。身に覚えのない新たな殺人事件の容疑者となった彼が、妻子との暮らしを守るため必死になって真相を追及する。彼の微妙な心の動きを繊細に表現してみせる、神がかった演技を今からでも見てほしい。

抜群のアクションセンスを見せた『クリミナル・マインド：KOREA』

しばらく時代劇が続いたイ・ジュンギが、2017年に久々に出演した現代劇が一挙放送。本格クライム・アクションのドラマはアメリカ作品のリメイクだが、国家機関にスカウトされてプロファイリング能力を発揮する、爆弾処理班出身のヒョンジュンという彼が演じたキャラクターは韓国版オリジナルのキャラクター。冷静さと情熱を併せ持ち、同僚たちと難事件に立ち向かう主人公をキレのいいアクションと共に披露した。後に『悪の花』で再共演するムン・チェウォンとの息の合った演技も見もの。

時代劇俳優の本領を発揮した『アラン使道伝-アランサトデン-』

６月からはイ・ジュンギの真価が分かるファンタジー時代劇がスタート。朝鮮時代、幽霊が見える貴族の青年が、自分が死んだ理由を知りたいと願う美しい女の幽霊に付きまとわれ、彼女の死の真相と自身の母の失踪事件を探るうち、次々に不可思議な出来事に巻き込まれていく。麗しい韓服姿で、シン・ミナ演じるかわいい幽霊との切ない恋模様を演じて、『イルジメ[一枝梅]』以来となった時代劇で、その魅力を120％発揮。

バラエティ＆ファンミーティング

エンターテイナーとしてのイ・ジュンギを堪能

『イ・ジュンギ：JG ISLAND』

2017年の秋、沖縄に長期滞在して写真集の撮影に臨んだイ・ジュンギに密着したバラエティ番組『イ・ジュンギ：JG ISLAND』が全６話構成で登場。台風が近づく中、到着した沖縄で街を普通に散策したり、海ではスキューバダイビングやパラセーリングなどアクティビティに挑戦したりするなどアクティブに過ごした。竹富島にも足を伸ばし自然を満喫。飾らない普段着のイ・ジュンギの魅力と共に、旅気分もたっぷり味わえる。

『イ・ジュンギ アジアツアー inジャパン スペシャル版』

俳優としてはもちろん歌やダンス、トークなどを披露するステージでも毎回ファンを魅了するイ・ジュンギ。番組では2016年のクリスマスイブにパシフィコ横浜で行われた公演から『イ・ジュンギ アジアツアー inジャパン スペシャル版』をお届けする。ライブだけでなく、ファンを相手にドラマのラブシーンを再現したり、ガールズグループのダンスを披露するなど大サービス。

『2016 Lee Joon Gi SPLENDOR Family Day』

また、同年５月に東京国際フォーラムで開催したファンミーティング『2016 Lee Joon Gi SPLENDOR Family Day』の模様を『完全版』として放送する。このイベントは４月生まれの彼にとって１ヵ月遅れのバースデイパーティーでもあり、大勢のファンから祝われて大喜び。ファンサービスでは定評のあるイ・ジュンギが、ファンの夢を叶えてステージで実演するというコーナーも。６年前の彼の姿に感慨深い思いになりそう。

切ない愛を描いた現代劇と素顔を見せたバラエティ、アクション大作にステージイベント、時代劇と、さまざまな番組で、韓流の中心に立つ男イ・ジュンギの魅力を再発見しよう。

文：小田香

写真提供：マイデイリー

イ・ジュンギ　プロジェクト2022　特設サイト

https://www.homedrama-ch.com/special/leejoongi_project2022