セントチヒロ・チッチ(BiSH)のガチ度が高まる！より深くスパイスの世界を探求

7月30日に開催予定だったBiSH史上最大規模の野外ワンマンライブ「BiSH OUT of the BLUE」は延期となったものの、2023年に決まっている解散に向けて12ヶ月連続のシングルリリースなど精力的な活動を展開しているBiSH。個人個人もその個性を生かし、ソロとしても多方面で活躍しているが、メンバーのセントチヒロ・チッチが出演しているのが、「スパイストラベラー」だ。

無類のカレー好きアーティストとして知られるチッチとDragon Ashのドラマー・桜井誠がMCを務めるこの番組では、生粋のマニア"カレーおじさん＼(^o^)／"ことAKINO LEEと共に名店を巡ったり、「スパイスドランカーやぶや」の店主・藪晋伍からカレー作りを学んだりと、奥深きスパイスの世界を探求していく。その人気の高さから、4月にはカレーと音楽が融合した「マサラーフェス」も開催された。

これまでに多くの名店に足を運び、絶品カレーを口にしてきたチッチと桜井。例えば、数々のルールがあるお店として有名な荻窪の吉田カレーを訪れた際には、Instagramで見て以来、恋していたというと美しい盛り付けのカレーを目の前に、チッチは思わず笑顔がこぼれる。そして一口食べると、顔をほころばせながら「おいしさは、1億点満点」と直球なコメントで喜びを爆発させた。

一方の桜井は「ご飯の上のキーマが島国だとしたら、広がるグレイビーは海で、大きな珊瑚礁のように豚が横たわっています。そして魚が泳ぐように青ネギが散らされて、中華アチャールがパラっと砂浜のようなイメージで盛り付けられています」と、その美しいビジュアルを海に例えながら表現した。

また沖縄・石垣島にも足を伸ばし訪れたベトナム料理屋・石垣商店では、地の名産である美崎牛を使ったベトナムシチューを堪能。スパイスをふんだんに使っているという珍しい一品を口にしたチッチは「甘い香り...シナモン！」とスパイスを見事正解し、番組3年目でその成長ぶりをアピール。「作ってくれたお母さんのあったかさみたいなものも入っていて、ベトナムの風も感じて、とってもとっても美味しいビーフシチューです」と情感たっぷりにその味を言葉にした。

蓮根にあるモダンスリランカ料理を味わえるロジャースキッチンでは、彩り豊かなワンプレート料理を口にしたチッチ。「びっくりしたんですよ。ガンガンガンガンって。甘い！酸っぱい！苦い！そして、うまい！が結構強めに来て」と様々な味が混ざり合っていく衝撃を、身振り手振りを交えながら興奮気味に伝える等身大な姿が印象的だった。

フジテレビNEXTにて「真夏のスパイス祭り」一挙放送(#25～40)として計8時間にわたってオンエアされる「スパイストラベラー」。名店巡りに加えて、スタジオにゲストを招き、スパイス料理を囲みながらのトークコーナーも実施されるが、これまでにBiSHメンバーも登場しており、#25・26にはアユニ・DがソロプロジェクトのPEDROとして、#35・36にはアイナ・ジ・エンドとリンリンも出演。カレーマニアはもちろん、チッチの豊かな表情や独特の感想など、BiSHのファンも見逃せない内容となっている。

文＝HOMINIS編集部