糸川耀士郎のデビューのきっかけに平野良、思わずツッコミ「東京への執着がすごい」

MCの平野良と2.5次元舞台を中心に活躍する人気俳優が、ここでしか聞けない本音トークを繰り広げる情報バラエティ「2.5次元ナビ！」。日テレプラスで8月22日(月)に放送される#65は、舞台『黒子のバスケ』の赤司征十郎役やミュージカル『刀剣乱舞』の浦島虎徹役で知られる糸川耀士郎がゲスト。

いつものように、ナビ隊！による最新舞台リポートから......と思いきや、平野の後輩で番組にゲスト出演したこともある谷佳樹が登場。今回特別に番組リポーターを務める谷が、昨年放送されたアニメを舞台化した『NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-』の魅力をゲネプロ映像とともに紹介する。そして、本番組初のイベントとなる、平野演出「2.5次元ナビ！シアターVol.1～セッションしようゼ！～」の初公開となるビジュアル撮影の模様をリポート。この告知のためにやってきた谷は気合十分で、平野とイベントへの意気込みなどを語り合った。

ゲストトークのコーナーでは、番組初出演となる糸川耀士郎が登場。昨年ロックミュージカル『MARS RED』で初共演を果たした2人は、互いの第一印象を振り返る。糸川はリラックスした様子で初日から稽古に臨んでいた平野について、「僕が目指すべき背中がありました」と大絶賛。一方の平野は、顔合わせで糸川のユーモア溢れる挨拶に驚かされたエピソードを披露した。

また平野は、『MARS RED』の演出を手がけた西田大輔が番組にゲスト出演した際、「注目の俳優」として糸川の名前を挙げていたと話す。注目された理由を予想してみてと言われた糸川は、「いじってるとしか思えない(笑)」と語り、実際にVTRを見て答え合わせすることに。

続いて、番組恒例の「デビューのきっかけ」の話題へ。もともと糸川は、自分の店を持っていた兄に憧れて美容師を目指すようになり、「美容師やるなら東京っしょ」と上京してきたという。専門学生時代には「当時カリスマ的人気だった北村諒くんのヘアスタイルを真似した」、美容師時代には「ファッション誌の"今注目の若手イケメン美容師特集"に呼ばれた」といった濃いエピソードが飛び出す。さらに、ネットで音楽オーディションの告知広告を見て「東京で俺の力を試してぇと思って(笑)。軽い気持ちで挑戦しました」と語ると、平野から「東京への執着がすごいね」とツッコミが入り、スタジオは笑いに包まれた。そこから、芝居の道へ方針転換した経緯、初舞台での悔しかった経験など、話が広がっていく。

その後は、2.5次元で初めて大きなステージに立った超歌劇『幕末Rock』シリーズでの思い出や、29歳になった糸川の「20代のうちにやりたいこと」について話が弾む。さらに、9月・10月に上演予定の『ダイヤのA』The MUSICALに関するトークへ移り、糸川演じる沢村栄純にまつわるミニゲームを行うなど、盛りだくさんの内容となった。

収録後、糸川に番組の感想などを聞いた。

――収録を終えられての感想をお聞かせください

「良くんは普段から仲良くしてもらっている先輩ですし、いつも通りの雰囲気で話せてよかったです。とくに、東京トークは盛り上がりすぎて、笑ってばかりでした(笑)」

――番組内でも語られていましたが、改めて『ダイヤのA』The MUSICALへの意気込みをお聞かせください

「2年前に公演中止になった作品をついに上演できるということで、『ダイヤのA』への愛やキャスト・スタッフみんなの団結力がより高まっている気がするんです。そんな気持ちもすべて乗せて、熱い舞台をお届けします！」

――ファンの皆様へメッセージをお願いします

「こういったテレビ収録にあまり慣れていないので、最初は緊張していたんですが、無事にいつもの糸川を出せたと思います。そんな僕と良くんのトークを、ぜひ楽しみにしていてください」

取材・文＝中島文華