日本デビューを間近に控えるIVE(アイヴ)、リーダーのユジンや日本人メンバーのレイら、各々の卓越したスキル

10月19日(水)、日本1st Single「ELEVEN -Japanese ver.-」で日本デビューすることが決決まった6人組ガールズグループ・IVE(アイヴ)。昨年12月に発表された韓国デビュー曲でもある「ELEVEN」は、韓国音楽史上最速で国内音楽番組のランキング1位を獲得し、そのMVが1.5億回再生を突破するなど、大きな反響を巻き起こした楽曲。既に日本語バージョンの先行配信と日本オリジナルのMVも公開されており、日本デビューを目前にした彼女たちの動向に注目が集まっている。

■「ELEVEN」「LOVE DIVE」「After LIKE」で見せたIVEの快進撃

IVEは、8月22日に韓国3rdシングル「After LIKE」をリリース。EDMやポップス、ハウスなどのサウンドがミックスされた華やかなナンバーで、早々にミリオンセールスを達成し、2021年以降に韓国デビューした新人グループの中で最高販売数を記録したことも話題を呼んだばかりだ。デビューからの3曲で音楽番組30冠を達成するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女たちは、国内のバラエティにも引っ張りだこ。「ELEVEN」「LOVE DIVE」に続き、「After LIKE」のカムバック時にも、人気音楽バラエティ「週刊K-POPアイドル#576」(韓国放送日:2022年8月24日)に出演を果たした。

IVEのYUJIN(ユジン)、GAEUL(ガウル)、REI(レイ)、WONYOUNG(ウォニョン)、LIZ(リズ)、LEESEO(イソ)が出演したこの回は、レギュラーMC・ウニョクの代理で、同じSUPER JUNIORのヒチョルがファン・グァンヒと共に司会を担当した。

ヒチョルがIVEのダンスを色っぽく真似して盛り上がった爆笑オープニングトークに続いて、早速、最新曲「After LIKE」のパフォーマンスが披露された。チャーミングからセクシーまで"表情管理"も完璧のメンバーたち。後半はガウルと日本人メンバーのレイによるクールなラップが楽曲の熱をさらに高め、改めて2人のリズム感の良さとラップスキルに驚かされた。

■リーダーのユジン、日本人メンバーのレイら、6人のメンバーが魅せる多彩な魅力

7月から加わった番組の新コーナー「Fans Who Rank」では、DIVE(IVEのファン)が事前に様々なお題でIVEをランク付け。スタジオでメンバーが実際に付けた順位と比較してトークに花を咲かせる。貴重な幼少期の写真や秘話が明かされた「育てるのが一番大変だったメンバーは？」といった様々なお題で、お互いの知られざるエピソードが暴露され、ファンのランキングに一喜一憂する等身大のリアクションも飛び出した。

ミニコンサートのような臨場感が味わえる歌唱のコーナー「Weekly Playlist＋(プラス)」では、「ELEVEN」、2枚目のシングル『LOVE DIVE』に収録されている「ROYAL」、Zedd and Kehlani(ゼッド＆ケラーニ)の「Good Thing」の3曲が披露された。

スタンドマイクに向かって歌う「ELEVEN」は、6人の個性的な歌声がかつてないほど浮き彫りになり、クールでダンサブルな「ROYAL」はボーカルラインの伸びやかな歌とガウル＆レイの低音ラップに酔わされる。さらに、ユジンがソロでカバーした「Good Thing」は、IVEの楽曲で見せる表情とはひと味違う、彼女のソウルフルな表現力に息を呑む。

番組の終盤、ランダムに流れる楽曲に即座に反応して踊るという、番組恒例の「Random Play Dance」コーナーも大盛り上がり。3回目の出演にして初挑戦となった彼女たちだが、緊張の中で焦ってジタバタしたり、ミスにも動じない太々しさ(？)を見せたり...と、個々のキャラクターがよく出た"珍プレー"は必見だ。日本デビューが間近に控える中、他では見られないIVEの素顔を存分に堪能したい。

文＝川倉由起子