ジュンスが約3年ぶりに日本で披露した生ライブ!凄まじい声量とロングトーンで胸が震える極上のバラードも

今年6月、ジェジュンとタッグを組んだシングル「六等星」(J-JUN with XIA)が大きな話題を集めたジュンス。同作をリリースした翌月には、東京ガーデンシアターにて3日間に渡ってコンサート「KIMJUNSU 2022 CONCERT 'DIMENSION' in TOKYO」を開催。約3年3ヶ月ぶりとなる来日ということもあり、ファンからも熱い視線が注がれた。
3月に発表したミニアルバム「DIMENSION」を引っ提げた同コンサートは、ジュンスが新しく描いていく音楽の世界観を"次元"というテーマで表現し、彼とこれまで共に歩み、そしてこれからも共に歩んでいく人々への想いが込められた待望の日本公演だ。韓国を代表するヴォーカリストとして、またミュージカル俳優として、着実に積み上げてきたキャリアが光るステージングに、改めて圧倒させられたファンも多かったに違いない。

(C) 2022 PALMTREE ISLAND Co., Ltd. All rights reserved
はち切れんばかりのファンの期待に押されて幕を開けたステージは、2012年に発表した初のソロフルアルバム「Tarantallegra」の収録曲「Fever」のオープニングから、彼のパフォーマンスの真骨頂をこれでもかというほど見せつける。
1曲目からトップギアで展開されるキレキレのダンスは神々しいという表現がピッタリだ。「DIMENSION」の収録曲であり、初披露となったシンセポップベースのR&B「COLOR ME IN」では、力強さとしなやかさが同居したダンスも披露。ポップなダンスチューン「Fantasy」はスタンドマイクで緩やかに体を揺らしながら歌い上げるなど、どんなテンポの楽曲でも圧巻の歌とパフォーマンスを完璧に届けるジュンスのステージは、やはり信頼しかない。

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そして、その場を支配するようなジュンスの圧倒的歌唱力が堪能できるのは、やはり極上のバラードだ。大ヒットドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」(2016年)のOST「How Can I Love You」は、椅子に座って情感たっぷりに歌い上げ、琴線に触れる美しい高音がいつまでも胸に残る。
2010年に日本でリリースされた日本語曲「悲しみのゆくえ」も圧巻だ。シンプルな曲調ゆえに、ジュンスが切々と歌い上げる歌詞も染み入るようで、凄まじい声量と、どこまでも伸びていくロングトーンには目頭が熱くなる。また、日本ならでは選曲として選んだカバー「僕が死のうと思ったのは」(中島美嘉)は、叙情的で心臓を激しく揺さぶるような表現力の凄みを体感できることだろう。

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11月からは韓国でミュージカル「ウエストサイド物語」の公演が控えているジュンス。ミュージカル俳優としても揺るぎないポジションを確立する彼のステージは、どんなに広い会場でも観客を一人残らず満足させる。
ブレない体の軸で魅せるダンス、会場の隅々に響き渡る神がかったボーカル力――そうした"公演絶対強者"たる彼ならではの、他の追随を許さないライブパフォーマンスを画面からも目に焼き付けたい。

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文=川倉由起子
【セットリスト】
1. Fever
2. X Song
3. Color Me in
4. 愛したくない
5. How Can I Love Tou
6. 低い星
7. 蝶
8. 悲しみのゆくえ(日本語)
9. 僕が死のうと思ったのは(日本語)
10. 奏(日本語)
11. 君じゃない誰かなんて
12. 君をかく
Encore
13. Fantasy
14. さくらんぼ
放送情報【スカパー!】
KIMJUNSU 2022 CONCERT 'DIMENSION' in TOKYO
放送日時:2022年10月29日(土)21:30~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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