ヒョンジンらの新ビジュアルにも反響の声！トップに上り詰めるスキズことStray Kids流のラブソング「CASE 143」

約7ヶ月ぶりに7枚目のミニアルバム「MAXIDENT」をリリースした"スキズ"ことStray Kidsのカムバックが話題を呼んでいる。

10月7日に発売された「MAXIDENT」は発売から1週間で218万枚の売上枚数を叩き出し、今年3月にリリースした前作「ODDINARY」に続くダブルミリオンセラーを早々と達成したほか、「ビルボード200(米アルバムチャート)」(10月22日付)においても2作続けて首位を獲得。世界的反響を呼んだ前作を上回るハイペースぶりに、歴史的な大記録を叩き出すのでは...と、発売早々、周囲をザワつかせている状況だ。

■スキズ流のラブソング「CASE 143」の破壊力！フィリックスの低音ボイスにも魅了される圧巻のパフォーマンス

8人全員が楽曲制作に携わっていることでも話題のこのアルバム。中でも、制作の中心メンバーであるBang Chan(バンチャン)、Changbin(チャンビン)、HAN(ハン)による"3RACHA"が作詞作曲を手がけた「CASE 143」は、タイトル曲としてはグループ初のラブソング。恋の胸騒ぎを"事件"と例えたStray Kidsらしいコンセプチュアルな1曲で、発売当日の10月7日に韓国KBSで放送された"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1138」のパフォーマンスは大いに注目を集めた。

中毒性のあるイントロ＆ラップで始まる「CASE 143」のカムバックステージに、レザーの"セーラー風衣装"で登場した8人のメンバーたち。"I Love You"という愛のメッセージを"143"という暗号で表現した歌詞とリンクするハンドサインや、サビでの心の揺れ動きを表現するような腕のウェーブなど、スキズ流のラブソングを存分にアピールした。

また、緩急を感じさせるサビでのFelix(フィリックス)の印象的な低音ボイスや、Changbin(チャンビン)、HAN(ハン)の畳み掛けるようなラップ、Seungmin(スンミン)とI.N(アイエン)の伸びのある歌声など、それぞれの見せ場で発揮される強烈な個性に目が奪われる。そして瞬く間に駆け抜ける約3分間半――"エンディング妖精(曲終りでカメラに抜かれるメンバーのこと)"となったHyunjin(ヒョンジン)のショートヘアに眉ピアスという新たなビジュアルも話題を集めた。

■スキズの"男子高生ノリ"な仲の良さも際立つ！新MC イ・チェミン＆ウォニョン(IVE)による爆笑インタビュー

新MCに抜擢され、2週目とは思えない好相性ぶりが話題となっているイ・チェミン＆ウォニョン(IVE)によるインタビューコーナーにも登場した8人。"143(I Love You)"が表す意味についてレクチャーすると、早速チェミンが「294(So Beautiful Girl)」とアレンジして、ウォニョンにメッセージを伝える場面も。

爽やかに相方を褒めるチェミンや照れるウォニョンの可愛らしさもさることながら、冷やかすように大騒ぎするスキズたちの様子が、男子高生並みのリアクション！淡々とした曲紹介で終わることもあるコーナーだが、この日のインタビューは字幕版で見返したい珍場面となった。

■AB6IXのカムバックに加え、スルギ(Red Velvet)やシウミン(EXO)といった実力者たちがソロで登場

この日の放送では、6枚目のEP「TAKE A CHANCE」をリリースした4人組ボーイズグループ・AB6IXもカムバックステージを展開。ベースラインが印象的なサウンドに乗せて愛を比喩的に表現したタイトル曲「Sugarcoat」を披露し、サビでのファルセット気味の高音や、流動的なダンスなどオシャレな楽曲で爽やかな魅力を見せつけた。

Red VelvetのSEULGI(スルギ)はソロデビューミニアルバム「28 Reasons」から同名タイトル曲をパフォーマンス。歌・踊り共に高いレベルを誇る彼女は、ミニマムなトラックに合わせて囁くようなボーカルとしなやかなダンスを披露し、ガールクラッシュな魅力を振りまいた。

また、デビュー10年でリリースした初のソロアルバム「Brand New」が話題を呼んでいるEXOのXIUMIN(シウミン)も、先週に引き続き、同名タイトル曲をステージング。個性的かつ実力者揃いのEXOの中でも、最年長メンバーとして様々なコラボやプロジェクトに挑んできたシウミンだけに、ソロステージも多彩な魅力が凝縮。ポップなナンバーの中にも、時にハードなダンスを挟み込んだメリハリのあるパフォーマンスでさすがの存在感を放ち、エンディングのポーズも余裕たっぷり。

ベテランながら新鮮な魅力に溢れたソロステージから、インパクト抜群のカムバック、初々しい新MCによるアンコールステージまで、見せ場の多いミューバンの放送回だった。

文＝HOMINIS編集部