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「ユミの細胞たち」など話題作が相次ぐアン・ボヒョン、「日本のファンの存在は大きな力になっています」

2022/10/25

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来日しインタビューに応じたアン・ボヒョン
来日しインタビューに応じたアン・ボヒョン

日本でも大ヒットした「梨泰院クラス」(2020年)で長家(チャンガ)グループの跡取り息子・グンウォンを演じ、"人間のクズ"とまで言われる悪役ぶりが注目を集めたアン・ボヒョン。9月17日には初の来日も実現し、待望の初主演ドラマ「軍検事ドーベルマン」のトークイベントが話題を呼んだばかりだ。

10月26日(水)より衛星劇場にて放送される「軍検事ドーベルマン」は、タブー視されてきた階級が幅を利かせる"軍法廷"にフォーカスを当て、スタイリッシュな演出と痛快な展開が韓国で大評判となったアクション・ドラマ。金のために軍検事として働く"ドーベルマン"ことド・ベマンを演じたボヒョンが、本作にどのような思いで臨んだのか?その撮影の裏側をインタビューで明かしてくれた。

初来日して行われたアン・ボヒョンの「軍検事ドーベルマン」SPトークイベント
初来日して行われたアン・ボヒョンの「軍検事ドーベルマン」SPトークイベント

(C)TIMO Japan

――日本でも「梨泰院クラス」以降、「マイネーム:偽りと復讐」「ユミの細胞たち」(共に2021年)などで人気を集めていますが、日本での人気を実感されていますか?

「運が悪くもコロナウイルスと時期が合致して人気を実感できることは多くありませんが、SNSを通じて日本のファンの方々がたくさんできたということを体感したりします。またプレゼントをたくさん送って頂き、有難いですし、大きな力になっています」

――「軍検事ドーベルマン」で初主演に挑戦されましたが、初めてキャスティングの提案を受けた時はどうでしたか?また、出演を決めたきっかけは?

「初主演だったのでプレッシャーを感じましたが、監督が『"ドーベルマン"という単語を思い浮かべた時、アン・ボヒョンが思い浮かんだ。"強靭で悪にも勝てるような人"だ』と仰って頂いて凄く有難かったですし、『弁護人』を執筆されたユン・ヒョンホ作家と作品を一緒にしたいと思い、出演を決めました」

アン・ボヒョン
アン・ボヒョン

(C)松竹ブロードキャスティング/撮影:矢嶋英幸

――アン・ボヒョンさんとド・ベマンは似ている点はありますか?

「ド・ベマンも簡単に諦めないタイプですし、僕も根気よく諦めずに直進するタイプではあったので、そういう部分が少し似ていたと思います。外見的には強いふりをしていますが、実は心の中は温かい人物なのでそのような部分がとても良かったと思います」

「軍検事ドーベルマン」
「軍検事ドーベルマン」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

――「軍検事ドーベルマン」はスタイリッシュなアクションシーンも話題になりましたが、どのようにアクションシーンを準備されたのでしょうか。

「アクションシーンが思ったより多くて準備を入念に行いました。幸いにも武術監督が以前作品をご一緒した監督で、僕の長所・短所を知っている方だったのでリラックスしながら挑みました。アクションシーンは相手と呼吸を合わせるのが重要で、ケガをしないように努力しました。軍隊内でこのようなアクションを見せるということが新鮮でしたし、ド・ベマンならどうするか悩みながら挑みましたが、上手くできたようで良かったです」

チャ・ウイン役のチョ・ボア(「軍検事ドーベルマン」)
チャ・ウイン役のチョ・ボア(「軍検事ドーベルマン」)

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

――(新任の軍検事で、べマンと一緒に腐敗に対峙していくことになる)チャ·ウインを演じたチョ·ボアさんとは初めての共演でしたがいかがでしたか?

「ボアさんは小柄なのにアクションシーンに挑む姿や演技に対する熱意を見ながら良い刺激になりました。また演技について些細なことでも話し合ったので、そういう部分がドラマにしっかり表れていたと思いますね。本当に"ケミ"が発揮できましたし、感謝を伝えたいです」

「軍検事ドーベルマン」
「軍検事ドーベルマン」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

――アン·ボヒョンさんが考えるド・ベマンの魅力は何だと思いますか?

「一度噛みついたら離さないという猟犬のような一直線なスタイルがカッコ良いと思いましたし、外見的には強く見えてツンデレ要素もありますが、実はすごく温かく情が深いところが魅力だと思います」

「軍検事ドーベルマン」
「軍検事ドーベルマン」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

――「軍検事ドーベルマン」は韓国初の軍法廷を題材にしたドラマで、ストーリー、演技、演出の3拍子が揃い、韓国で高い視聴率を記録しましたが、日本の視聴者に見どころを教えてください。

「韓国でも初めて試みる軍法廷物でしたし、好評だったので気持ちよく撮影を終えることができました。日本でも今までにはなかった題材なので、より気になるのではないかと思います。ストーリーがまったく予想できないことが多いので、予想しながら見るのがより楽しいと思いますし、そのような要素をいっぱい盛り込んだドラマなので、そこにフォーカスを合わせてくださればもっと楽しくご覧頂けると思います。そして、ド・ベマンと僕、アン・ボヒョンもたくさん愛してください!」

アン・ボヒョン
アン・ボヒョン

(C)松竹ブロードキャスティング/撮影:矢嶋英幸

文=HOMINIS編集部

放送情報【スカパー!】

軍検事ドーベルマン
放送日時:2022年10月26日(水)23:00~
アン・ボヒョン「軍検事ドーベルマン」SPトークイベント
放送日時:2022年10月31日(月)6:15~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくは
こちら

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