メインコンテンツに移動

デビュー4周年を迎えたATEEZ、一糸乱れぬアグレッシブなステージで魅了した「スペシャルな光景」

2022/11/10

この記事を共有する

「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」
「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」

10月24日にデビュー4周年を迎えた8人組ボーイズグループ・ATEEZ(エイティーズ)。10月29日のソウル公演を皮切りに、現在はワールドツアー「THE FELOWSHIP:BREAK THE WALL」を開催中で、華々しく5年目の幕開けを飾った格好だ。

今年の上半期を見ても彼らの活躍は目覚ましく、1月から3月にかけて欧米を回ったツアー「THE FELLOWSHIP:BEGINNING OF THE END」では世界中のファンが熱狂。7月にリリースしたアルバム「THE WORLD EP.1:MOVEMENT」が「ビルボード200(米アルバムチャート)」で3位を叩き出すなど、フルスロットルで2022年を駆け抜けている。

猛烈な勢いで躍進を続けるATEEZだが、今年8月15日には韓国で開催されたイベント「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」に出演。多彩なアーティストに混ざり、世界を唸らす実力派のパフォーマンスを披露した。

青瓦台の野外ステージで繰り広げたATEEZのステージ(「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」)
青瓦台の野外ステージで繰り広げたATEEZのステージ(「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」)

(C)KBS

"600年の道が開かれる"と題された同イベントは、韓国の歴史を象徴する青瓦台(チョンワデ)の野外特設ステージで開催された光復77周年文化遺産訪問キャンペーンの特別公演。元B1A4のジニョンと女優のシン・イェウンがMCを務め、Wanna One出身のハ・ソンウン、IZ*ONE出身のチョ・ユリ、Apinkのユニット「CHOBOM」ら人気スターたちが顔を揃えた。

「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」
「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」

(C)KBS

「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」
「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」

(C)KBS

広大な空の下、登場したATEEZは「WONDERLAND」と「Guerrilla」の2曲を披露。「WONDERLAND」は誰もが耳なじみのあるドヴォルザークの「交響曲第9番(新世界より)」を大胆にサンプリングしたナンバーで、歴史的建造物を背負ってのクールなパフォーマンスが圧巻だ。

大剣や弓を使った演出、野外ならではの迫力のライティングと融合したステージは、まさにここでしか見られないスペシャルな光景だ。「Guerrilla」は全身黒のスタイリッシュな衣装で揃え、一糸乱れぬアグレッシブなダンスを披露した。集合体の見せ場はもちろん、8人ひとりひとりの表現力の高さにも感嘆の声が漏れる約3分半は、何度も繰り返し見たい抜群の完成度だ。

「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」
「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」

(C)KBS

「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」
「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」

(C)KBS

同イベントには、同じ"第4世代"とされるボーイズグループで"ドボイズ"の愛称で知られる11人組ボーイズグループ・THE BOYZも出演。メロウでロマンチックなイントロで始まる「The Stealer」では、アクロバットな動きを盛り込んだ大所帯ならではのダイナミックなパフォーマンスが繰り広げられた。

また、一度聴くとクセになるヒップホップジャンルベースの楽曲「MAVERICK」も続けて披露し、美しい高音パート、ウィスパーボイス、雄々しいシャウト、ラップ...と、次々と景色を変えるボーカルが観客を魅了した。

「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」
「KOREA ON STAGE~600年の道が開く」

(C)KBS

これまでも国内外の様々なK-POPイベントでその名を轟かせてきたATEEZ。今回は圧巻のパフォーマンスを披露するだけでなく、青瓦台の歴史的価値を視聴者に伝える役割も十分に果たしているステージングが最大の見どころだ。他にはないシチュエーションで輝きを放つ、その鮮烈なパフォーマンスを改めて目に焼き付けたい。

文=川倉由起子

放送情報【スカパー!】

KOREA ON STAGE~600年の道が開く
放送日時:2022年11月20日(日)13:20~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくは
こちら

関連人物から番組を探す

関連記事

more