CHANGMIN(東方神起)らによる日本のカバー曲も!SM ENTERTAINMENT所属のアーティストが3年ぶりに実現した「SMTOWN LIVE」で完走

様々な大規模イベントが復活の兆しを見せ、大型フェスやコンサートなどの音楽イベントが活況だった2022年。欧米・アジアを問わず、海外アーティストの来日も相次いだが、今年のK-POP界におけるビッグトピックの1つとして、SM ENTERTAINMENTの所属アーティストが一堂に会するライブイベント"SMTOWN LIVE"の復活が挙げられるだろう。
日本では3年ぶり10回目となる「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@TOKYO」は、8月27日より3日間に渡って東京ドームにて開催された。当初は2DAYSの予定が、あまりの盛況ぶりに8月29日の追加公演が決まるも、全席が瞬く間にソールドアウト。3日間で実に計15万人動員という大記録を打ち立てた。この貴重な最終公演の模様が、12月19日(月)にKNTVにてテレビ初放送される(レポート及び写真は公演2日目の内容)。
■"SMCU"の世界観を体感!aespa、NCTらがエネルギッシュなステージを披露

(C)SM ENTERTAINMENT JAPAN
タイトルにある"SMCU"とは"SM Culture Universe"の略で、現実世界と仮想世界の境界を超え、全世界が文化で繋がるという、SMが望む未来のエンターテイメント=メタバース向けコンテンツのこと。そして今回の"SMTOWN LIVE"は、その"SMCU"の世界観を運ぶ列車(EXPRESS)が世界中を巡り、そこにいる人に"SMCU"を楽しんでもらうという公演になっていた。
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東京ドームに一歩足を踏み入れると、ステージでは既にGINJO、Raiden、HYO(少女時代・HYOYEON)の3人がDJプレイを続け、客席を盛り上げていた。そして、最初に東京ドームのステージに姿を見せたのは、2020年11月にデビューしたaespa。4人がデビュー曲「Black Mamba」と「Next Level」で客席をどよめかせると、続くWayVが「Kick Back (Korean version)」、NCT DREAMが「Beatbox」と「Hot Sauce」を披露し、満員の場内を熱狂させていく。

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そのあとも、Red Velvetが「WILDSIDE」を披露し、SUPER JUNIORのYESUNGがバックバンドを従え、ONE OK ROCKの「C.h.a.o.s.m.y.t.h.」を熱唱。続いて「gimme gimme」と「Sticker」を披露したNCT 127ら、SM ENTERTAINMENTが誇る人気グループが次々に登場。ライブ後半には、NCT Uが「Universe (Let's Play Ball)」、NCTが「RESONANCE」をパフォーマンス。そのエネルギッシュなステージが会場に圧倒的な熱量と一体感をもたらしていった。

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■ソロでも活躍中!SHINee、EXO、少女時代のメンバーが圧巻のソロステージを展開

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さらに、日本でのソロツアーも大成功させたONEWが「DICE」、MINHOが「Heartbreak」、KEYが「BAD LOVE」と8月30日にリリースされた2ndアルバムのタイトル曲「Gasoline」を披露するなど、現在はソロ活動をメインにしているSHINeeのメンバーが、各々の個性を存分に発揮したソロステージを展開した。

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また、今回は4人のみの参加となったEXOも、CHENがバラード曲「Beautiful goodbye」で美しい歌声を聴かせ、SUHOが茶目っ気のあるアクションも取り入れた「Hurdle」で東京ドームを沸かせる。そして、KAIはメロウな「Peaches」で緩急のあるダンスを見せ、XIUMINは「Shake」で情熱的なステージを展開した。リーダーのSUHOは、10月に日本で初ソロライブを大成功させたことも記憶に新しいが、今回の"SMTOWN LIVE"からも、改めてEXOの変わらぬ人気を感じさせた。

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そして、日本のファンが沸き上がったのが、少女時代のTAEYEONとHYOYEONのステージ。TAEYEONは「INVU」、HYOYEONは「DEEP」を、共にダンサーを従え圧巻のパフォーマンスを披露。少女時代と言えば、デビュー15周年を迎えた今年8月に5年ぶりとなるアルバム「FOREVER 1」をリリースした直後だっただけに、会場は大盛り上がりだった。

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■CHANGMIN(東方神起)らによる日本のカバー曲も!"SMTOWN LIVE"ならではのグループを超えたコラボステージ

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"SMTOWN LIVE"では、グループを超えたコラボレーションステージも楽しみの1つ。今回も、aespaのNINGNINGをフィーチャーしたONEWのバラード「Way」に始まり、CHANGMIN(東方神起)/ KYUHYUN(SUPER JUNIOR)/MINHO(SHINee)が、トロッコを使ったAdoの「阿修羅ちゃん」のカバーパフォーマンスで会場をヒートアップ。そして、NCT (SHOTARO・SUNGCHAN)×SMROOKIESが「Dream Routine」でシャープなダンスを披露し、後に続いた。
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さらに、SMラップユニットとして、NCTのTAEYONG、JENO、HENDERY、YANGYANG、aespaのGISELLEが「ZOO」のステージを繰り広げ、RaidenがNCTのXIAOJUN、SUNGCHANをフィーチャーして「Golden」を聴かせるなど、"SMTOWN LIVE"でしか実現できないコラボが次々と飛び出し、場内を魅了していた。
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ライブ終盤には、ガールズユニットプロジェクト・Girls On Topの第1弾、GOT the beatによる「Step Back」のステージも。その圧倒的な華やかさと、キレのいいパフォーマンスで客席の視線を釘付けにしていた。
■BoA、CHANGMIN(東方神起)、SUPER JUNIORらが繰り広げるハイレベルなステージ

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そして、9月にリリースしたニューアルバムのタイトル曲「Eyes On You」をムーディーに聴かせたKANGTAや、5月に日本デビュー20周年記念アルバム「The Greatest」をリリースし、そのタイトル曲を完璧なパフォーマンスで届けたBoAら、確かなキャリアと実力に裏打ちされた実力派アーティストのステージは、さすがの説得力。デビュー18年目のSUPER JUNIORも、ライブの鉄板曲「Sorry, Sorry (Korean version)」と「Bonamana (Korean version)」で熱狂を巻き起こし、さらに「★BAMBINA★」ではトロッコでアリーナを巡回。メンバーによる振り付けのレクチャーもあり、ペンライトを握る観客とメンバーが一緒にダンスを繰り広げるなど、東京ドームが幸せな一体感に包まれていた。

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今回、東方神起は残念ながらYUNHOの来日が叶わなかったものの、CHANGMINがダンサーを従え、「Devil」と「Fever」を日本初披露。ソロでも抜群のカリスマ性を発揮し、場内を埋める5万人を圧倒していた。

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最後は、"SMTOWN LIVE"のテーマ曲「Hope from KWANGYA」で締めくくると、アーティストや観客にも笑顔が溢れ、久しぶりの再会を誰もが心から嬉しく感じていることが見て取れた。バラエティに富んだ43曲が味わえた3時間半――音楽が生み出すそんな"幸せな空間"が、これからもずっと味わえることを願いたい。

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文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@TOKYO
放送日時:2022年12月19日(月)20:00~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※8月29日最終公演の模様を放送
※放送スケジュールは変更になる場合があります
※レポート及び写真は公演2日目の内容となります。
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