IVE・ウォニョン、ITZY・ユナら、K-POP随一のビジュアル担当の競演も!「Y2K」にちなんだ企画が満載だった「2022 KBS歌謡祭」の反響

韓国では年末年始に名だたる音楽アワードが開催され、独自のテーマに基づいた華やかなステージが多くのK-POPファンの目を喜ばせた。その中でも"Y2K"というコンセプトを打ち出し、歌謡祭ならではのコラボが大いに話題となっていたのが、12月16日に行われた「2022 KBS歌謡祭」だ。
■MCのウォニョン(IVE)とナ・イヌの美しい2ショットに感嘆の声!
韓国の地上波・KBSで放送されている音楽番組「ミュージックバンク」でもMCを務めるIVEのウォニョンに加え、今年の進行役には、「哲仁王后~俺がクイーン!?~」(2020年)で脚光を浴びた俳優 ナ・イヌと女性芸人のキム・シニョンが起用された。
(C)KBS
妖精のような白のドレスに身を包んだウォニョンとタキシード姿のイヌ、シニョンがオープニングに登場すると、高身長な2人と並んだシニョンが自身の低身長を気にして自虐するなど、早々から笑いに満ちた軽快なトークを展開し、相性の良さを発揮した。
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さらに、この日最初のパフォーマンスでは出演者が壇上に勢揃いし、1998年にデビューした男女ユニット・KOYOTE(コヨーテ)の楽曲「純情」を全員で歌唱。迫り上がりステージで登場した3人のメンバーたちの後ろでは、出演アーティストたちもポップな曲に合わせて体を揺らしたり、歓声をあげたりと楽しそうにはしゃぎ、お祭りの開幕に華を添えた。
■"Y2K"の企画が満載!IVE、NMIXX、LE SSERAFIM、NewJeansら一夜限りのユニットも
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何より今回の「KBS歌謡祭」が秀逸だったのが終始一貫していた"Y2K"というコンセプト。MCではなくVJスタイルでランキングを紹介していた1990年代後半から2000年代初頭の音楽番組に倣い、当時のヒット曲の傾向について、LE SSERAFIMのチェウォンとNMIXXのへウォンが解説する特別映像も。
その他、(G)I-DLEの「Nxde(ヌード)」、Red Velvetの「Feel My Rhythm」、BLACKPINKの「Shut Down」など、クラシックをサンプリングしたヒット曲が多く見られたことや、ガールズグループの活況ぶりなど、Y2Kと今年の共通点も挙げていた。
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そんな第4世代ガールズのムーブメントを象徴する新人グループから、NMIXXのソリュン、LE SSERAFIMのウンチェ、NewJeansのミンジ、ヘイン、IVEのイソの5人が、ユニット「アキ‛s(赤ちゃんルーキーズ)」として登場。Y2Kファッションに身を包むと、ヘインの生まれ年である2008年にリリースされたSHINeeの「Love like Oxygen」をパフォーマンスした。
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さらに、(G)I-DLEのウギ、STAYCのユン、IVEのリズは「Y2K Girls」としてロックテイストな黒レザーのコスチュームで登場すると、日韓混合バンド・Y2Kのヒット曲「別れた後に」をパフォーマンス。床に両膝をつきながらウギが熱唱するなど、ハードな表情はガールズグループで見せるステージとは異なり、新鮮味に溢れていた。
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■ATEEZ、LE SSERAFIM、NCT DREAMがかつてのヒット曲をパフォーマンス
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世界を沸かせるトップグループの面々が、かつてのヒット曲をカバーするスペシャルなステージも。一糸乱れぬダンスやサグな表情など気合の入った「Guerrilla」のパフォーマンスが狂気さえ感じさせると話題を集めたATEEZ。
カバーステージでは一転、爽やかな真っ白な衣装をまとうと、神話(SHINHWA)の「T.O.P.」を披露。壮大な楽曲に合わせてジョンホが圧倒的な歌声を響かせるなど、そのハイレベルな実力と完成度には見惚れてしまうほどだった。
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さらにLE SSERAFIMは、真っ白なスポーツファッションで、H.O.T.の「Hope」をカバーし普段のクールな印象とは異なるステージを展開。またNCT DREAMは、H.O.T.が1996年に発表した「Candy」をリメイクした同名ナンバーを披露。ファーの手袋と帽子、背番号入りユニフォームといったH.O.T.らしい衣装に身を包み、軽快なウィンターソングの世界観を表現した。
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■ITZY、IVE、(G)I-DLEのビジュアル担当が集結した豪華コラボ!
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数多く飛び出したコラボの中でも特に大きな話題を集めたのが、ITZYのユナ、今年のMCも担ったIVEのウォニョン、(G)I-DLEのミヨンの3人による「You Want Me」のステージ。それぞれイ・ヒョリの「U-Go-Girl」、S.E.S.の「LOVE」、オム・ジョンファの「Festival」と、歌姫たちのかつての名曲を再解釈しながらゴージャスなパフォーマンスを繰り広げた。
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各グループの中でも際立ったルックス&スタイルの持ち主として知られる3人それぞれの魅力が全開となった美しいビジュアルには話題沸騰。その中でも、異次元のスタイルとして注目を浴びる"奇跡の9頭身"であるウォニョンは、白の衣装と煌びやかなアクセサリー姿で登場。もともと透明感溢れるビジュアルがさらに引き立ち、まだ18歳ながら神々しさすら漂わせていた。
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またユナはピンク色のチェックシャツにジーンズというキュートかつ大胆なヘソだしルックで登場し、圧巻のくびれボディをアピール。艶やかな腰付きなど色っぽい表情を浮かべたかと思いきや次の瞬間には弾けるような笑顔を浮かべるなど、徹底した表情管理がお見事。ITZYのマンネで、この完成度でまだ19歳という驚愕のステージングを見せていた。
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ちなみに今回は、コラボやカバーステージを中心にピックアップしたが、今年の「KBS歌謡祭」には、NCT 127、NCT DREAM、Stray Kids、ATEEZ、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、IVE、LE SSERAFIM、BoA、PENTAGON、aespa、ITZY、Kep1er、THE BOYZ、キム・ウソク(UP10TION)、YENA(チェ・イェナ)、NMIXX、(G)I-DLE、NewJeans、fromis_9、ONEUS、STAYC、フォレステラ(FORESTELLA)と、新人からベテランまで最前線で活躍するアーティストたちが集結。
年末歌謡祭ならではのゴージャスなセットで彩られ、それぞれの個性を際立たせた単体ステージも見せ場は満載だ。
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ラストには、今年のテーマである"Y2K"時代から第一線で活躍し続けているK-POPレジェンドのBoAの「No.1」を全員で歌唱。K-POPの歴史を紐解くような「2022 KBS歌謡祭」に相応しいエンディングシーンも印象に残った。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
2022 KBS歌謡祭(字幕付き)
放送日時:2023年1月8日(日)13:25~、1月28日(土)2:25~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります
こちら
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