ヒョンジンらメンバーのビジュアルの変化も!世界に上り詰めたスキズことStray Kidsが切り拓いてきた楽曲ヒストリー

6月にリリースした韓国3rdアルバム「★★★★★(5-STAR)」が「ビルボード200(米アルバムチャート)」で3作連続首位という大記録を打ち立てた"スキズ"ことStray Kids(ストレイキッズ)。
8~10月には初の日本・韓国5大ドームツアー「Stray Kids 5-STAR Dome Tour 2023」の開催、9月6日(水)には日本1st EPのリリースがそれぞれ発表されるなど、彼らの精力的な活動が一段と盛り上がりを見せてきている。
デビュー前から自分たちで楽曲を制作するセルフプロデュース力と音楽スキルの高さで異彩を放ってきたStray Kidsは、作品のリリースごとに様々な進化と変化をもたらしてきた。その変遷が躍動感あるパフォーマンス映像で楽しめるのが、今年6月に25周年を迎え、"ミューバン"の愛称で長きに渡って支持されている韓国の音楽番組「ミュージックバンク」のステージだ。
■「MIROH」「God's Menu(神メニュー)」...スキズの存在を押し上げたヒットナンバー
(C)KBS
今から約4年前の2019年3月、デビュー1周年の記念日にリリースしたStray Kidsは4枚目のミニアルバム「Clé1:MIROH」のタイトル曲「MIROH」で初めて音楽番組1位を獲得。「ミュージックバンク」のステージでは、上空に掲げられた巨大な獣のオブジェの下でニュージーランドの伝統舞踊"ハカ"を取り入れた力強い群舞を披露した。ステージいっぱいに動くアグレッシブなパフォーマンスは、デビュー初期のフレッシュさや勢いに溢れている。
(C)KBS
2020年リリースの1stフルアルバム「GO生(GO LIVE)」のタイトル曲「God's Menu(神メニュー)」は、MVが1億回再生(2023年6月時点では4億回再生)を超えた大ヒット曲。強烈なビートが耳に残る中毒性の高いナンバーを、キレキレのラップとメロウなボーカル、料理をするような独創的な動きを含んだ振り付けで彼らは魅了する。後ろに大量のバックダンサーを投入するサビは一斉のダンスが圧巻の迫力だ。
■スキズの躍進を加速させたサバイバル番組「KINGDOM:LEGENDARY WAR」の優勝
(C)KBS
「Thunderous(ソリクン)」は、6組のボーイズグループでパフォーマンス対決を繰り広げ、世界中で大反響を巻き起こしたサバイバル番組「KINGDOM:LEGENDARY WAR」優勝後にリリースした2ndフルアルバム「NOEASY」(2021年)のタイトル曲。韓国の伝統的な楽器を取り入れたサウンドが特徴の1曲で、スキズならではの独創性を象徴しているかのようなパワフルなラップと生命力に満ち溢れたダンスが強烈だ。
(C)KBS
2022年10月にリリースされた7枚目のミニアルバム「MAXIDENT」のタイトル曲「CASE 143」は、"I Love You"という愛のメッセージを"143"という暗号で表現した初のラブソング。
前作「ODDINARY」に続いて「ビルボード200」で1位を獲得したことでも話題を呼んだが、最新アルバム「★★★★★(5-STAR)」と3作連続首位を達成したことで、その世界的な躍進ぶりがより顕著に。黒のセーラー襟の衣装で登場した「ミュージックバンク」のステージでは、カメラ目線や表情管理もバッチリで、楽曲の良さを最大限に引き出す完成度の高いパフォーマンスを披露した。複雑なフォーメーション移動も息をするように軽々とこなし、その頼もしさと貫禄すら感じるステージングは見れば見るほどクセになるに違いない。
(C)KBS
(C)KBS
カムバックの度に新記録を叩き出しているStray Kidsだが、トップスターへの道を駆け上がってきた過程は、ターニングポイントとなった楽曲を振り返ることでグループの本質やその魅力により触れることができる。また、ビジュアル担当のヒョンジンをはじめ、髪型やメイクが頻繁に変わる韓国アーティストならではの見た目の変化に驚き、心を掴まれるのも一興だろう。今後ますます世界を沸かせるであろうスキズの楽曲ヒストリーを、コンセプトやビジュアルにも注目しながら辿ってみてはいかがだろうか。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
ミュージックバンクダイジェスト~Stray Kids出演回
放送日時:2023年7月29日(土)5:35~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります
こちら
関連人物から番組を探す
-
2025/03/04
デビュー7周年を迎える「スキズ」ことStray Kidsの足跡...世界のトップへと突き進むグループの「転機」を辿るヒストリー
-
2025/04/25
NCT・MARK(マーク)のソロデビュー後の反響!韓国カムバックを果たしたNiziUの新曲「LOVE LINE」も話題を呼んだミューバンの注目ステージ
-
2025/04/19
LE SSERAFIM(ルセラフィム)の日本人気を実感!韓国ドラマOSTの歌い手、LYnやポール・キムら、ジャンルの垣根を越えた貴重な日韓コンサート
-
2025/04/11
照れが止まらない!原因は自分にある。の7人が選ぶ、メンバーの好きなパフォーマンスは?【1万字インタビュー】