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2024/01/13

若村麻由美、山田裕貴ら豪華共演俳優陣にも注目!沢口靖子主演「科捜研の女 Season16」

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「科捜研の女(2016-2017)」(テレ朝チャンネル1)
「科捜研の女(2016-2017)」(テレ朝チャンネル1)

清楚な美貌と圧倒的な存在感で、数々の映画やドラマで活躍中の沢口靖子。彼女の代表作のひとつでもある「科捜研の女」は、"最新の科学捜査テクニック"と"豊饒な人間ドラマ"が絡み合うハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から今もなお根強い人気を誇っている。

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心に、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む同シリーズ。その中でも、2016年10月から2017年3月にかけて放送された「科捜研の女 season16」は、「マリコVSスペシャリスト」と「マリコの衝撃的シーン」がコンセプト。強烈な個性と能力を持った曲者スペシャリストたちがマリコの前に次々と現れ、ある時は正面衝突、ある時は最強のタッグを組み、難事件を解決へと導くさまを描いて行く。

白衣姿で法医研究員を演じる沢口靖子
白衣姿で法医研究員を演じる沢口靖子

(C)東映

第1、2話では、顔の一部に0.2秒程度というごく短い時間だけ浮かんで消える"微表情"を研究するエキスパート・矢萩修武(尾美としのり)とマリコが対決。空き地から白骨が発見され、京都府警本部の取調室でマリコが捜査一課の刑事・土門(内藤剛志)やその部下の木島(崎本大海)に殺人事件の容疑者として事情聴取されるというショッキングなシーンからスタートする。取り調べを受けている際のマリコを演じる沢口は、眉を下げ、少し唇をすぼめる困惑の表情や、「はい、わたしがやりました」とゆっくりとした口調で自白する場面での固い表情を繊細に表現。その後、先述の"微表情"を測定する「顔面動作符号化システム」を通して沢口が演じたマリコの感情を事細かに分析するシーンでも、彼女の表情筋を完璧にコントロールした圧巻の演技を再確認することができ、誰もが感嘆するだろう。

そして、各話に登場する「マリコの衝撃的シーン」の中でも最も注目すべきなのは、第10話での姫スタイルだ。女性ファッション誌の読者モデル・幸田みちる(宮地真緒)が何者かに殺害された事件の関係者として、児童文学作家の牧京子(黒田福美)と出会ったマリコだったが、京子の代表作「マリー姫と真実の鏡」の主人公・マリー姫は偶然にもマリコにそっくりなビジュアル。京子の頭の中を映し出すシーンとして、マリコが金髪の巻き髪に白いドレス、手には魔法の鏡を持ったマリー姫の姿で登場するのだ。いつまでも美しい沢口の美貌がさらに輝く1シーンとして「科捜研の女」シリーズの歴史に刻まれている。

そして、マリコの身近にいるエキスパートといえば、洛北医科大医学部病理学科法医学教室の教授でもある解剖医・風丘早月(若村麻由美)も忘れてはいけない存在だ。season8より新たに登場し、瞬く間に人気キャラクターとなった早月は、マリコと同世代の女性ということもあり、マリコの職業感や私生活に刺激を与えたり、時には相談相手にもなったりと、科捜研に新たな風をもたらしている。そんな早月を若村は、落ち着いた声と無造作風のパーマヘアにスタイリッシュなファッションのハンサムウーマンとして表現。仕事中のキリッとした目元はもちろん、科捜研へスイーツを差し入れに来た際に見せるサバサバとした話し方や爽やかな笑顔で、視聴者に早月というキャラクターを強く印象づけている。

第4話には山田裕貴も出演
第4話には山田裕貴も出演

(C)東映

第1話の尾美としのりをはじめ、第9話には濱田マリなど、豪華個性派俳優陣もゲストとして出演。また、第4話では殺人事件の被害者の恋人役で人気俳優・山田裕貴が、リアリティ溢れる演技を披露している。

長寿番組がゆえに、各シーズンならではの味わいが用意されている犯罪ミステリーシリーズ。「マリコVSスペシャリスト」と「マリコの衝撃的シーン」という今までにない仕掛けに注目しながら、沢口が放つ圧倒的な存在感を堪能してほしい。

文=中村実香

放送情報

科捜研の女(2016-2017)
放送日時:2024年1月22日(月)8:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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