RIIZE・ウォンビンのビジュアルを絶賛...K-POP第1世代と第5世代のジェネレーションギャップが笑いを生んだ韓国音楽ショー

SM ENTERTAINMENT期待の新人として昨年9月にデビューしたRIIZE(ライズ)。韓国における躍進ぶりは目覚ましく、昨年12月15日に韓国で開催された「KBS歌謡祭(Music Bank Global Festival 2023)」を皮切りに、韓国の地上波3局(KBS・SBS・MBC)で放送された3大歌謡祭の全てに出演し、いずれも歴代級のコラボが話題を集めた。

2024年に入ってからも、前作から3ヶ月も経たないうちにリリースした新曲「Love 119」でのカムバックが反響を呼ぶなど、大型ルーキーがひしめき合う"第5世代"の代表格として常に熱い視線を集めているRIIZEのメンバーたち。そんな新曲をリリースした直後の1月12日には、韓国KBSの音楽ショー「THE SEASONS～イ・ヒョリのレッドカーペット」に出演し、"K-POP第1世代"の歌姫との初顔合わせが話題となった。

「THE SEASONS」は1年を4つのシーズンに分け、パク・ジェボム(第1シーズン)、JANNABIのチェ・ジョンフン(第2シーズン)、兄妹デュオ・AKMU(第3シーズン)...と人気アーティストたちがMCを繋いできた音楽番組。

そして最終シーズンとなる今年1月からはK-POP第1世代を代表するガールズグループ、Fin.K.L.(ピンクル)出身のイ・ヒョリがMCを務めており、記念すべき1回目には、ヒョリにリスペクトを捧げるBLACKPINKのJENNIE(ジェニー)が出演したことも話題となった。

大勢の観客の前で生バンド演奏によるパフォーマンスが繰り広げられる臨場感抜群のエンタメショーには、これまでにもSHINeeのTAEMIN(テミン)やEXOのD.O.(ディオ)といった名だたる先輩アーティストたちもゲスト出演してきた。

そんなビッグネームと並び、出演を果たしたRIIZEは、オープニングで軽快なギターサウンドが印象的なデビュー曲「Get A Guita」を披露。SHOTARO(ショウタロウ)の躍動感あふれるダンスブレイクを含め、ギターを弾くような同曲の振り付けは生バンドバージョンとの相性も抜群で、メンバーたちも「ライブ感が増して楽しかった」と手応えを感じていた様子。間近でパフォーマンスを見守ったヒョリも、「みんなスタイルがいいから、ダンスを見るのが楽しかった」と太鼓判を押した。

大先輩・ヒョリを前にして緊張を隠せず、どこかたどたどしいオープニングトークを展開するメンバーたち。そんな彼らに対し「昔はハンサムな子たちを見ると胸がドキドキしたけど、今はお母さんのような気持ち」と明かしたヒョリは、からかうかのように「私が誰か知ってる？デビュー曲は？Fin.K.L.のメンバーは何人？」とグイグイと質問攻めにし、会場に笑いを起こしていく。

SOHEE(ソヒ)の母親がヒョリの1歳年上だということが判明すると、どこか気まずそうなSOHEEに対して「大抵そういう時は『お母さんより若く見える』と言われるんだけど...」と年上女性へのマナー指導をする場面も。さらに「スタイリストからとんでもなくかっこいい子がいると言われて、写真を調べて衝撃を受けました」とWONBIN(ウォンビン)のイケメンぶりに盛り上がるなど、ヒョリの姉御っぷりに6人は終始、圧倒されっぱなしだった。

トークでは新人らしい初々しさを漂わせていた6人だが、パフォーマンスになるとグッと表情が変わり、"年上女性への憧れ"を表現したSHINeeの「Replay」を歌いながらヒョリを取り囲んだダンスで盛り上げる一幕も。

ANTON(アントン)とSUNGCHAN(ソンチャン)がアレンジしたヒョリの「10 Minutes」では、自作PCをスタジオに持ち込んで成果を披露。2人の歌声に乗せてSHOTAROとWONBINがフリースタイルダンスを見せると、その軽やかなムーブに会場も大盛り上がり。さらにメインボーカルのSOHEEが、ピアノ伴奏に乗せてiziによる2005年のヒット曲「救急室」(新曲「Love 119」のオリジナル楽曲)をしっとりと歌唱すると、「顔は幼いけど、声は大人っぽくて優しい。とても素敵な歌声ですね」と美しい歌声でヒョリを驚かせていた。

ラストは新曲「Love 119」のパフォーマンスで締めくくり、改めて自身の魅力をアピールしたRIIZE。ヒョリのために事前に準備してきたというスペシャルパフォーマンスの出来栄えはもちろん、第1世代との"ジェネレーションギャップ"を笑いに変えつつ、謙虚な姿勢を覗かせた素顔は好感度抜群。まだ初々しさの残る彼らが、今後どのように成長していくのか楽しみでならない。

文＝HOMINIS編集部