アリエル、白雪姫、シンデレラ...世代を越えて愛され続けるディズニープリンセスをイッキ見！

世界中から愛されている、ディズニーのプリンセス作品。その歴史は、今特集でも放送される『白雪姫』(1937年)に始まり、『シンデレラ』(1950年)、『眠れる森の美女』(1959年)と発表され、見るものを魅了していった。

ディズニープリンセス作品は、時代と共に変化しているのも特徴的だ。初期の作品では、王子様を待つ慎ましやかな女性の姿が描かれ、その後、『美女と野獣』(1991年)では、王子の姿が野獣に変えられてしまっていることから、外見的ではなく内面的な魅力が物語の鍵となった。

そして、昨今ではさまざまなプリンセスが登場し、かつての女性らしい姿と違って、たくましさも兼ね備えたキャラクターにシフトしつつある。まさに多様性の時代といったところだ。そんな中で、それぞれのプリンセスにずっと共通しているのは、どんな時でも諦めない心と、自分自身を信じ抜くこと。その心の強さこそが、プリンセスの本質なのかもしれない。

ディズニー・チャンネルでは、8月26(月)から5日間、「ディズニー・チャンネル プリンセス・ウィーク」と題して、ディズニー・プリンセス作品を連日放送。日本初放送となる『ディズニージュニア アリエル』は、『リトル・マーメイド』(1989年)の実写版『リトル・マーメイド』(2023年)をベースにした、プリンセス・アリエルの子供時代を描いた作品。おなじみのフランダー、セバスチャンなども登場し、海の世界で冒険しながら学ぶアニメーションシリーズになっている。大人から子供まで楽しめる、ディズニープリンセス作品を満喫しよう。

■日本初放送！ アリエルの子ども時代を描く「ディズニージュニア アリエル」

プリンセス・アリエルの子ども時代の物語。好奇心あふれるアリエルが、海の世界で冒険しながら、仲間たちと共に学んでいく。第１話「アトランティカのひ」。アリエルはセバスチャンの代わりにお祝いで歌をうたうことに。しかし、歌はアトランティカで一番特別なものを歌わなければならない。どれも特別なもので、アリエルは選べないでいた...。

■美しい心のプリンセスに仲間たちも動かされる「白雪姫」

世界初の長編アニメーションとして大ヒットを記録した作品。白雪姫という美しいお姫様は、純粋でまっすぐな綺麗な心の持ち主。そのせいで、嫉妬深い女王に命を狙われてしまう。白雪姫は森で７人のこびとたちと暮らし始めるが、ある日、怪しげなおばあさんがやってくる。

■女の子が憧れるストーリー「シンデレラ」

父親を亡くし、意地悪な継母と義理姉たちにいじめられながら暮らすシンデレラ。しかし、どんな状況でも自分が幸せになれると信じて、前向きに明るく過ごしていた。ある日、お城で舞踏会が開かれることを知る。そこへ妖精のおばあさんが現れ、魔法の言葉を唱えると美しい姿に変身。美しいドレスとかぼちゃの馬車で舞踏会へ向かい、夢のような時間を過ごすが...。

■真実の愛を描く「眠れる森の美女」

邪悪な魔女の呪いのせいで、身分を隠して城から遠い森で暮らすオーロラ姫。誰にでも親切で明るく、いつか幸せな夢が叶うと信じていた。しかし、魔女から永遠に眠るように魔法をかけられてしまう。彼女を眠りから覚ますことができるのは、ハンサムな王子のキスだけだった。

■珠玉のラブストーリー「美女と野獣」

森の古城に暮らす野獣は、かつて魔女に呪いをかけられた王子。町に住む空想と冒険の本が好きな美しいベルは、ある夜古城に迷い込んでしまう。ベルを迎えたのは、魔法で姿を変えられた城の住人と、世にも恐ろしい姿の野獣。 しかし、偏見を持たず外見に惑わされない思いやりの心を持ったベルは、野獣に寄り添っていく。

文＝横前さやか