2024/09/12
シャオ・ジャン(肖戦)が体現する年の差ロマンス!お仕事ドラマとしても秀逸な最新ラブストーリー「氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-」
ブロマンス時代劇ブームを巻き起こした「陳情令」(2019年)の配信開始から5年が経ち、今年10月に33歳を迎える今もファンを魅了し続けているシャオ・ジャン(肖戦)。最近でも、孤独な皇太子・時影を情感たっぷりに演じた「玉骨遥(ぎょっこつよう)」(2023年)が評判を呼んだばかり。その麗しい古装姿も、"国宝級"と称される彼のビジュアルを存分に引き立てている。
その一方で、「これから先の恋(原題:余生、請多指教)」(2022年)など現代ラブロマンスでも、女性ファンをときめかせるチャーミングな魅力を発揮。10月29日(火)より衛星劇場にて日本初放送される「氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-」(9月26日(木)に第1話先行放送)では、10歳年上のヒロインとの"年の差ロマンス"が大きな反響を呼んだ。
「氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-」は、26歳の広告デザイナー、ション・ヤン(シャオ・ジャン)と、36歳の悩み多き女性CM監督ジェン・ビン(バイ・バイハー)が織り成すラブストーリー。共に広告業界に身を置く2人のロマンスを、職場の人間関係や家族のエピソードも交えながら丁寧に描いていく。
少年時代に出会った"年上のお姉さん(=ジェン・ビン)"に憧れ、彼女の影響で広告デザイナーとして働き始めたション・ヤン。最初は理想を掲げていたものの、自分勝手な上司や世話の焼ける同僚のせいで、近頃は漠然とした不満を抱えながら働く日々を送っている。
敏腕監督に成長したジェン・ビンも、業界に蔓延る男女差別的な空気や、会社の共同経営者でもある夫の女遊びに辟易としていた。ある夜、遂に夫に離婚を切り出したジェン・ビンは、やけ酒を飲んでいたレストランでション・ヤンと再会。それをきっかけに、2人の人生が交わり始める。
これまで非凡なキャラクターを多く演じてきたシャオ・ジャンだが、今回演じたション・ヤンは明るく社交的だが気の短いところもある、ごく普通の26歳の若者だ。ボサボサ髪で目を覚まして黒縁めがね姿で淡々と朝のルーティンをこなし、地下鉄に揺られて出勤する生活感あふれるシャオ・ジャンの姿は新鮮だし、上司にアイデアを横取りされ面倒な案件を押し付けられてモヤモヤする"会社員のあるある"もディテール豊かに描かれており、お仕事ドラマとしても共感度たっぷりのエピソードが紡がれていく。
そんなション・ヤンが、10年憧れ続けた"年上のお姉さん(=ジェン・ビン)"との再会を機に、ポジティブなエネルギーを取り戻していく。一方、「好きです」と真っ直ぐな想いをぶつけてくるション・ヤンに初めは戸惑っていたジェン・ビンも、次第に彼の太陽のような情熱に引っ張られ、仕事への活力と恋のときめきが再燃。実年齢では7歳差のシャオ・ジャン&バイ・バイハーが演じるぎこちないハグやキスシーンも妙にリアリティがあり、胸をときめかせる。
「慶余年~麒麟児、現る~」(2019年)で監査院の同僚として共演したティエン・ユーや、「斗羅大陸 ~7つの光と武魂の謎~」(2021年)の"ラスボス"比比東を演じたジュー・ジューら、シャオ・ジャンと縁のある俳優との再共演もファンには見逃せないポイント。
さらにシャオ・ジャンの故郷・重慶でロケが行われていたり、芸能界入りする前はデザイナーとして働いていた自身の経歴と共通していたりと、かつてないほどシャオ・ジャン自身を身近に感じられる要素が含まれている点も、ドラマに説得力とリアリティを加えている。
一筋縄ではいかない先輩女性との"年の差ロマンス"のみならず、見合いを強要してくる両親や、職場の人間関係にも翻弄されるシャオ・ジャンの姿は等身大の魅力にあふれ、親近感が増してくる。「陳情令」や「玉骨遥」といった耽美な世界観で描かれる古層劇での姿とは全く違う、好感度の高い青年役もまた堪らなく魅力的だ。
文=酒寄美智子
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