オフシーズンもプロ野球をチェック！ファン感謝祭、NPB AWARDS、大谷翔平のHRアーカイブ(MLB)など必見番組がめじろ押し

セ・リーグは巨人、パ・リーグでは福岡ソフトバンクがそれぞれ阿部慎之助監督、小久保裕紀監督という新人監督の下でリーグ優勝に輝き、2024年も大いに盛り上がったプロ野球。CS(クライマックスシリーズ)や日本シリーズなどの熱戦を終えた11月には、今年のプロ野球＆MLBを振り返る番組の数々がラインアップ。推し球団、選手の順位や成績は忘れ、純粋なプロ野球ファンとして今年の野球界をスカパー！で振り返ろう。

■ファンを楽しませてくれる内容が盛りだくさんの「ファン感謝祭」は必見！

選手とのふれあいやさまざまなプログラムを通じ、日頃から応援してくれているファンに選手が感謝の気持ちを伝えるシーズンオフ恒例のイベント「ファン感謝祭」。シーズン中では見ることのできない選手たちの表情をたっぷりと楽しめるのが魅力だ。

フジテレビTWOでは、11月23日(土)にベルーナドームで行われる埼玉西武の「LIONS THANKS FESTA 2024」の模様を放送。ファン感謝祭は"全力！おもてなし"をテーマに展開され、現地で参加できた人も、できなかった人も楽しめる内容となっている。また、スポーツライブ+では、パ・リーグ覇者の福岡ソフトバンクが、みずほPayPayドーム福岡で11月24日(日)に開催するファンフェスティバル「VIVAタカホーパーティ！」を生中継する。イベントでは、選手たちによるショーやステージイベントが実施予定。

GAORA SPORTSでは、今季パ・リーグ2位に入りシーズンを盛り上げた北海道日本ハムのファン感謝祭「F FES 2024」を、11月30日(土)にエスコンフィールドHOKKAIDOより生放送。ファンとのふれあいイベントや、選手・OBによる観覧イベントなど、当日の模様を余すことなく送る。また、同日には東京ヤクルトのファン感謝祭も神宮球場で開催され、フジテレビTWOの「スワローズTV ファン感謝DAY SP」で放送予定。今年も各球団がさまざまな催し物でファンを楽しませてくれること必至！ 会場へ足を運べない方も、番組をチェックして一緒に盛りあがろう。

■野球好きなら見逃せない！2024年のプロ野球を締めくくる年間表彰式

2024年のプロ野球界を彩った優勝チームをはじめ、各個人賞や野球界の発展に貢献した人々の功績が表彰される「NPB AWARDS」。J SPORTS 1では、式の第一部と第二部を生中継。会場で発表される新人賞と最優秀選手賞(MVP)が誰になるのか注目したい。

「NPB AWARDS」では個人タイトルの表彰式も実施される。激しい歴史的な"投高打低"となった今シーズン。それを象徴するかのように、セ・リーグでは規定投球回をクリアした防御率1点台のピッチャーが5人も誕生。そのし烈な最優秀防御率の争いを制したのが、1.38をマークして自身初のタイトルを獲得した中日の高橋宏斗(※「高」は正しくは「はしごだか」)だ。また、優勝した巨人からは、昨シーズン、プロ入り後に最も少ない4勝と苦しんだ菅野智之が15勝3敗の成績で最多勝と最高勝率に、5月にノーヒットノーランを達成した戸郷翔征は156個で最多奪三振に輝いた。打のタイトルは村上宗隆(東京ヤクルト)が33本＆86打点で2冠を奪取。村上のタイトル獲得は三冠王に輝いた2022年以来となる。

パ・リーグでは圧倒的な強さで優勝を果たした福岡ソフトバンクの選手が、投打の主要タイトルも席巻。最優秀防御率はリリーフから先発に転向したモイネロが1.88で獲得し、最多勝でも有原航平が14勝を挙げて北海道日本ハムの伊藤大海とタイトルを分け合った。打者でも全試合で4番を務めた山川穂高が34本＆99打点でホームラン王と打点王に、近藤健介が3割1分4厘で初の首位打者に輝いている。

■MLB初となる"54-59"を達成した、大谷翔平の今シーズンの全ホームランを振り返り！

MLBでは、大谷翔平が今シーズンも盛り上げてくれた。北米プロスポーツ選手史上最高額とされる10年総額7億ドル(約1,015億円)でロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷。打率3割1分、ホームラン54本、130打点、59盗塁というMVP級の成績を残し、チームの地区優勝に貢献した。そんな歴史的なシーズンを過ごした大谷の、今シーズンの全ホームランを振り返る「MLB 2024 大谷翔平 ホームラン イッキ見！」がJ SPORTS 1で放送される。

番組内では4月4日の移籍後初本塁打となる1号をはじめ、松井秀喜の持つ日本人MLB選手通算本塁打記録を更新した通算176号の5号、MLB通算200号となる29号。さらにはオールスターゲームでの日本人初の柵越え本塁打、サヨナラ満塁本塁打で決めた40号、アジア人選手のMLB通算本塁打数を更新した48号、そして自身初の1試合3打席連続本塁打で達成した49、50、51号など、記録にも記憶にも残る一発に酔いしれよう！

文＝宮澤祐介