反町隆史演じるグレート・ティーチャー・鬼塚英吉が学園問題に立ち向かった26年分の「GTO」シリーズをイッキミ!
藤沢とおるの漫画を原作に、反町隆史演じる型破り&常識破りのグレート(G)・ティーチャー(T)・鬼塚(O)が学園で大暴れする「GTO」。1998年に放送された全12話の連続ドラマ版と、翌年の1999年1月に放送されたスペシャルドラマ、そして2024年4月に放送された「GTOリバイバル」が、2025年1月13日(月)にファミリー劇場で一挙放送される。
■掟破りの鬼塚英吉が生徒との絆を築く、初代「GTO」
反町演じる鬼塚英吉は元暴走族のリーダー。高校を中退後、大検を受けて三流大学に入学し、7年かけて卒業したが、就職できずにホテルのバイトに甘んじていた。そこへ親友の不良警官・冴島龍二(藤木直人)が近くの高校が教師を募集している話を持ってくる。だが、鬼塚をひと目見た教頭らは不良の匂いを嗅ぎつけ、鬼塚をクズ呼ばわり。加えて、現役の不良学生のことも「クズ」呼ばわりしたのを見た鬼塚は、我慢できず教頭に飛び蹴りを食らわす。それを見た理事長は、学園に新風を送り込む教師として、鬼塚を採用するのだった。
晴れて私立高校・武蔵野聖林学苑の教師となった鬼塚は、問題児だらけの2年4組を受け持つことになる。一見いい子だらけだが、初日からハニートラップを仕掛けられるも鬼塚流のやり方で仕返しすることで生徒の見る目が変わっていく。学校や生徒が抱える問題は根深いが、一つ一つ真剣に向き合っていくことで味方が増えるも、彼の教師としての立場は常に疑問視され、追い込まれていく。だが、最終的には同僚の冬月あずさ(松嶋菜々子)や鬼塚に助けられた生徒たちが、今度は鬼塚を救うために立ち上がっていく。
2年4組イチの秀才・菊池を窪塚洋介、教師いじめの参謀的存在の村井を池内博之、いじめられっ子の吉川のぼるを小栗旬。また、第10話のゲスト生徒を玉木宏が演じていた。親友の冴島役の藤木直人を含め、ブレイク前夜の役者陣が出演していた点も注目だ。
放送情報
GTO(反町隆史主演)
放送日時: 1月13日(月)8:50~
チャンネル: ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
■「GTO」スペシャルドラマの舞台は、鬼塚念願の女子校
連続ドラマで教師や生徒のいじめ、援助交際、モンスターペアレントなど、さまざまな問題に対峙し、最終的には学園の乗っ取りから聖林学苑を守った鬼塚。スペシャルドラマでは、鬼塚が理事長の双子の妹が経営する女子校に赴任することになる。教師になる以前から女子校の先生になることを夢見ていた鬼塚は大喜び。ところが、新たに担任を務めることになったクラスは、前担任(細川茂樹)を強く慕っていたことから鬼塚に猛反発し、生徒からの罠に苦しめられる。
連続ドラマを含め、最初は敵対心むき出しの生徒や教師たちが、徐々に鬼塚に心を開いていくさまが大きな見どころだが、スペシャルドラマでは晴れて交際することになった冬月の父親(北村総一朗)が北海道から上京してきて、私生活でもピンチに陥ってしまう。鬼塚が公私ともに、どうやって問題を乗り越えるかが見どころだ。
放送情報
GTOドラマスペシャル(反町隆史主演)
放送日時: 1月13日(月)19:25~
チャンネル: ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
■レジェンド生徒も登場! 26年ぶりに復活した伝説の教師・鬼塚英吉
2024年に放送されたスペシャルドラマでは、初代「GTO」で生徒だった窪塚洋介演じる菊池が文科省の官僚となり、のぼる役の小栗旬、村井役の池内博之、マサル役の山崎裕太が大人になって登場する。また、冬月役の松嶋菜々子、冴島役の藤木直人も姿を見せるので必見だ。新キャラクターとして、教師役で岡崎紗絵、小手伸也、生徒役で八木莉可子、畑芽育らが出演し、八木莉可子演じる生徒の父親役を鈴木浩介が務めた。
窪塚演じる菊池が、30以上の学校をクビになっていた鬼塚を捜し出し、文科省から不正な金が流れている疑いのある学校への潜入捜査を依頼する。学園では、生徒と教師は正体不明のインフルエンサーの存在に怯え、「いいね!」のために何でもする生徒に、鬼塚はチェンソーを持って切り込んでいく。いつの時代も常識では計り知れない鬼塚が、令和のスマホ社会の世の中にどう立ち向かうのか注目してほしい。
放送情報
GTOリバイバル
放送日時: 1月13日(月)21:05~
チャンネル: ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
文=及川静