「国宝級美男」シュー・カイチョン(徐開騁)の大胆なラブシーンも...「寵妃の秘密」シリーズを彷彿とさせる、時空を超えた溺愛ラブコメ

「国子監は花ざかり～ロマンスは最高学府で～」(2021年)ではチャオ・ルースー、「斛珠(コクジュ)夫人～真珠の涙～」(2020年)ではヤン・ミーと、中国を代表するトップ女優と数多くのロマンス史劇で共演し、注目を集めてきたシュー・カイチョン(徐開騁)。

精悍で整った顔立ちで知られるカイチョンが、その"国宝級美男"ぶりを存分に発揮したスイートなラブ史劇が、7月14日(月)より女性チャンネル♪LaLa TVにてTV初放送される「花渓記(かけいき)～君が空から舞い降りて～」。大ヒットドラマ「寵妃の秘密」シリーズの脚本家が新たに手がける"時空を超えた溺愛ラブコメ"とあって、極甘な愛情表現の数々が注目を集めた。

現代に生きるデザイナー志望のヒロイン・李初月(シン・フェイ)と、武侠の世界に生きる荘園の若き領主・安景昭(シュー・カイチョン)の時空を超えた恋模様を描く「花渓記(かけいき)～君が空から舞い降りて～」。

コンペを目前に控えた夜、初月が目を覚ました先は"刀が飛び交う"異世界。そこで安景昭と巡り合った初月は、互いの時代を行き来しながら徐々に距離を縮めていく。シュー・カイチョンが演じた安景昭は、聡明な武術の達人で国宝級の美男ながら、恋愛経験はゼロなギャップ強めの若様だ。

突然寝所に降ってきた初月を、景昭は初めこそ刺客ではと警戒する。だが、恋愛経験のない景昭は、彼女の天真爛漫さにグイグイ惹かれ、頭の中は初月でいっぱいになっていく。それにつれて、序盤から甘いシーンもチラホラ...。「懲罰だ」と初月のおでこにキスしたり、初月の肩に手を回しながら魔除けの描き方を教えたり、俺様な態度とスイートな行動のギャップで魅力を発揮する。

現代に戻る方法を模索している中、望まぬ婚姻から逃れようとする景昭の命令により、彼の偽の婚約者として振る舞わなければならなくなった初月。その婚礼の夜、口づけした瞬間に2人揃って現代へとタイムスリップ。今度は、慣れない現代での生活に悪戦苦闘する景昭が、元の世界に戻ろうと、初月にあらゆるシチュエーションの口づけを試みまくるという、怒涛のラブコメ展開に突入していく。

完璧なビジュとは裏腹に、恋愛面ではウブで初月に首ったけの景昭が、お姫様抱っこや大胆なキスを仕掛ける溺愛シーンも堪らないが、さらに、初月に危険が迫ればすぐに駆け付ける包容力まで兼ね備えたパーフェクトな"スパダリ"ぶりが最強だ。武侠の世界では麗しい古装＆長髪姿、現代の世界では長い髪を後ろで束ねたスマートな都会派ファッションと、2通りのカイチョンが楽しめるのも、異世界を行き来する本作ならではの見どころだ。

そんな現代パートと時代劇パートを行き来する溺愛ロマンスとくれば、やはり連想するのは「寵妃の秘密」シリーズ。中でも2017年に放送された「寵妃の秘密～私の中の二人の妃～」は放送開始から僅か1ヶ月ほどで再生回数34.5億回突破という驚異の反響を集め、その年の中国ドラマ・ファンタジー・ラブ史劇部門で再生回数第1位を記録した大ヒット作。「花渓記(かけいき)～君が空から舞い降りて～」は、そんな大ヒット作を彷彿とさせる、美男美女による沼落ち必至の溺愛ロマンスなのだ。

アレン・レンと共演した「烈焰(原題)」など、数々の話題作で主演を務める人気女優シン・フェイがハツラツと演じる、初月も実にチャーミング。シュー・カイチョンとの相性抜群の"ケミ"に注目しながら、"時空を超えた溺愛ラブコメ"ワールドを堪能したい。

文＝酒寄美智子