天性の人たらし？パク・ボゴムの「愛され力」が如実に表れた「THE SEASONS」の名場面...EXO・ベクヒョン、i-dleを魅了したMCスキル

6月16日に32歳の誕生日を迎え、除隊後初の復帰作となった「おつかれさま」に続く主演ドラマ「グッドボーイ」での、元ボクサーの熱血警察官役にも反響が集まっているパク・ボゴム。

俳優として新境地を開拓する一方で、飾らない素顔と巧みなトークを生かしたMC業でも存在感を放っており、その魅力は視聴者だけでなくゲストをも惹きつけてやまない。そんな彼の愛されMCぶりを堪能できるのが、韓国KBSの音楽番組「THE SEASONS～パク・ボゴムのカンタービレ」だ。

プロデューサーとしても活躍する"カリスマ"ZICOや、MZ世代に人気のラッパーのイ・ヨンジらがMCを務めてきた「THE SEASONS」シリーズの"第7シーズン"にあたる同番組において、初の"俳優MC"として手腕を振るっているボゴム。

「雲が描いた月明り」(2016年)のキム・ユジョンらや、「君を憶えてる」(2015年)のソ・イングク、「おつかれさま」のイ・ジュニョンといった、これまでの共演俳優たちのゲスト出演も毎回話題を集めているが、第11回(韓国放送日：5月23日)には、K-POP界のスーパースターたちが来訪。EXOのメインボーカル、BAEKHYUN(ベクヒョン)や、i-dle(アイドゥル)とも軽快なトークを繰り広げた。

5月19日にリリースした5thミニアルバム「Essence of Reverie」のカムバック活動期に、ソロアーティストとして出演を果たしたベクヒョン。彼とは元々面識があるそうで、にこやかな雰囲気でトークが繰り広げられていく中、先輩に対するボゴムの"弟力"が随所で顔を出す。

例えば、ベクヒョンから「女性も男性も魅了するあなたは素晴らしい」と褒められると、「あなたには敵わない」と即座に切り返し、一点の曇りもないまなざしで先輩をタジタジに...。

さらにベクヒョンがボイトレに通っていると明かすと、「どこですか？一緒に行きたい。あるいはあなたが教えて下さい。ダメですか？」と子犬のような表情で直訴。これには「友達になってくれるなら...」とベクヒョンも白旗を上げ、後輩の純粋無垢な口撃にはすっかり降参といった様子だった。

一方、デビュー7周年を機に、これまでの(G)I-DLEから女性を表す"G"を削除し、新たなグループ名で再出発を図ったi-dleとのトークでも、自分の思いを素直に言葉にする、ボゴムの率直な人柄が浮き彫りに。

かつて「ミュージックバンク」のワールドツアーで、「Remember Me」を一緒に演奏したMINNIE (ミンニ)に対して、「あなたの声を聞いた時、恋に落ちました」とサラリと言い放つと、「あの時、確か誕生日でしたよね？」と畳みかけるボゴム。

「本当に思いやりがありますね」と、i-dleのメンバーたちも口々に絶賛する中、最近ジムで聞いているという「Senorita」をはじめ、グループのメジャーではない楽曲も次々と話題に挙げていく。そのガチなファントークには、思わずリーダーのSOYEON(ソヨン)もソファから立ち上がって喜びを表すほどだった。

キャリアや性別も関係なく、誰に対しても敬意を示しつつもフレンドリーに接する"天性の人たらし"と呼ぶべきボゴムのキャラクターが存分に発揮されているこの番組。ベクヒョンの美声が響いた新曲「Lemonade」や、バンドバージョンで披露されたi-dleの最新曲「Good Thing」の圧巻のパフォーマンスと併せて、ボゴムとのトークも存分に楽しみたい。

文＝HOMINIS編集部