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「ステつよ」キャストの大塚剛央、水野朔、小林沙苗が異世界で欲しいスキルとは?

2025/10/13

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クラスメイトと共に異世界に召喚された、存在感の薄い高校生・織田晶。召喚によってクラスメイト全員にチート能力が付与される中で、彼が得たのは平凡な"暗殺者"の能力だった。しかし、そのステータス値は、最強の職業"勇者"すら軽々と凌駕していて...。

「ステつよ」メインキャストを務める水野朔、大塚剛央、小林沙苗
「ステつよ」メインキャストを務める水野朔、大塚剛央、小林沙苗

人気ライトノベル原作の異世界召喚バトル・ファンタジー「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが」(以下、「ステつよ」)が、10月より放送スタート。

今回、オンエアに先駆け、主人公・織田晶役の大塚剛央、晶が前人未踏の迷宮深層で出会ったエルフの少女・アメリア役の水野朔、そして、晶と主従の契約を結ぶことなる「ブラックキャット」という種族の魔物・夜役の小林沙苗にインタビューを実施。作品にかける思いなどを聞いた。

――作品への第一印象をお聞かせください

大塚「今回のオーディションの時に初めて作品に触れ、コミカライズから入りました。タイトルから受ける印象や異世界をテーマにした作品ということから、ちょっとポップな内容を想像していたんですけれども、読み進めていくと、結構シリアスなシーンの連続で。骨太で重厚な雰囲気があるな、と感じましたね」

水野「私も、初めてオーディションの時に見させていただきました。今まで読んできた異世界転生もののマンガでは、主人公のステータスが強いという設定は、よく目にする内容ではあるんですけど、敵役というイメージがある暗殺者が、正義のために行動するというのが、とても新鮮だなと感じました」

小林「タイトルが長いな、と思って(笑)。オーディションの時にタイトルを事務所の方から教えてもらった時、その方も正確なタイトルが言えないぐらいで(笑。でも、このタイトルですごく興味を惹かれました。そこからコミカライズを読ませていただいたのですが、今まで異世界ものの作品に、あまり関わったり触れることがなかったので、主人公だったりクラスメイトが異世界に召喚されても、すんなり受け入れている世界観に衝撃がありました」

――アニメ化されたことでパワーアップしたな、と感じる部分を教えてください

大塚「原作小説、コミカライズ、そして今回のアニメ化となった『ステつよ』ですが、各メディアでそれぞれ別の魅力があるなっていうのは、完成したアニメを拝見して感じた部分ではありましたね。アフレコの時点から、コミカライズと原作小説を参照しながら晶を演じていたのですけれども、アニメでは、シナリオの構成だったりが多少違っている部分が、楽しめる要素なんじゃないかな、と思いますね。そして、映像化によって、晶の影魔法や戦闘シーンが、さらに重厚な印象になったこともすごいなって、思いました」

水野「アニメの魅力は、映像が動くことなのは、もちろんそうなんですけれど、この『ステつよ』に関しては、すごく気合いが入っている、めちゃくちゃリアルな建物だったり、その空間の広さとかもいろいろ含めてスタッフさんが作ってくださった音が、すごく魅力だなと私は感じています。特に建物内でも戦闘シーンもすごい迫力ですし、BGMもめちゃくちゃいいんです!そして、アメリアの表情もめちゃくちゃ可愛かったりと、もう挙げ出したらキリがないんですけど、私的には、やっぱりBGMや音響が素晴らしいなって思いました」

小林「私が演じている夜のもふもふとした毛並みだったり、しっぽの先の感じは、アニメでさらにパワーアップしていると思います。実は、アフレコの際に、スタッフの方々から『オンエアは、まだ一年先です』とお知らせいただいていたんです。長い時間をかけて、繊細に絵を描かれていたのが納得のビジュアルの美しさですよね。アメリアも動くたびに本当に可愛らしいですし、晶の影魔法を使うアクションシーンも、すごく迫力があって。そして、何より晶のモノローグがすごく良くて。本当に大塚さんのお力だと思うんですけど、晶の葛藤や決意が伝わってきますし、そのことで作品の中で筋が一本通るような感じがあって、素敵だなって思っています」

――もし、皆さんが晶のクラスメイトとして異世界に召喚されたら、どんなジョブや能力が欲しいと思われますか?

大塚「回復系のジョブがいいですね。仲間にバフをかけるとか、応援する感じですね。怪我した時や、ちょっとなんかお腹の調子良くないなみたいな時とか、自分のことも治せるような能力が欲しいです」

水野「コックがいいです!私は食べることが大好きなので、異世界でもおいしいもの食べたいですし、みんなにも食べてもらいたいです。すごいスキルを持った料理人として、なんでも作れるだけでなく、もうなんなら栽培もできるぐらいの能力が欲しいです」

小林「私は動物が大好きなので、ビーストテイマーになりたいです。それこそ夜みたいに、人間の言葉がしゃべれたらいいですけど、そうではない動物とも意思疎通ができると、めちゃめちゃ素敵だなって思いますね」

――最後に。作品の放送を楽しみにされている皆様へメッセージをお願いします

大塚「アフレコも本当にすごくいい雰囲気でしたし、シリーズ構成・脚本の岡田邦彦さん、羽原信義監督も『いいものはどんどん取り入れよう』といった感じで、みんな同じ方向を向いていた、すごくいい座組だったなって思いましたので、それがきっと完成したアニメにも反映されていると思います。キャストの皆さんのお芝居と、演出、音楽など、本当に素晴らしいアニメに仕上がっているので、原作をご存知の方も、アニメから入られる方も、最後まで見届けてもらえたらうれしいな、と思います」

水野「作画も音楽も素晴らしいですし、アフレコ現場でもすごく自由に演じさせていただけて、こちらとしても全力で演じることができたなと思っています。すべてが最高の状態で集まっている作品ですし、さらにストーリーも進むにつれて気になることがどんどん増えていくような、観始めると止まらなくなっちゃう要素もたくさんあるので、楽しみにしていただけるとうれしいです」

小林「晶をはじめとするキャラクターたちが、その胸の内をしっかり言葉にしていくので、最終話まで観ていただけると、彼らの成長が感じられて、また第一話から観たくなると思います。ぜひ、最後までご覧になっていただけるとうれしいです。応援よろしくお願いします」

文=中村実香
撮影=皆藤健治

放送情報【スカパー!】

暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが
放送日時:2025年10月14日(火)1:00~ 第2話
放送チャンネル:テレビ東京

放送日時:2025年10月25日(土)23:00~ 第1話
放送チャンネル:アニマックス
※放送スケジュールは変更になる場合があります。

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