3年ぶりのドラマ復帰作「華麗な日々」が好調のチョン・イル、「(人生の)伴走者」と全幅の信頼を寄せる、"無二の親友"の存在

9月に38歳の誕生日を迎え、約3年ぶりのドラマ復帰作となったKBSの週末ドラマ「華麗な日々(原題)」も高視聴率を叩き出しているチョン・イル。
"時代劇プリンス"と称されるなど、「太陽を抱く月」(2012年)や「ヘチ 王座への道」(2019年)を筆頭に時代劇のイメージが強いが、独身主義を貫く今作の完璧男子ぶりもハマリ役!自身のキャリアの"出発点"ともいえるシットコム「思いっきりハイキック!」(2006-2007年)以来となるKBSドラマということもあってか、回を重ねるごとに注目度が高まっている。

(C)MBC
涼しげな目元からクールな印象を受けるが、プライベートは筋金入りの"情熱の人"。そんなイルがゲスト出演し、驚くべき素顔を覗かせた貴重なバラエティ「全知的おせっかい視点 #281」(韓国放送日:2024年1月13日)が、10月30日(木)深夜にKNTVにて日本初放送される。
番組進行役を務めるチョン・ヒョンムやベテランコメディアンたちが、スターの日常にあれこれとお節介を焼いて干渉し、その素顔を明らかにするというこの番組。スターの私生活を知り尽くしたマネージャーからこっそり聞き出した"ネタ"も満載で、イルが出演した「#281」も、20年来の仲だというマネージャーとの絆が話題を集めた。

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「#281」が韓国で初放送された時期は、ちょうどイルが約5年ぶりの舞台「蜘蛛女のキス」に挑んでいた真っ最中。自らを女性と信じて生きる同性愛者モリーナを熱演し、女性らしいしなやかさを作り出すため6㎏減量するなど、ストイックな役作りも話題を集めた舞台だ。
密着したプライベート映像では、毎日6時間稽古に打ち込むイルの姿が捉えられている。身も心も女性になりきるため脱毛サロンに行き、移動の車内でも女性らしい仕草を研究。相手役の俳優に想いをぶつけるシーンの稽古風景が流れると、モリーナが憑依したような迫真の演技に、スタジオでモニタリングしているレギュラー陣からも自然と拍手が上がる。

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一方、稽古場の片隅で熱心にメモを取る男性が、この回のもう一人の主人公であるマネージャー、チュ・ユンソクさん。中学校からの同級生で、高校時代はイルの家に入り浸っていたほど仲の良い親友だそう。イルのそばで演技の仕事を長年見守ってきているため稽古後のダメ出しも的確で、「ユンソクさんも演技を専攻したの?」と、MCのヒョンムがびっくりするほどだ。

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スタジオが盛り上がったのは、そんなユンソクさんが「イルと仕事をしていて唯一大変なこと」を明かした場面。
それは「情熱がありすぎること」。スポーツを始めれば装備は全てプロ級のものを揃え、ドラマ「夜食男女」(2020年)をきっかけに本腰を入れた料理の腕前もプロ顔負け。実際に、番組のカメラが映し出すイルの日常生活では、「何かをやろうと決めたら完璧以上にしなきゃという感じ」(ユンソクさん)という言葉そのままの、情熱あふれるイルの素顔が明らかになっていく。

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番組後半では、地元の友人たちを招いてのホームパーティーの様子にも密着する。仲間たちのために要領よくティラミスを仕上げ、チリコンカンとタコスを準備してアボカドのディップを添える。
あまりの手際の良さに、スタジオ陣から「熟練してる」「これは美味しくないわけがない」「"詐欺キャラクター(真実味がないほど完璧な人の意味)"だ!」といった声が飛び、仕上がったご馳走を見たヒョンムも、「家で全部作ったなんて信じられないね」と目を見張る。

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また、幼なじみであり、高校時代の同級生でもある人気俳優イ・ミンホとの親友エピソードも飛び出し、番組ではミンホとの近況についても明かしたイル。さらに、パーティーでは、ユンソクさんとの絆が覗く場面も...。
「マネージャーというより伴走者みたいな存在。本当に家族だと思ってる」と語るイルと、「生涯、一緒に楽しく仕事して、遊んで、そばにいよう」と応えるユンソクさん。そんな無二の親友といえる彼らの尊い絆と共に、情に深いチョン・イルの人柄がよく表れたプライベートをじっくりと味わいたいところだ。

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文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
全知的おせっかい視点 #281(チョン・イル出演回)
放送日時:2025年10月31日(金)0:15~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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