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王将戦も白熱中!藤井聡太の1月の対局を振り返る

2026/02/16

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王将戦七番勝負は挑戦者に先勝を許したが、第2局で追い付いてタイに。そして叡王戦、朝日杯、NHK杯戦でも白星を重ねて、2026年の好スタートを切った。

※対局予定棋士の名前の後の()内は藤井から見た過去の対戦成績。

1月7日に第11期叡王戦本戦1回戦で山崎隆之九段と対戦。山崎の四間飛車に藤井は居飛車穴熊に潜り、堅さ対バランスの戦いとなった。藤井の攻めが続くかの長い中盤戦から、うまく手を作ることに成功。以下は最後まで玉の堅さを生かす展開で押し切った。
 
1月11、12日に第74期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局で永瀬拓矢九段と対戦。角換わり腰掛け銀から、先手の永瀬が攻めて後手の藤井が受ける展開になる。永瀬ペースが続く中で粘り強く指し、一時はチャンスも訪れるが、時間のない中で再逆転。その後は永瀬に的確に押し切られた。

1月18日に第19回朝日杯将棋オープン戦本戦で菅井竜也八段と対戦。先手の菅井は中飛車から穴熊へ。藤井は強気の決戦を挑むが、菅井も堅さを頼りに応じる。穴熊を生かした鋭い食い付きから、はっきりと菅井が勝勢となる。しかし何か錯覚があったようで、決め損なって形勢は混沌としてくる。流れが来てからは好手を連発し、藤井が大逆転勝ちを収めた。

同日に行われた2回戦では斎藤慎太郎八段と対戦。斎藤が先手で矢倉の出だしから、互いに居玉のまま歩がぶつかる力戦模様の将棋に。先手が押し込みそうなところで後手もバランスを保ち、徐々に藤井がペースをつかむ。リードを奪ってからは鋭く攻め、一気に先手玉を寄せ切った。2月11日に行われた準決勝では佐藤天彦九段(7勝1敗)と対戦。

叡王戦本戦も順調に勝ち進んでいる藤井聡太
叡王戦本戦も順調に勝ち進んでいる藤井聡太

1月21日に叡王戦本戦2回戦で千田翔太八段と対戦。角換わりから先手の藤井は穴熊、後手の千田は右玉に構える持久戦に。千田が積極的な動きを見せるが、藤井も穴熊の堅さを生かして強く迎え撃つ。細かい技の掛け合いで少しずつリードを奪い、最後まで穴熊の堅さを生かして勝ち切った。準決勝では永瀬拓矢九段─山本博志五段戦の勝者と対戦する。

1月24、25日に王将戦第2局で永瀬九段と対戦。角換わりの出だしから、永瀬が後手ながら早繰り銀で攻勢を取り、藤井は手厚い形で迎え撃つ。一転持久戦となり、互いにがっちりと固め合う長い戦いとなった。方針の難しいねじり合いの中で抜け出したのは藤井。細かい技を見せてペースをつかむと落ち着いて差を広げていき、最後は攻防に手堅くまとめて勝ち切った。これで七番勝負は1勝1敗となり、第3局は2月3、4日に行われた。

第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負の挑戦者は2期連続で増田康宏八段(10勝1敗)に決定。第1局は2月8日に行われた。

1月25日に第75回NHK杯将棋トーナメント準々決勝の石川優太五段戦が放映。石川の中飛車から石川は穴熊、藤井は銀冠に組む持久戦に。藤井ペースの戦いから、終盤で石川が猛烈な追い込みを見せるが、際どい受けで猛追をかわして制勝。準決勝では伊藤匠二冠─豊島将之九段戦の勝者と対戦する。

第34期銀河戦本戦ブロックの組み合わせが決定。藤井はEブロックの最終戦で登場。その前には近藤誠也八段、佐藤康光九段らが並んでいる。

文=渡部壮大

放送情報【スカパー!】

[生]ALSOK杯 第75期 王将戦 七番勝負 第4局 1日目[藤井聡太登場] 藤井聡太王将 vs 永瀬拓矢九段
放送日時:2026年2月17日(火)8:45~
放送チャンネル:囲碁・将棋チャンネル (スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります。

詳しくは
こちら

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