山本昌×高津臣吾が語る2026年セ・リーグ展望「新しいスターが出た球団が強い」
4月19日(日)、5月17日(日)にスポーツライブ+にて「マサNOTE ~山本昌が記す球人の軌跡~」#46・47が放送される。
今回のゲストは、元東京ヤクルトスワローズ監督の高津臣吾(※「高」は正しくは「はしご高」)。番組では、高津の学生時代から監督時代までの歩みを振り返るほか、収録後のインタビューでは、お互いの印象やエピソードに加え、2026年セ・リーグの行方についても率直に語ってもらった。
■プライベートでも親交のある2人が語るお互いの印象
――収録の感想をお願いします
山本「高津さんとはプライベートでも親しくさせていただいているし、これだけ頭のいい人なので、たくさん話してくるのは分かっていたんですよ。今日はちょっと長くなるぞってスタッフの方にも言っていたんですけど(笑)。でも本当に楽しくて、カットする場面がないぐらいの話ばかりで。僕もすごく楽しかったです」
高津「昌さんとは一度も同じチームになったことはないのに、プライベートで本当に仲良くしてもらっていて。こうして一緒にスーツを着てお仕事するのはほぼ初めてですよね?」
山本「初めてです」
高津「こんなに"初めて"なのに、まるでこれまで何度も一緒に仕事してきたような感覚になる。素晴らしいしゃべりやすい先輩です」
――普段から親交が深いそうですが、お互いの印象について教えてください
山本「すごく真面目な方で、頭がいい方ですね。何が真面目かというと、自分に対してとても厳しいんですよ。ゴルフでも『このホール勝ちです』なんて言ったりするんだけど、例えばバンカーでちょっと触れただけでも、自分でちゃんと二打罰を取る」
一同「(笑)」
山本「僕らだったら気づかないようなところでも、きちんとルールを守る。だからこそ監督としてもしっかりやれたのかなと思います。とにかく自分に厳しい人です」
高津「昌さんとは食事やゴルフなどプライベートでしか会わないので、楽しいイメージしかないんですよ。ご飯を食べていても、お酒を飲んでいても、ゴルフをしていても、いつもにぎやかにワイワイしている印象です。今日の収録も、普段と同じようなリラックスした雰囲気でできました」
――高津さんが思う、山本昌さんのすごいところは?
高津「昌さんは、1つのことに対する集中力がすごい。ゴルフが好きになったらずっと練習しているし、ラジコンもそうだし、クワガタもそう。こんなに趣味を持っている人、なかなかいないと思います」
山本「多趣味なんじゃなくて、昔からやってることが同じなんですよ」
高津「なるほど(笑)。つまり一度好きになったらずっと続けるタイプ。野球のピッチングフォーム研究もそうで、ずっと追求している印象ですね」
――昌さんが思う、高津さんのすごいところは?
山本「高校も大学も二番手だった。それでも自分を信じてプロに入って、名球会、そして野球殿堂まで上り詰める。途中でくじけてもおかしくない場面はあったと思うんですけど、それを全く見せない。古田さんが言う"生き様"ですよね。そこが本当に立派だなと思います。連続最下位の時も、解説の前に高津さんに声を掛けて『どお?』なんて言ってましたけど、負けても立派だなって思っていたら優勝したっていうのもすごいですね」
高津「ありがとうございます!」
■2026年セ・リーグの鍵は「新しいスターの出現」
――首脳陣が一新されたスワローズ。高津さんはどうご覧になっていますか?
高津「いろんな苦労はあると思いますけど、やっぱりみんな一丸となって戦ってほしいですね。コーチ陣も選手も一丸となって、頭を使って明るく元気な野球をしていく。それがヤクルトの伝統だと思うので、ぜひそういうシーズンにして欲しいなって思います」
山本「ヤクルトは現状、正直厳しいとは思います。怪我人も多いですしね。池山監督も『まさやん、ダイアモンド1人も決まらんわ』ってキャンプ中の中盤に言われてたので、相当厳しいんでしょうけど、ただ高津さんが言っていたように明るさはありましたね。
野球って何が起こるか分からないので、僕はヤクルトこそ、新しいスターの出現が待たれるシーズンだと思っています。球界全体を見ても、今年は過渡期というか、新旧交代のタイミングだと思います。新しいスターが出てきたチームが強くなると思うんです。ジャイアンツにしてもスワローズにしてもドラゴンズにしても、そういう選手が出てくるかどうかが鍵になるんじゃないかなと思います。12球団誰が出てくるか、それがスワローズにほしいですよね。力のある選手はいるんですよ。外国人選手2人も安定しているし、奥川君とかが一本立ちしたら...下馬評ほどは悪くないなと思っています。(池山監督は)同級生なので、頑張ってほしいです!」
――ドラゴンズ、スワローズ、それぞれのチームで気になっている選手は?
山本「(ドラゴンズは)中西選手かな。金丸選手と高橋選手は今年、ローテーションの柱としていると思うんですけど、そこに新旧交代という意味でね。大野雄大選手とか涌井選手とか松葉選手とか柳選手とか、いろんなピッチャーがいますけど、そこにルーキーの櫻井投手と中西投手。この2人がやっぱりポイントになるんじゃないかなと思います。大学ナンバーワンピッチャーをドラゴンズが二年連続で指名できているので、ここが力を示すと相当強いチームになる。もし中西投手が二桁勝つような活躍をしたら、優勝しても全然不思議じゃないと思います。ルーキーを計算しちゃいけないとは言いますけど、中西投手ならやってくれるんじゃないかなと期待しています」
高津「(スワローズは)内山選手ですね。今年じゃないかもしれないけど、将来的にはスワローズの中心バッターになると思います。意外と劇的なホームランを打つんですよ。チームの雰囲気を変えるバッティングができる、数少ない存在かなと思います。今はちょっと怪我をしていますけど、今年も注目して見ていきたいですね」
――高津さんは今年から現場を離れられて、近況を気にされているファンの方もいらっしゃると思います。今、お互いに聞いてみたいことはありますか?
山本「僕は高津さんに聞きたいことありますよ。ロッテジャイアンツ(韓国)に行って、どういうことをやっているのかっていうのを聞きたいですね。僕らも、もしかしたら韓国の方から話をもらうこともあるかもしれないし、実際どういうことをするんですか?」
高津「あれはね、"すべてを見てください"って言われていました。丸投げといえば丸投げなんですけど、本当に困っているから、監督とコーチの関係だったり、選手の起用法だったり。
ただ、コーチはしませんって言いました。選手に直接教えることはしないと。でも補強のこととか、日本人選手の調査とか、そういうところも含めて全部見てほしいと言われました」
山本「じゃあ、この秋とかもしストライク入らないピッチャーばっかりだったら、俺も行くよ。一緒に」
高津「ありがとうございます(笑)」
――高津さんから昌さんに聞いてみたいことはありますか?
高津「聞いてみたいこと...名古屋のおいしいご飯屋とゴルフ場を聞いてみたいじゃなくて、用意してください。お願いになっちゃった(笑)」
山本「ぜひ遊びに来てください。僕が接待します」
高津「じゃあゴルフバッグ1つ担いで、宿泊で行きます」
山本「はい、僕が接待しますので。その代わり、日本製鉄東海REXの練習を一日付き合ってください!古田さんと(笑)」
一同「(笑)」
――最後に野球ファンの皆さんにメッセージをお願いします
山本「今日、高津さんと収録させていただきましたけど、非常に面白い内容になったと思います。笑いもあり、真面目な話もあり、いろんな話が聞けたと思うので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
マサNOTE ~山本昌が記す球人の軌跡~ #46・47 高津臣吾
放送日時:2026年4月19日(日)、5月17日(日)
チャンネル:スポーツライブ+
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