笑い飯・哲夫が奈良の社寺を独自の視点で解説!「笑い飯哲夫のおもしろ社寺めぐり」
「M-1グランプリ2002」 決勝でダブルボケの漫才を披露し、2009年には後世に語り継がれる鳥人のネタで「100点」をたたき出した笑い飯。既存の漫才の展開や「お約束」を完全に置き去りにし、圧倒的な面白いやりとりだけで会場の空気を一変させた彼らは、今や関西を代表する漫才師となった。
現在も舞台で爆笑を起こし続ける笑い飯は、それぞれ個人でも活躍中だ。大喜利やバラエティで異才を放つ西田に対し、哲夫は芸人の枠にとどまらず、農家、花火解説、格安学習塾の経営など、多角的な趣味と活動で知られる。中でも仏教への愛と知識は専門家をも凌駕する。そんな哲夫が、古都・奈良の寺社を楽しく、深く解説する番組が「笑い飯哲夫のおもしろ社寺めぐり」である。
こちらは各地で仏教講義を行い、「ブッダも笑う仏教のはなし」(サンマーク出版)や、釈徹宗氏との往復書簡と対談をまとめた「みんな、忙しすぎませんかね?~しんどい時は仏教で考える。」(大和書房)など、仏教関連の著書も出版している哲夫が、ロケパートナーとともに「独自の視点」で語りつくす番組である。
©奈良テレビ放送/吉本興業
「社寺にスポットを当てた番組」と聞くと、興味のない人はそれだけで敬遠してしまうかもしれない。たしかに、番組内では奈良県の社寺をめぐりながらマニアックな解説が繰り広げられるため、「神社仏閣が好きでないと置いてきぼりにされるのでは」と感じてしまうだろう。
だが、決してそんなことはない。住職や神主の本格的な解説に加え、哲夫がわかりやすく、時にはユーモアを交えて噛み砕いてくれるため、予備知識がなくとも楽しく社寺の魅力を体感できるのだ。
堅苦しく思われがちな歴史的背景や仏教用語も、彼の独特な例え話や軽妙な語り口を通すことで、一気に親しみが生まれる。単なる紹介にとどまらず、日本が歩んできた歴史や文化の深さに、自然と惹き込まれていくのだ。
何より、哲夫たちが訪れる社寺は圧巻。画面越しでも感じる息をのむような荘厳な建造物は、ただ見ているだけでも心が洗われる。その圧倒的な景色に哲夫の視点が重なることで、臨場感とワクワク感が生まれる――。「笑い飯哲夫のおもしろ社寺めぐり」は、笑い飯・哲夫という卓越した表現者が紡ぐ「確かな知識」と、社寺が持つ荘厳なロケーションによる「癒やし」が見事に融合した番組なのだ。
「M-1」で常識を塗り替えた哲夫が、本番組では、仏教の世界を誰もが心から楽しめる"最高の教養エンタメ"へと昇華させている。歴史を知れて心も晴れやかになる。こんな贅沢な時間はない。
文=浜瀬将樹
放送情報【スカパー!】
笑い飯哲夫のおもしろ社寺めぐり
放送日時:2026年10月28日(水)23:30~ほか ※隔週(水)23:30~
チャンネル:MONDO TV(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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