「ポッサム」とはひと味違ったケミがお見事!チョン・イル&ユリ(少女時代)が体現するゴージャスな恋模様

「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」(2021年)で初共演し、息の合った芝居が大いに注目を集めたチョン・イルとユリ(少女時代)。寡婦を連れ去って再婚させる朝鮮時代の風習"ポッサム"をテーマにした同作は、闇稼業で生計を立てるバウ(イル)が、人違いで"翁主(王の側室の娘)"のスギョン(ユリ)を誘拐し、その出会いが王朝を揺るがす事態を巻き起こしていく壮大なロマンス史劇。
イルは長髪に無精ひげという徹底した役作りで荒くれ者のバウを演じ、ユリは、初の時代劇ながら気高いオーラを漂わせる翁主・スギョンを好演。人気と実力を備えた2大スターの"身分差"を超えた愛が視聴者の心を掴み、放送終了後も"ポッサムロス"に陥る人が続出した。

(C)2022 KT StudioGenie Co.,Ltd All rights reserved
そんな「ポッサム」で最高のケミストリーを見せた彼らの"再会"で反響を呼んでいるのが、8月24日より韓国で放送が開始されたばかりの最新ラブコメディ「グッジョブ(原題)」だ。重厚な時代劇の世界観とはガラリと印象を変えたゴージャスな現代劇において、一癖あるキャラクターを演じたイル&ユリが繰り出す、軽妙洒脱な掛け合いが早くも話題を集めており、KNTVにて10月22日(土)より日本初放送されることも決まっている。

(C)2022 KT StudioGenie Co.,Ltd All rights reserved
イルが演じるのは、ビジュアルや能力はパーフェクトながら性格に難ありの財閥グループ会長・ソヌ。鋭い推理力と変装能力、抜群の運動神経を生かして裏では探偵として活躍し、約20年前に母親を殺害した犯人を今も捜している。一方のユリは、遠くの小さなものまで見ることのできる"超視力"を持ち、貧しくもたくましく生きるお金好きなヒロイン・セラを嬉々として演じている。
一風変わった2人がひょんなことから事件解決のために手を組むことになり、危険が迫るほどに恋も深まっていく...というストーリーが展開される。

(C)2022 KT StudioGenie Co.,Ltd All rights reserved
2つの顔を使い分け"二重生活"をするソヌ。"超"がつくほどの財閥御曹司である表向きの顔では、スマートにスーツを着こなす隙のないビジュアルが見事。ダンディなオーラと余裕を感じる風体、仕草は、それだけで極上の目の保養だ。その一方で、夜になると切り替わる探偵としての裏の顔では、捜査の過程で老人や長髪ギャンブラーなど"変装パレード"を披露。コミカルな姿で強烈なインパクトを発揮しており、その一皮剥けたような大胆な演技は、スピーディーに展開する本作との相性も抜群だ。

(C)2022 KT StudioGenie Co.,Ltd All rights reserved
もちろん、イルとユリの恋模様にも熱い視線が注がれている。前作で構築した息ぴったりの演技の呼吸は今回の掛け合いでも大いに生かされ、捜査に本気のソヌと、お金に目がないセラの対比が痛快だ。
トキメキに満ちた恋愛パートも、ドギマギしつつお互いを意識し、次第に縮まっていく距離感に目が離せない。最終話に向けて、現代劇のラブコメならではの鮮やかさとポップさも内包した最高のケミで楽しませてくれるに違いない。

(C)2022 KT StudioGenie Co.,Ltd All rights reserved
どんなジャンルの作品も卓越した演技力と表現力で物語を盛り立てるイル。9月9日には35歳を迎えたばかりだが、今回の「グッジョブ(原題)」の好調ぶりも後押しし、今後ますます韓流ドラマに欠かせないスター俳優として高みを目指していくことだろう。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
グッジョブ(原題)
放送日時:2022年10月22(土)20:00~
※毎週(土)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
こちら
-
2025/05/13
リー・フェイ(李菲)の麗しいビジュに熱視線!「花令嬢の華麗なる計画」の楽師役でも注目を集めた「ショートドラマの男神」が本領を発揮
-
2025/05/13
チェ・ジョンヒョプが体現する初恋の甘さや切なさ...「Eye Love You」のテオ役にはない、ツンデレ属性の愛すべきキャラクター
-
2025/05/13
40代半ばを迎える韓国最強の童顔女優チャン・ナラの新境地!ナム・ジヒョンとのバディに心が熱くなる「グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~」
-
2025/05/12
ゴン・ジュン(龔俊)のスーツ姿に漂う大人の色気...ブロマンス時代劇「山河令」とのギャップにもときめく極甘ロマンス「夜明けの恋人たち」