SKY-HIの熱いスピーチに喝采!BE:FIRST、JO1、INI...ら11組が圧倒的な熱量を放つ「MTV VMAJ」の全力パフォーマンス

全米最大規模の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の日本版であり、今年で21回目を迎えるMTV主催の音楽アワードが、「MTV VMAJ 2022」(11月2日)、「MTV VMAJ 2022 -THE LIVE-」(11月3日)として、初の2日間に渡って東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催。3年ぶりの有観客開催とあって、会場は大いに賑わいを見せた。

(C)田中聖太郎
「MTV VMAJ」は年間の優れたミュージックビデオを表彰するアワードで、今年は授賞式(レッドカーペット&トロフィー授与)とライブが融合した新たなスタイルで実施された(この模様は、11月19日(土)にMTVにて放送される)。
向井慧(パンサー)、岩井勇気(ハライチ)、菅井友香がMCを務めた11月2日には、BE:FIRST、BiSH、Da-iCE、INI、JO1、マカロニえんぴつ、櫻坂46、SKY-HI、THE RAMPAGE、東京スカパラダイスオーケストラがライブ出演。また、この10組に加え、SEKAI NO OWARI、クリープハイプ、バルーンがサプライズで授賞式イベントに参加するなど、多彩な顔触れが揃った。
■THE RAMPAGE、INI、JO1、Da-iCEら、男性ダンス&ボーカルグループが存在感を発揮

(C)岸田哲平
まずオープニングを飾ったのが、「Free Free Free feat. 幾田りら」で「Best Collaboration Video」を受賞した東京スカパラダイスオーケストラ。「TONGUES OF FIRE」を皮切りに計3曲を披露した彼らは、客席を煽るステージングなどライブ巧者ぶりを発揮し、トップバッターに相応しい仕事ぶりで会場の空気が一気にヒートアップ。
トロフィー授与の際にも、コラボ相手の幾田りらやファンに向けて、谷中敦(Baritone sax)が熱いメッセージを発信し、鮮烈な幕開けを印象付けたスカパラ。熱量溢れるステージはそのまま後続に引き継がれ、男性ダンス&ボーカルグループが熱いステージを繰り広げていった。

(C)岸田哲平
色とりどりのド派手なジャケットスタイルで登場したTHE RAMPAGEは、「Best Choreography」を受賞した「RAY OF LIGHT」や、総勢16名による横並びダンスが圧巻の「ツナゲキズナ」を披露。「全て自分たちで振り付けを考えているので、こういった賞を貰えて嬉しいです」と語り、ダイナミックなダンスで迫力のあるステージを展開した。

(C)上山陽介
「昨年11月にデビューした...」というMCが言葉を切り出した時点で会場からどよめきが上がっていたのが、「Best New Artist Video -Japan-」を受賞したINI。黒とゴールドのゴージャスな衣装で登場すると、「Rocketeer」と「Password」を堂々とした姿でパフォーマンス。また、スペシャルライブイベントが行われた翌3日には、「Daisy Bell Award」を受賞したバルーンのボカロ楽曲「パメラ」を、INIの高塚大夢(※「高」は正しくは「はしご高」)がソロで歌うというスペシャルなコラボも実現した。

(C)岸田哲平
昨年に引き続きVMAJに出演し、「Best Live Performance」を受賞したJO1は、白をベースにラメが散りばめられた衣装に身を包んで登場。賞の名に相応しいキレキレのダンスと伸びのある歌声で「SuperCali」を披露すると、ファンとの絆を歌った「With Us」では打って変わって優しい笑顔でオーディエンスを魅了した。

(C)岸田哲平
8月22日にリリースされたデジタルシングル「イマ」に収録されたサマーソング「スターマイン」で、「MTV Breakthrough Song」を受賞したのがDa-iCE。「我々ももっとBreakthroughして行けたらと思います」と高らかに宣言した彼らは、ミドルテンポの壮大なナンバー「Promise」で圧倒的な歌唱力を見せつけると、一転して軽快なアッパーチューン「スターマイン」では、花火の映像をバックに歌詞の世界観を表現したダンスパフォーマンスを披露し、実力の高さを存分にアピールした。
■1年の成長を見せつけたBE:FIRSTと、観客を魅了するSKY-HIの熱いメッセージ

(C)上山陽介
男性ダンス&ボーカルグループの中でも、ステージ上でのスタンバイの時点で拍手が巻き起こるなど一際大きな注目を集めていたのが、翌11月3日にデビュー1周年を迎えた7人組ボーイズグループのBE:FIRSTだ。
昨年の「Rising Star Award」受賞に続き、今年は「Best R&B Video」受賞と2年連続での受賞となった彼らは、黒のシンプルなセットアップで登場。受賞曲である「Betrayal Game」のパフォーマンスでは、ムーディーなサウンドに合わせた色気溢れる一面をアピールした。一方の2ndシングル「Bye-Good-Bye」では、時折笑顔を見せながら爽やかに歌唱し、1つのジャンルに囚われないグループとしてのスタイルを示してみせた。

(C)田中聖太郎
レッドカーペットを歩き、「Best R&B Video」のトロフィーを受け取った際には、メンバーを代表してRYOKIが、「僕たちは概念に囚われず、ジャンルレスに音楽の可能性を広げ続けていければと思っています。今回はR&Bという様々なジャンルのうちの1つが評価されたのかなと思います」とコメントしていた。その後は、彼らが所属するレーベル・BMSGの代表を務めるSKY-HIの登場ということで、メンバー全員で「SKY-HI!」と呼びかけ、ステージを繋いだ。

(C)岸田哲平
ステージに登場したSKY-HIは、世界で躍進するK-POPグループ・Stray Kids(ストレイキッズ)のバンチャン、チャンビン、ハンからなるユニット・3RACHAとのコラボ楽曲で、今回「Best Hip Hop Video」を受賞した「JUST BREATHE」をパフォーマンス。アグレッシブなトラックに合わせて、畳み掛けるようなテクニカルなラップで高いスキルを発揮した。
続いて、BE:FIRSTが誕生したオーディション番組「THE FIRST」のテーマソング「To The First」へと突入すると観客は大興奮。エモーショナルで壮大なサウンドに乗せて、メロディアスなラップを情熱的に歌う姿は圧巻だった。また、翌3日に行われたスペシャルライブイベントにも続けて出演した彼は、軽快なMCを挟みながら全10曲もの全力パフォーマンスを展開。観客の熱を煽りながら一体感を高めていく迫力のステージングを繰り広げた。

(C)岸田哲平
トロフィー授与の際には、3RACHAへの感謝の言葉を並べた後に、「正直、今年はもっと自分より相応しいんじゃないかっていう友だちもいるけど、そんな時でも胸を張って『マジ頑張りました。ありがとう』って言える生き方、作品作りを今後も続けていきます。また来年、帰ってきます」と、素直な気持ちを交えながら、SKY-HIらしい熱い言葉を残した。
■「Video of the Year」を受賞した「Habit」のセカオワがサプライズで登場

(C)上山陽介
サプライズゲストとして終盤に登場し、会場が最高潮に盛り上がったのが、SEKAI NO OWARIによる「Habit」のパフォーマンスだ。SNSでバズリまくった高難易度のダンスを、振付を担当したパワーパフボーイズ含む総勢16名のダンサーと共に披露した。

(C)岸田哲平
そしてこの日のラストに、大賞「Video of the Year」の受賞者として再びレッドカーペットに姿を見せたSEKAI NO OWARI。「(「Habit」の)ミュージックビデオは、監督の池田大と振付のパワーパフボーイズ、そして僕たちSEKAI NO OWARIの3グループで作りました。夜中のスタジオで、ダンスの練習をしたり、振付を考えていた時には、こんなに素晴らしい賞をもらえるなんて夢にも思っていませんでした。僕たちにとっても、パフォーマーとして次のステージに連れて行ってくれた作品になったと思っています」と、ストレートに喜びの声を表現し、イベントを締めくくった。

(C)岸田哲平

(C)田中聖太郎
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
MTV VMAJ 2022
放送日時:2022年11月19日(土)20:00~
MTV VMAJ 2022 -THE LIVE-
放送日時:2022年11月26日(土)19:00~
チャンネル:MTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
こちら
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