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日笠陽子、安済知佳、豊田萌絵が本気の怪談!人気声優が"声"と"演技"で怪談を魅せるバラエティ「語ル怪」

2023/01/17

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「SHAMAN KING」の麻倉葉役などで知られる日笠陽子、「リコリス・リコイル」の錦木千束役で注目される安済知佳、「てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!」の牛久みさお役などを演じた豊田萌絵。「響け!ユーフォニアム」シリーズで共演し、親しい間柄の人気声優3人が、とっておきの怪談話を語り合い、恐怖の時間を共にする...。そんな一風変わったシチュエーションで繰り広げられる番組が「語ル怪」だ。

怪談をする日笠陽子、安済知佳、豊田萌絵
怪談をする日笠陽子、安済知佳、豊田萌絵

「語ル怪」©東北新社

<第1怪>の冒頭では、まとめ髪に浴衣姿と、大人の女性の魅力をふりまく3人。「おばんです~」という、のんきなあいさつの後、突然、日笠が「これは呪われた家に棲み着いた悪霊の話なんですが...」と語りだすと、安済と豊田は戸惑いと混乱と恐怖が入り交じった複雑な表情に。そんな2人へ、日笠が「このおうちは声優さん限定のシェアハウスなんです。入居条件は怖い話が好きなことです!」と説明すると、安済が「そんな好きじゃない...」とポツリ。日笠と豊田から、プライベートでもさまざまな心霊現象を体験していることについて話を向けられた安済は、仕事で地方のホテルに宿泊した際、自身がキャラクターを演じた作品のオンエアを観るために時計を何度か確認していると、時計の針すべてがグルグル回り出し、「ふざけんな!」とツッコんだという体験談を笑顔で明かす。続いて、今までの人生で3回死にかけるも、すべて直感で回避してきたという豊田が、最近、守護霊を見ることができるという人のもとを友人と訪ねたところ、予想外の存在に護られていたことを告白。そして、日笠はオフィス街にある録音スタジオで夜の22時に遭遇した心霊体験を話すなど、シェアハウスは恐怖と笑いが入り混じった不思議な空気に包まれる。

そんななかで、日笠が「こういう話をしていると、(怪異が)寄ってくるって話あるよね」と切り出す。安済が「今日、それが不安だった」と心情を明かし、豊田が「わかる」と頷くなか、突然、照明が落ち、インテリアの壺にスポットライトが当たる。その妙な神々しさに爆笑しはじめる安済と豊田を見て、「もえし(豊田の愛称)とかが『きゃーっ!』って言ってくれるのを(スタッフ陣は)多分期待していたと思うんだけど、この人たち、面白くなっちゃうのよ!」と日笠もつられて笑い出してしまう。

そんな笑いに満ちた前代未聞の怪談バラエティも、後半戦は壺の中に入っていた巻物に名前が書かれていた安済知佳による本気怪談がスタート。ロウソクの火が揺らめくなか、安済が語るのは実話に基づいたオリジナル怪談。「響け!ユーフォニアム」の高坂麗奈役などで聞かせてきた、凛々しさの中にもどこかはかなげな雰囲気を漂わせる声とは打って変わった低く落ち着いたトーンで、安済はとあるデパートにまつわる悲しい怪談を語った。

「語ル怪」©東北新社

<第2怪>では豊田が「境界の彼方」で演じたクールな女子高生・伊波桜を思わせる物静かな声で、有名な心霊スポットとなっているトンネルで起きた恐怖体験を臨場感たっぷりに語る。そして<第3怪>では、さまざまな人気アニメで少女役からお母さん役まで幅広く演じてきた日笠が、今までにない落ち着きと優しさを感じる声で、東北地方に暮らす人物が学生時代に体験したという摩訶不思議な出来事を再現。少年だけでなく成年男性までと、他では聞くことのできない役柄の演じ分けは必聴だ。

語り部分やと登場人物の声を巧みに使い分けるだけでなく、台本を手にしていないという状況だからこそ味わえる、繊細な表情としぐさ...。彼女たちの美声はもちろん、役者としての実力を味わえる新感覚声優怪談バラエティを堪能してほしい。

文=中村実香

放送情報【スカパー!】

「語ル怪」
<第1怪>
放送日時:2023年2月11日(土)0:45
<第2怪>
放送日時:2023年2月18日(土)0:25
<第3怪>
放送日時:2023年2月25日(土)0:55

チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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