杉咲花が自身の撮休について語る!「家で過ごす時間が好きなので、家にいることが多いです」

有村架純、竹内涼真、神木隆之介ら実在する俳優の撮休日を題材に、気鋭のクリエーターたちがオフの姿をフィクションとして描くオムニバスドラマ"撮休"シリーズ。その最新作となる第4弾は2月10日(金)にWOWOWプライムで放送され、杉咲花さんが主演を務める。

「元々この"撮休"シリーズは拝見していました。俳優の休日をテーマにした物語という視点が、新しくて面白い企画だと感じていました。ですので、自分が出演できると知った時はすごくうれしかったです。これほど多くの素晴らしい製作陣の方々が参加される、ぜいたくな企画に携わることができて幸せでした」
本作は国内外で注目される、松居大悟、今泉力哉、三宅唱の3人の監督が全6話の演出を手掛けた。
「撮影は毎日楽しくて仕方がなかったです。松居監督の回では、過ぎゆく時間に争うような特別なシーンがあり、思わずぐっときてしまう、素敵な時間でした。今泉監督の回では、12ページに及ぶ長いシーンの撮影があり、緊張していたんです。でも、監督ご本人からあふれる穏やかな空気感に、気付けば心地よさを感じていました。三宅監督の現場は、心地よいグルーブ感があって、みんなで創作をしている一体感とその空気感がたまりませんでした。全ての現場がとてもぜいたくで、エキサイティングな体験をさせていただきました」

作品を見ている側はつい「こんな休日を過ごしているの?」と思ってしまう設定だが、1話ごとに全く異なる人間像が描かれる。
「それぞれの回ごとに主人公が違った輝きを放っているんです。演じる際に実際の自分自身と照らし合わせた場合、『自分はこうありたい』という理想の自分像を追い求めてしまう気がしました。自分をベースに演じるというよりは、他者として演じることを心掛けていました」
劇中の"杉咲花"さんは、友人とルームシェアを計画したり、女性マネージャーと恋愛トークに花を咲かせたりもする。
「ルームシェアは憧れに近いものがあります。自分自身の高校時代にも仲良しの友達とのルームシェアを夢見たことがあったなぁと、懐かしさを感じたりもしました」
では、杉咲さん本人は実際に"撮休"をどう過ごしている?

「家で過ごす時間が好きなので、家にいることが多いです。ご飯を作ったり、映画を見たり、読書をして過ごしています。こんなふうにインタビューに答えているシーンが劇中にもありましたね(笑)。今は、料理家・高山なおみさんの塩豚レシピにハマっています。塩を揉み込んだ肉を塊ごと冷蔵庫の中で熟成させるのですが、3日ほど置いておくと、とても美味しくなるんです」
すぎさき・はな●1997年10月2日生まれ、東京都出身。映画「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など、各賞の助演女優賞を受賞。NHK連続テレビ小説「おちょやん」(2020年~2021年)ではヒロインを務めた。出演映画「大名倒産」が6/23(金)に公開予定。
撮影=山田大輔 取材・文=magbug スタイリスト=田中美和子 ヘアメーク=小澤麻衣(mod's hair) 衣装協力=CONTEMPO / YAECA HOME STORE、FOOTWORKS
放送情報【スカパー!】
連続ドラマW「杉咲花の撮休」
放送日時:2023年2月10日(金)23:30
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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