ヒョンジンやフィリックスが抱える共同生活の不満とは？「アイドル人間劇場」で溢れ出るスキズことStray Kidsの仲の良い関係性

2023/03/30

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2月22日に日本1stアルバムとなる「THE SOUND」をリリースした"スキズ"ことStray Kids。リリース前後には、日本の音楽番組でタイトル曲「THE SOUND」を披露したり、ライブを行ったりと精力的な活動を展開し、好調なセールスを記録。日本でも抜群の人気と存在感を見せつけている。

まさに世界的な活躍を見せるStray Kidsだが、そんなグローバルスターとしての姿とはギャップのある等身大な姿を見せてくれるのが、韓国のバラエティ「アイドル人間劇場」(韓国放送日：2021年9月29日)。表舞台ではなく練習室でのアイドルたちに密着し、時にはインタビューを挟みながら素顔を映し出していくドキュメンタリーだ。

ソファで仲良くくつろぐスキズのメンバーたち(「スタジオK～アイドル出演回BEST」)
(C)KBS

8人のメンバーで構成されるStray Kidsは、今もなお4人ずつ2つの宿舎に分かれて共同生活を送っていることは有名で、グループ仲が特に良いことでも知られている。番組でもまるで友だち同士のような彼らの関係性が露わになっていく。

例えば、レッスンをリードしようとしたムードメーカーのHAN(ハン)が途中で振り付けが分からなくなり、見かねたメインダンサーのHyunjin(ヒョンジン)がリード役を交代。その振り付けが完璧だったせいで「僕はこれから何をすればいいの？」とちょっぴり拗ねた様子を見せ、「僕はラッパーだ」と開き直ったHAN。するとHyunjinはすかさず「この状況をラップで」とムチャ振り...という、同い年ならではのじゃれ合いが始まる。

さらに日々の不満をぶちまけるという場では、「僕に話したいことがあるみたいだけど？」と挑発するようなChangbin(チャンビン)に向けて、真っ先に手を挙げたのがHAN。「兄貴、僕があげた誕生日プレゼント、どこにあるの？」と言い放ち、しどろもどろで言い訳するChangbinを見て、「僕たちの縁もここまでだ」と傷ついた表情を見せていた(周りのメンバーはもちろん大爆笑)。

またLee Know(リノ)が歯磨き粉の蓋を閉めないメンバーがいると宿舎エピソードを暴露すると、I.N(アイエン)やFelix(フィリックス)も巻き込んだバスルームの共用ルール大論争へと発展。それに続いてHyunjinもヘアトリートメントを勝手に使われていると主張。ところが、そのトリートメントが共用だと思われていたことが判明し、逆にイジられるなど、微笑ましいプチ喧嘩を繰り広げていく。

そんなメンバーのやりとりを見守っていた最年長でリーダーでもあるBang Chan(バンチャン)にも矛先は向けられ、宿舎に居る時に裸でいることを暴露。「周りに配慮してほしい」とクレームをつけられてしまう...。

こうしたスキズの仲の良さが随所に現れた「アイドル人間劇場」は、KBSバラエティ番組のデジタル専門スタジオ「スタジオK」で配信されたもの。4月2日(日)よりKBS Worldにて放送がスタートするアイドル出演番組をピックアップした「スタジオK～アイドル出演回BEST」内の1つとしてオンエアされる。

この「アイドル人間劇場(Stray Kids編)」以外にも、4月の放送回には、NCT 127が出演した「ボアッタ」(韓国放送日：2020年5月30日)も放送される。この番組はまだNCTを知らない子どもたちに対し、自分たちのことを紹介するという内容だ。

ソウルの経度である東経127度線が由来となっているグループ名について説明するも、興味なさそうな子どもたちにタジタジしながら、歌を歌ったり、一緒に自分たち楽曲を聴いたりと子どもの気を何とか引こうと奮闘するメンバーたち。徐々に打ち解けていく様子が何とも微笑ましい。

また思いもよらぬ鋭い質問が子どもから飛び出してハッとするなど、遠慮を知らない子どもたちとの交流を通じて、意外な一面が露わになるメンバーたちの驚く表情も新鮮だ。

さらにはシンガーソングライターのイ・ムジンがホストを務めるバラエティ「リムジンサービス」に出演したアイドルたちの放送回もスタンバイ。同番組は、様々なアイドルたちがゲストとして登場し、自分の楽曲やカバー、ムジンとのセッションなど生歌を披露するというもので、EXOのSUHO(スホ)や、IVEのLIZ(リズ)の出演回が放送される。

また、ASTROのMJが出演する「トロット this is party」など、本格的な音楽ショーからユニークな企画のバラエティまで、「スタジオK」が発信する多彩なコンテンツが盛り沢山だ。