TOMORROW X TOGETHER(TXT)の先輩へのリスペクトが滲むリアクションに好感！ボムギュやヨンジュンの貴重なショットも満載な音楽プログラム

10月13日にリリースした3rdフルアルバム「The Name Chapter: FREEFALL」が、前作「The Name Chapter: TEMPTATION」に引き続き、爆発的なセールスを叩き出しているTOMORROW X TOGETHER。「ビルボード200(米アルバムチャート)」でも3位に初登場すると、その後5週連続でチャートイン。日本2ndアルバム「SWEET」を含め、今年リリースした3枚のアルバム全てが「ビルボード200」にランク入りするなど、世界的な快進撃が続いている。

そんなTOMORROW X TOGETHERが新譜リリース当日の10月13日に出演したのが、韓国の天才兄妹と称されるポップデュオ・AKMUがMCを務める「THE SEASONS～AKMUのLAST GOODBY」。大勢の観客の前で生バンド伴奏によるパフォーマンスが繰り広げられるというアメリカのTVショーさながらのライブ感が楽しめる本格的音楽トーク番組だ。

1年間を4つのシーズンに分け、それぞれ4組の実力派アーティストたちがMCに登場するという斬新なスタイルも話題で、アーティスト同士ならではの踏み込んだ会話もこの番組ならではの醍醐味。パク・ジェボム、JANNABIのチェ・ジョンフンと繋がれてきたMCのバトンを第3シーズンで受け継いだのがAKMUで、兄妹であるイ・チャンヒョクとイ・スヒョンが息の合った掛け合いで番組を盛り上げていく。

「THE SEASONS」シリーズの第1シーズンに登場したBTSのJ-HOPEを筆頭に、豪華なゲストも毎回話題で、第3シーズンに入ってからもCNBLUEのジョン・ヨンファやEXOのD.O.ら人気スターたちが、AKMUとの共演を理由にこぞって出演したほど。そんなゲストアーティストの1組となったTOMORROW X TOGETHERは、前作のタイトル曲「Sugar Rush Ride」のパフォーマンスと共に登場。客席からの割れんばかりの歓声がその人気の高さを物語る。

マンネ(末っ子)のHUENING KAI(ヒュニンカイ)は、かつてオーディションでAKMUの「Give Love」を歌ったというエピソードを明かし、曲の一節をラップで披露。さらにBEOMGYU(ボムギュ)が作曲を手がけた楽曲「Blue Spring」をギター演奏し、その調べに乗せてHUENING KAIとYEONJUN(ヨンジュン)が美声を響かせるなど、軽快なトークの合間にはレアなパフォーマンスが次々と飛び出していく。

さらに、SOOBIN(スビン)とTAEHYUN(テヒョン)とBEOMGYUの3人が、AKMUの「Love Lee」のダンスチャレンジ「#LoveLeeChallenge」として投稿した動画がバックスクリーンに流れると、これにはAKMUも大喜び。今度は立場が逆転し、兄・チャンヒョクがTOMORROW X TOGETHERの新曲「Chasing That Feeling」のダンスにも挑戦することに。

YEONJUNによる公開ダンスレッスンを経て、チャンヒョクを加えた6人で行ったパフォーマンスは、意外なほど(？)上々の仕上がりで、場内からはどよめきと歓声が起こったほど。まんざらでもないといった素振りのチャンヒョクの"ドヤ顔"や、そんな兄の姿に笑いが堪えきれない妹・スヒョンのリアクションも微笑ましく、ダンスチャレンジが成功した6人が輪になって飛び跳ねながら喜び合う姿も何だか可愛らしい。貴重なコラボを通してはしゃぎ合うTOMORROW X TOGETHERとAKMUの姿からは、心から共演を楽しんでいる様子が伝わってきた。

番組のエンディングでは、改めて5人で「The Name Chapter: FREEFALL」のタイトル曲「Chasing That Feeling」を披露し、グローバルスターたるパフォーマンスの高さで会場を圧倒したTOMORROW X TOGETHER。何よりAKMUとの共演によって引き出される彼らの素直なリアクションは、一般的な音楽番組ではなかなか見られない貴重な瞬間の連続。そうした先輩アーティスト・AKMUへのリスペクトが自然と滲み出る彼らの姿勢にも好感が持てた。

文＝HOMINIS編集部