メインコンテンツに移動

2024/02/09

癒し系男子が赤楚衛二のハマり役!有村架純、中村倫也主演「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」

この記事を共有する

今年7月に公開予定の映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」で坂本龍馬役を演じる赤楚衛二。ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」、でブレイクし、「ペインティングトレイン-8時23分、明日君と」で山田裕貴とのコンビが話題になるなど、オファーが絶えない。そんな赤楚の魅力は有村架純と中村倫也がW主演を務めたリーガル・エンターテインメントドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」でも十二分に発揮されている。

「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」に出演する中村倫也と赤楚衛二
「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」に出演する中村倫也と赤楚衛二

(C)TBSスパークル/TBS

本作で赤楚が演じたのはヒロインの"石子"こと石田硝子(有村)の高校時代の後輩・大庭蒼生。大庭は石子の父親(さだまさし)が経営する潮法律事務所で羽根岡佳男(中村)が働くようになってからの最初の依頼人だ。

石子が4回も司法試験に落ちているパラリーガルなのに対し、羽男は一発で司法試験予備試験と司法試験に合格し、写真のように見たものを記憶する特殊能力「フォトグラフィックメモリー」を持つ弁護士。石頭という意味で"石子さん"と呼ばれるようになった石子と、天才弁護士だと思われたくてトークや表情まで研究している羽男。そんな2人が意気投合するわけもなく、職業柄、口がたつだけに、しょっぱなから言い合いばかり。そんなところに現れたのが、行きつけのカフェで携帯を充電していただけで店長から大金を請求されてしまったという大庭だ。その後、この案件がきっかけで大庭は会社を辞めることになり、一時的にアルバイトとして石子と羽男をサポートすることに。飄々としたナルシストに見えて、実は繊細でチャーミングな面を持つ羽男と、まっすぐな性格で人を疑わない大庭は対照的。放送当時、大庭を「普段の自分に近いキャラクターだ」と語っていた赤楚。可愛さ全開の表情や、憂いを帯びた顔も多くの視聴者を翻弄させた。

■憧れの先輩だった石子を目で追う赤楚の視線に胸キュン

(C)TBSスパークル/TBS

潮法律事務所でアルバイトをしながら、就活することになった大庭は、再会した
石子への想いを募らせていく。いつもバチバチのバトルを繰り広げているとはいえ、お互いに信頼し合っている石子と羽男の様子を少し離れた場所からじっと見ている大庭が切なく、視線で気持ちを表す赤楚の演技力が発揮されている。
視聴者をキュンとさせるポイントは数々あるけれど、中でも雨に濡れている石子に傘を差し出し、話しながら事務所に向かうシーンは「可愛い!」と言われることが多い赤楚らしさ全開。間を持たせるためにジョークを話すのだが、オチを先に言ってしまう初歩的な失敗を犯してしまい、照れまくるのである。
依頼人のために奔走する石子と羽男が"もの言わずとも相手の気持ちを察するバディ"なら、石子と同じく真面目な大庭は、落ち込んでいる時にいつのまにか笑顔にさせてくれるような"癒し系"。不器用で天然な大庭の恋の行方にも注目したい。

■無事に就職が決まった大庭だが、後半では事件に巻き込まれる?

大庭は人の心の裏を読むという発想がそもそもないピュアな心の持ち主。石子と羽男の仲を羨むことはあっても、決して羽男に嫉妬の感情をぶつけることはないし、そもそも嫉妬という意味がわかっていないかもしれないというぐらい素朴なタイプだ。無事、最終面接に合格し、オフィス用品を扱う会社に就職した大庭だったが、本作の後半では放火事件の容疑者として逮捕され、多くを語ろうとしない大庭に羽男と石子が粘り強く真実に迫っていく。笑顔が爽やかなだけではなく、何かを隠しているゆえに苦悩する赤楚の多面性にも触れられる本作には有村、中村、赤楚、3人の関係にも感動の声が集まった。

文=山本弘子

放送情報

石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
放送情報:2024年2月12日(月)18:00~[#1~#5]、2月13日(火) 18:00~[#6~#10]
チャンネル:TBSチャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

関連人物から番組を探す

国内ドラマの記事・インタビュー

more