「七日の王妃」のイ・ドンゴンのリアルな独身生活！愛娘や亡き弟への想いも赤裸々に明かした密着バラエティ

「パリの恋人」(2004年)や「七日の王妃」(2017年)など、"第1次韓流ブーム"から第一線で活躍し続ける人気俳優イ・ドンゴン。2020年に女優チョ・ユニとの離婚が話題となった彼は、現在43歳。昨年バラエティ「アラフォー息子の成長日記」に出演を果たすと、気ままなシングルライフを赤裸々に公開。年末に開催された「2023年SBS芸能大賞」ではホットイシュー賞に輝くなど、リアルな"アラフォー息子"のプライベートぶりが大いに話題となった。

毎週KNTVにて日本初放送されている「アラフォー息子の成長日記」は、独身アラフォー芸能人の日常にカメラが密着し、その様子をスタジオから実の母親と一緒に観察するリアルバラエティ。バラエティスターが登場するイメージが強いこの番組に、昨年10月29日に韓国放送された「#365」で初登場を果たしたドンゴン。正統派イケメン俳優として知られるドンゴンだけに、そのギャップのあるプライベートが反響を呼んだ。

韓国でもドンゴンは"ドラマのようなおしゃれな生活を送っている"というイメージを持たれていた様子で、「#365」では番組MCのソ・ジャンフンが「なぜこの番組に？」と首をかしげていたほど。番組では、妻子が出ていった後の心境や、愛娘ロアちゃんへの想いをテレビで初めて明かし、週5日は飲む(酒席は1回、家飲みが4回)という酒好きな素顔も包み欠かさず公開。台所のシンクには食器がたまり、モーニングコーヒーもカクテルのシェイカーに淹れて飲む...そんなドンゴンの日常風景は、スタジオで見守るお母さんも絶句していたほどリアルだった。

続く「#366」(韓国放送日：2023年11月5日)でも、ビールを飲みながらゲームに夢中になっているインドア生活を公開。百戦錬磨のバラエティスターが受賞する「2023年SBS芸能大賞」でホットイシュー賞を獲得したことからも、韓国での反響の高さが窺えることだろう。

3月6日(水)から4週に渡ってKNTVにて日本初放送される「#368～#371」は、その続編。酒と涙なしには語れないドンゴンのシングルライフが赤裸々に明かされていく。

「#368」(韓国放送日：2023年11月19日)では、1歳下の親友である俳優キム・ジソクと過ごす休日に密着。10年ぶりにバイクに乗りたくなったドンゴンの提案によりバイクショップで待ち合わせした2人が、バイクの試乗やバスケットのフリースロー対決など大人の休日を自由気ままに楽しむ様子が綴られる。

「#369」(韓国放送日：2023年11月26日)では、"トルシン(バツイチ)"の先輩であるイ・サンミンとキム・ジュノがドンゴン宅に来訪。共に離婚を経験しバツイチ生活を送る3人が離婚後の心境を打ち明け合う...という、特に離婚経験者にとっては共感必至のリアルなトークが繰り広げられる。

15年前に亡くなった弟への思いを打ち明ける「#370」(韓国放送日：2023年12月3日)も、ドンゴンにとってはリアルかつ欠かせない日常の一コマだ。弟の誕生日に聖堂を訪れた後、家に来ていたお母さんと手料理のわかめスープを食べるドンゴン。わかめスープは韓国では誕生日のごちそうの定番だ。帰宅するなりお母さんの手料理の匂いを嗅ぎ、「うわぁ、家で料理のにおいがするなんて、変な感じ」と笑顔を見せる姿にも、日頃の寂しさが滲む...。

「#371」(韓国放送日：2023年12月10日)では、どうしてもずらせない仕事がない限り毎週1回は必ず会っているという７歳の愛娘・ロアちゃんと過ごす1日に密着。迎えに行った車内から、お喋りが止まらない無邪気なロアちゃんに、運転席のドンゴンも目尻が下がりっぱなし。家ではプリンセスごっこをしたり、用意してあった子供用包丁で一緒に料理をしたり。愛に溢れたひと時には、スタジオで見守る"お母さん軍団"からも笑みが漏れていた。

ドラマのようなおしゃれな日常ではないけれど、それでも自由と優しさにあふれたドンゴンの前向きなシングルライフは、息がほっとつけるような安らぎを感じさせてくれる。彼のイメージを大きく変えた「アラフォー息子の成長日記」で、そのリアルな日常生活を覗き見してみては？

文＝酒寄美智子