独占日本初「グッド・ファイト ファイナル・シーズン」やスペイン発「エクスプレス誘拐特別捜査チーム」など海外ドラマ新作をじっくり見！

4月後半は、日本初放送となる「グッド・ファイト ファイナル・シーズン」(スーパー！ドラマＴＶ)、「ルーキーブルー(シーズン6)」、「シカゴ・メッド(シーズン6)」(共にアクションチャンネル)をはじめ、スペイン発「エクスプレス誘拐特別捜査チーム」、デンマーク・ベルギー・オランダ・ドイツ・オーストリア共同制作の「ザ・チーム　ヨーロッパ大捜査線～3都市連続殺人事件」(共にアクションチャンネル)など、世界各国発の作品が多数ラインアップ。じっくりと海外ドラマの新作を堪能しよう。

■人気シリーズの最新作をチェック！ 日本初放送の3作品がラインアップ

日本でもリメイクされたリーガルドラマ「グッド・ワイフ」のスピンオフ「グッド・ファイト」のファイナル・シーズン(第６シーズン)がスーパー！ドラマＴＶで独占日本初放送。アメリカの社会問題を常に取り込んで風刺してきた本作らしく、ファイナルではメタバースでのバーチャル犯罪、暗号資産など最新のトピックを織り込み、主人公のダイアン(クリスティーン・バランスキー)が弁護士として、また1人の女性として、人生を見つめ直していく展開になっている。「グッド・ワイフ」の人気キャラ、イーライ・ゴールド(アラン・カミング)も登場し、全米でシリーズ最高の視聴率をたたき出したファイナル・シーズンの有終の美に注目だ。

若き警察官たちの成長と奮闘を描くカナダ発のポリス・アクションドラマ「ルーキーブルー」。待望のファイナル・シーズン(第６シーズン)がアクションチャンネル独占で日本初放送される。アンディ(ミッシー・ペリグリム)を軸に、凶悪犯罪に挑む５人の若手警察官たちの成長と人間模様を描いてきた本作。第５シーズンで明らかになった、アンディの恋人・サム(ベン・ベース)の「元カノ」の妊娠にアンディとサムはどう向き合うのか。ルーキーたちの行く末に最後まで目が離せない。

シカゴ医療センターの救急部門を舞台に、医療現場で奮闘する人々を描いた救命医療ドラマ「シカゴ・メッド」の最新シーズン(シーズン6)をアクションチャンネルで日本初放送。2020年11月、新型コロナウイルスのパンデミック真っただ中に全米で放送開始した本シーズンは、シカゴ・メッドのスタッフたちも新たな日常への適応を迫られる中、新薬の開発を巡る駆け引きなどを交え、激変した医療現場のリアルをまざまざと描き出す。

■世界縦断！ 世相やお国柄を反映したフレッシュな視点のドラマ３作品

2022年に配信ドラマとして大ヒットしたスペイン発のノンストップクライム・スリラー「エクスプレス誘拐特別捜査チーム」がアクションチャンネルで日本初上陸。犯行時間が短く一瞬で人をさらうことから「エクスプレス誘拐」と呼ばれる凶悪犯罪を、自身も誘拐された経験を持つ元警察官の犯罪心理学者バルバラ(マギー・シバントス)率いるチームが捜査。スペイン語圏の各国で実際に多発するエクスプレス誘拐を題材に、ドローンやハッキングなど警察ではご法度の捜査手法でチームが立ち向かっていく緊迫のドラマだ。

ベルギー、ドイツ、デンマークで３人の女性が同じ手口で殺された事件を捜査するヨーロッパ合同捜査チームの活躍を全8話で描く犯罪アクション「ザ・チーム　ヨーロッパ大捜査線～3都市連続殺人事件」が、アクションチャンネルで独占日本初放送。デンマーク出身の世界的俳優マッツ・ミケルセンの兄、ラース・ミケルセンを主演に据え、現場では英語、ドイツ語、デンマーク語など何カ国語も飛び交う国際色豊かなチームの人間模様も見どころ。事件の裏には人身売買、奴隷労働などの糸を引く巨大犯罪組織の存在が明らかになり、難民や格差に揺れるＥＵ諸国の社会問題もあぶり出す。

イタリアからは、クライム・アクション「警部ダリオ・マルテーゼ　遺志を継ぐ男」(アクションチャンネル)が日本初放送(全8話)。1970年代のシチリア島を舞台に、親友の敵を討ちに故郷に戻った刑事が直面する巨大な陰謀を描く。マフィアと警察の癒着、親友や父との絆などイタリア製ドラマには王道のテーマを扱い、イタリアのテレビ局RAI1で第1話の視聴者数が740万人を超える記録的大ヒットに。映画「家の鍵」(2004年)のキム・ロッシ・スチュアートが復讐(ふくしゅう)に燃える刑事を渋く好演。

文＝magbug