入隊直前のロウンのカメオ出演に歓喜の声も...「第2のジョン・ヨンファ」と視線を集めるハ・ユジュン(AxMxP)主演ドラマ「四季の春」に見る、類まれなスター性

2025/07/30

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7月12・13日に、FNC ENTERTAINMENT所属のバンドグループが総出演した音楽フェス「FNC BAND KINGDOM 2025」が開催された。K-POPバンドシーンを牽引してきた2トップ、FTISLANDとCNBLUEが圧倒的な存在感を示したのはもちろんのこと、今回の公演では新たに熱い視線を集めたグループがいた。それが、今回初参加となる新人バンドAxMxP(エイエムピー)である。

AxMxPは、"第2のジョン・ヨンファ"と視線を集めているメインボーカル、ハ・ユジュン率いる4人組。伸びやかで力強く、時に繊細な歌声を放つユジュンの抜群のボーカル力とカリスマ性は新人の域をはるかに超越している。また、彼が注目を集める背景には、FNCが製作に参加し、ロウンやチョン・ヘインの特別出演も話題となったドラマ「四季の春～恋めぐる僕らの季節～」への出演も大きく関わっている。

音楽番組のMC役として登場したロウンの出演シーンに視線が集中！(「四季の春～恋めぐる僕らの季節～」より)
(C)FNC / 「四季の春」日本語版製作委員会

8月4日(月)よりKNTVにてTV初放送される本作は、夢を追いかける若者たちの葛藤や友情、そして音楽への情熱が交錯する青春キャンパスロマンス。ハ・ユジュンが演じるのは、自らの暴行事件によって謹慎を言い渡されたK-POPアイドルバンド"ザ・クラウン"のリーダー、サゲだ。

活動自粛中に大学へ復学して謹慎生活を送ることになり、そこで平凡な女子大生キム・ボム(パク・ジフ)と出会ったサゲは一瞬で恋に落ちる。興奮のままに彼女が所属する大学のバンド部への入部を試みるも、ボムに同じく想いを寄せる部長のテヤン(イ・スンヒョプ/N.Flying)と対立し、サゲは結局、自身のバンド"トゥ・サゲ・バンド"を結成。ボム、サゲのファンだったギュリ、天才ドラマーのジング、そしてボムを追ってテヤンも最終的にメンバーとなり、サゲは初めて"仲間と音楽を作る喜び"を感じていく。

音楽への情熱を抱えつつも、さまざまな壁にぶつかり葛藤するサゲの心情を、ハ・ユジュンは繊細な演技で表現。恋にときめく瑞々しい姿や、不器用ながらも必死に感情を伝えようとする表情が見る者の胸を打つ。そして何より、彼の優れたボーカル力が"天才ボーカリスト"としてのサゲのキャラクターに説得力を与えている。CNBLUEのフロントマン、ジョン・ヨンファにも通じる力強さと歌声に宿る情熱が、躍動感あるバンドシーンから大いに伝わってくるだろう。

一方のテヤンを演じるイ・スンヒョプは、FNCの5人組バンド・N.Flyingのリーダーであり、ボーカル＆ラップ＆ギターを担当。これまで培ってきたそのキャリアは、劇中のマイクを持つ姿やバンドメンバーとの息の合った演奏に大いに還元されている。普段のテヤンはどこか自然体で肩の力が抜けたような雰囲気があり、キャラクターの等身大の魅力が伝わる飾らない演技も注目だ。

第1話では、そんなテヤンとサゲの迫真のライブ対決シーンが視聴者の度肝を抜いた。それぞれのキャラクターを演じるイ・スンヒョプとハ・ユジュンは同じ事務所の先輩・後輩関係。さらに、イ・スンヒョプといえば近年「ソンジェ背負って走れ」(2024年)での好演も記憶に新しく、序盤からのいきなりの熱いぶつかり合いはファンならずとも胸が高鳴ること必至。バンドマンとしての経験をお互い存分に生かし、まさに火花を散らすようなリアリティあるパフォーマンスを披露している。

さらに、ドラマを彩るFNC所属の豪華カメオキャスト陣にも注目だ。第6話には弁護士役のイ・ホンギ(FTISLAND)、最終話には整形外科医としてチョン・ヘインが登場し、ドラマに奥行きと華やかさを加えている。

特に、第9話で"ザ・クラウン"がゲスト出演する音楽番組「ロウンの青い日」のMC役を担ったロウンに至っては、入隊直前のサプライズ登場だったこともありファンが歓喜！ライバル関係にある"ザ・クラウン"と"トゥ・サゲ"が相まみえる印象的な場面ゆえにインパクトも抜群で、まさに"チームFNC"ともいうべき絆の強さを感じさせる名シーンとなっている。