「KARMA」の最新ビジュとはひと味違う？フィリックスやI.Nら、まだあどけないStray Kidsの素顔が記録された「IDOL RADIO」の収録風景

8月22日にリリースした2年ぶり4枚目のフルアルバム「KARMA」が、発売初日だけでダブルミリオンを達成し、韓国のみならず、世界中から熱い視線が注がれている "スキズ"ことStray Kids。

デビューから8年目を迎え、今やグローバルチャートの常連となったStray Kidsのデビュー初期の貴重な素顔が楽しめるのが、K-POPアイドル専門ラジオ番組「IDOL RADIO」。2018年からスタートしたこの番組は、ラジオならではのリラックスした本音トークに加え、ダンスや歌の披露、クイズ対決など、多彩なコーナーが満載。スタジオブースの様子を収めた"見えるラジオ番組"としても人気を博し、2022年からは日韓でライブイベント「IDOL RADIO LIVE」も行われるなど、K-POPファンに愛され続けてきた人気コンテンツだ。

番組初期のパイロット版に登場したSEVENTEENの出演回をはじめ、"K-POP第5世代"として著しい活躍を見せるZEROBASEONEといった注目のグループをピックアップするセレクト放送がMnetで7月からスタートしており、Stray Kids出演回が8月30日(土)から3週にわたって放送される。

2018年～2019年に放送されたSEASON1には、"常連"レベルで何度もゲスト出演しており、「#373」は、リーダーのバンチャンとヒョンジンがスペシャルMCとして番組を進行。リラックスした雰囲気の中、デビュー2年目の初々しい一面が顔を出す。

鮮やかな髪色も話題となっている「KARMA」での、大人の色気に満ちた最新のビジュとはかけ離れており、特にマッシュヘアのフィリックス、ピンクの髪色がフレッシュな"マンネ(末っ子)"のI.N(アイエン)...と、可愛らしい少年のエッセンスがまだまだ残っている印象だ。

トークにも"男の子"らしい雰囲気が随所で漂っていて、リズムに乗せての自己紹介では一人が終わるたびに大はしゃぎ。さらにラップバトルでは、ハンの圧巻のフリースタイルに、思わず残りのメンバーが椅子から立ち上がって踊り出すなど、仲睦まじいメンバーたちの関係性が伝わってくる。

その一方で、当時リリースしたばかりの「Double Knot」の裏側について、楽曲制作を担うバンチャン・チャンビン・ハンからなるユニット"3RACHA"の意見が食い違った場合の対処法が明かされるなど、"自主制作ドル"ならではの興味深い制作秘話も語られる。

またデビューから2周年を迎えたタイミングで出演した「#541」では、各々がミニブーケを手にして、パステルカラーの衣装に身を包んで登場。耳に花飾りをつけたヒョンジンもノリノリでポージングしてみせるなど、これまた最新ビジュとのイメージギャップが逆に新鮮だ。

「Mixtape：On Track」で響かせる温かみのある歌声やメドレーダンス、メンバーの動きによって楽曲を伝えるジェスチャークイズなど、自慢のパフォーマンス力、表現力も存分に発揮。メンバーたちの魅力を全方位から味わうことができる。

さらにその3ヶ月後、知名度をグッと高めたヒット曲「God's Menu(神メニュー)」を収録した初のフルアルバム「GO LIVE」のカムバックで出演した「#625」では、全身ブラックスタイルで決めるなど、雰囲気がグッと大人っぽくチェンジしており、3週にわたる放送では彼らの成長ぶりも実感できることだろう。

今やK-POP界を牽引するグローバルスターとなったStray Kids。その貴重なデビュー初期の姿が、徐々に現在のスタイルへと変貌していく成長の過程を「IDOL RADIO」で再確認したい。

文＝HOMINIS編集部