INIリーダーの木村柾哉とATEEZとのダンスチャレンジも...西洸人、藤牧京介ら、メンバーたちの可愛い扮装も飛び出した「IDOL RADIO」だけのレアショット

9月13日(土)～15日(月)にバンテリンドーム ナゴヤで開催される、全国アリーナツアーの追加公演「2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]」、10月31日(金)より公開される初のドキュメンタリー映画「INI THE MOVIE『I Need I』」、そして11月19日(水)に控えるカムバック――大きなトピックが続くINIは、11月3日(月)のデビュー4周年を前にその勢いをさらに加速させている。

そんな彼らの活動にとって欠かせない韓国の地で、結成2周年を目前に控えていたタイミングで出演した貴重なバラエティが、K-POPアイドル専門ラジオ番組「IDOL RADIO」だ。

2018年に韓国でスタートした「IDOL RADIO」は、ラジオならではの本音満載のトークやダンスレクチャー、チャレンジ企画、歌の披露など、"ここでしか見られない"自然体な姿が詰まった必見バラエティ。スタジオブースの様子を収めた"見えるラジオ番組"としても人気を博しており、ATEEZのホンジュン＆ユンホがMCを務めたSEASONS3の中から、INIが出演した「#79」の模様が、9月20日(土)にMnetで放送される。

ホンジュン＆ユンホの元気な掛け声で番組が始まると、INIは韓国活動を本格化させるきっかけにもなった大ヒット曲「FANFARE」を生パフォーマンス。体調不良で欠席した池崎理人(※「崎」は正しくは「立さき」)を除く10人がパワフルなダンスを繰り広げ、緩急のある展開に合わせたメリハリのある動きと表情管理を早速見せつけていく。

テーブルに着席しての自己紹介では、一人ずつ韓国語で個性をアピール。「皆さん、愛してます」(松田迅)、「皆さんを幸せにしてあげます」(尾崎匠海)と甘いメッセージも飛び出した。さらに、番組の生配信当日(6月12日)が許豊凡、その2日後(6月14日)が尾崎の誕生日だったことから、サプライズケーキが登場。番組から「メンバーに褒めてもらえる"よしよしクーポン"」が贈呈されると、許は田島将吾、尾崎は佐野雄大を指名し、仲間からの心のこもった言葉に笑顔を見せていた。

さらに番組内では、結成2周年を祝う花冠をつけて進行。「FANFARE」のダンスレクチャーを担当したリーダーの木村柾哉は、MCの2人にも韓国語で振り付けを教え、ホンジュンから「教え方がとても上手です」と称賛を受ける。実際に音楽に合わせて3人で踊る場面では、完璧なシンクロを見せ、他のメンバーも手を叩いて大盛り上がり。その後の"メドレーダンス"ではINIの名曲を次々に披露し、躍動感ある群舞で魅了した。

後半には、K-POPのファン用語を使ったゲーム企画"相性チャレンジ"も。年下組の佐野と松田が「"マッネ(最年少のような最年長)"だと思う人」で「西洸人」と回答を一致させると、照れたような笑みを浮かべた西は、この番組でしか見られない"宇宙船チャレンジ"にチャレンジ。ひよこのカチューシャを付け、宇宙船のようなセットの丸窓からキュートな表情を連発させる場面も...。

また、高塚大夢(※「高」は正しくは「はしご高」)、後藤威尊、尾崎匠海、藤牧京介による、1999年生まれのメンバー"ククズ"は、卯年にちなんでウサギのカチューシャを装着。4人の相性を確かめる"テレパシーチャレンジ(お題に合わせて全員が同じジェスチャーをしたら成功)"で盛り上がった。

番組終盤では、西が「休日にピッタリの曲」と紹介した爽やかなナンバー「Do What You Like」を歌唱。個性あふれるボーカルと高いスキルに裏打ちされた生歌で番組を華やかに締めた。

メンバーたちの飾らない姿と絆、観覧に訪れた"MINI(ファンネーム)"への細やかなファンサービスまで余すことなく収めた「IDOL RADIO」。要所で韓国語を織り交ぜながら番組を盛り上げる、日本のバラエティの時とはまた一風異なる、等身大の魅力をぜひ堪能してほしい。

文＝川倉由起子