福本莉子&ジェシーの胸キュンシーン続出!女子高校生とヤクザの若頭の恋を描いた「お嬢と番犬くん」
 
		福本莉子とジェシー(SixTONES)の共演で、はつはるによる人気漫画を実写化した映画「お嬢と番犬くん」。「ももいろそらを」で注目され、「恋は光」で高い評価を得た小林啓一が監督を務めた。
幼い頃に両親を亡くした瀬名垣一咲(福本)は、唯一の肉親である祖父・太助(杉本哲太)に引き取られて育ち、高校入学を目前に控えていた。そんな一咲の悩みは、極道一家の孫娘であるがために常に孤立し、友達ができなかったこと。そんなトラウマを抱える一咲は、高校では素性を隠し、"普通の友達"を作って"普通の恋"をする、ごく普通の青春を送りたいと強く願っていた。しかし、入学式の日、廊下で転びそうになった一咲は寸前で誰かに助けられ、振り向くと彼女のよく知る顔が。なんと瀬名垣組の若頭で一咲の世話役・宇藤啓弥(ジェシー)が年齢を詐称して一咲と同じ高校に裏口入学していたのだった。一咲の"番犬"としてボディーガードになり、男を近寄らせないと宣言する啓弥。一咲は慌てふためきつつも、自分と啓弥の素性がバレないよう奔走することとなる...。
■胸キュンシーン続出!福本莉子とジェシーが演じた女子高校生と若頭の関係性
 
 (C) 2025「お嬢と番犬くん」製作委員会
福本は彼女の大きな魅力の1つでもある透明感を溢れさせながら、女子高校生・一咲を好演。その可憐さや儚さはまさに"守りたくなる存在"で、啓弥が裏口入学してまでそばにいようとすることにも納得がいくほど。しかし、そんな中にも高校入学を機に高校生活を謳歌するために自分の足で立とうとするひたむきな意志を感じられる。また、福本の声のトーンや視線の揺れから、啓弥の言動で揺れ動く一咲の心の機微が伝わってくる。
一方のジェシーが演じる啓弥は、クールで寡黙。その反面、一咲のことを想って行動する優しさは一貫しており、その真っすぐさにキュンとさせられる。若頭という役どころだけにアウトローな一面が垣間見える場面もあり、ジェシーの甘いマスクとのギャップが良い。啓弥は設定上26歳、公開当時のジェシーの年齢は28歳だが、制服姿が難なくさまになっているのもさすがだ。
お姫様抱っこに動物園での手つなぎデート、バックハグ...と、少女漫画原作ならではの胸キュンシーンも続出の本作。コミカルと胸キュンのバランスが絶妙で、コミカルシーンでは明るい空気でのテンポの良い掛け合いを見せたかと思えば、恋愛シーンでは一転して、呼吸を遅くして会話の間を生み出すことで"恋に落ちている空気"を観客に感じさせる。福本とジェシーが作り出した緩急の使い分けに自然と引き込まれる。女子高校生と若頭、異色な2人の恋の行方を、その目で見届けてほしい。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
お嬢と番犬くん
放送日時:2025年11月29日(土)22:15~、12月10日(水)19:00~
チャンネル:WOWOWシネマ(スカパー!)
放送日時:2025年12月2日(火)20:00~、12月27日(土)18:00~
チャンネル:WOWOWプライム(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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