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中山美穂演じる"稀代の悪女"に引き込まれる...松下奈緒&佐藤隆太共演「脳科学弁護士 海堂梓 ダウト」

2026/04/08

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松下奈緒が脳科学を駆使して勝利を勝ち取る敏腕弁護士を演じ、佐藤隆太、中山美穂ら豪華キャスト陣が一堂に会したサスペンスドラマが2021年に放送された「脳科学弁護士 海堂梓 ダウト」。主演の松下、新米弁護士を演じた佐藤はもちろん、中山の演技が実に印象的だった作品だ。

「真実一路法律事務所」で働くことになった新米弁護士・斎田誠(佐藤隆太)は、所長の鹿島憲太郎(奥田瑛二)から命じられ、弁護士・海堂梓(松下奈緒)のアシスタントを務めることになる。大学で脳科学を研究する特任准教授でもある海堂の信条は、「記憶は塗り替えられる」「裁判は勝った方が真実」。「事実か事実でないかはどうでもいい」と言ってのけ、脳科学の知識を使って言葉巧みに目撃者を誘導し、証言を取り下げさせるなど、裁判に勝つためなら時に手段を選ばない。一方、正義のために弁護士になった斎田は、「真実を追求し、正当な判決を受けさせるべき」と主張する。彼の目からは海堂の言動ははたして正しいものなのかと疑問に感じることも多々あり、2人はぶつかり合うことも。そんな折、殺人事件の被告・冬川沙也加(中山美穂)が海堂に弁護を依頼してくる。沙也加は彫刻家の夫を殺した罪に問われている上に、過去にも2人の夫が不審死を遂げていたのだった。「私、殺したの」と不敵に微笑む沙也加は、「無罪にできる?」と海堂に問いかける。こうして海堂と斎田は、ともに事件の真相を追うことになる...。

松下が主演を務める同作。弁護士でありながら、脳の記憶について研究する特任准教授の肩書を持つ海堂を、クールに演じている。そんな彼女のアシスタント・斎田を好演しているのが佐藤。正義感が強く、弁護士の仕事に情熱を燃やす真っすぐな性格の斎田がハマり役だ。

■悪女か否か...謎めいた女性・沙也加を演じる中山美穂の演技に引き込まれる

中山美穂が
中山美穂が"稀代の悪女"とも呼ばれる殺人事件の被告人を、ミステリアスに演じる

そして中山が演じているのは、海堂と斎田が弁護を担当することになる沙也加。彼女は過去に婚姻関係にあった2人の男性も不審死を遂げていることから、今回も遺産目当てで夫を殺したと疑われているのだった。海堂たちが依頼を受けて初めて沙也加に会いに行った際、沙也加は海堂を挑発するかのように、殺人の嫌疑をかけられているにも関わらず平然とした態度で、沙也加が世間から"稀代の悪女"と称されていることにも納得だ。

そんな沙也加を中山はミステリアスに演じ、落ち着いた声のトーンや表情作り、悠然とした佇まいで、沙也加が"稀代の悪女"と称されていることに説得力を与えている。一方でふとした瞬間の表情や視線の変化には含みがあり、沙也加が何かを隠していることを思わせる。

その後、沙也加が秘めていたある事実が事件を大きく動かすのだが、その秘密に関わることになると彼女は途端に動揺を見せる。何事にも動じなかった態度から一変、視線が泳ぎ、秘密を守ろうと必死になって海堂に訴えかける。中山の迫真の演技からは、その秘密が沙也加にとってどれほど大切なものかがひしひしと伝わり、胸を打たれる。それまでは掴みどころがなく胡乱な人物に映っていた沙也加の人間味が垣間見えた時、より一層彼女に引き込まれるだろう。

脳科学と事件関係者の"記憶"を題材に、これまでとは一線を画すリーガルドラマに仕上がっている同作。ストーリーの後半では状況は二転三転し、一気に真相へと近付いていく。事件の真相はもちろん、謎に満ちた被告人・沙也加を魅力的に演じた中山の演技にも注目しながら見てほしい。

文=HOMINIS編集部

放送情報【スカパー!】

脳科学弁護士 海堂梓 ダウト
放送日時:2026年4月10日(金)19:45~
チャンネル:チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

出演:松下奈緒 佐藤隆太 村川絵梨 波岡一喜 小市慢太郎 髙橋洋 黒羽麻璃央 井上裕介 中山美穂 奥田瑛二

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