渡哲也のショットガン、石原裕次郎の圧倒的な存在感、舘ひろしのバイクアクション!"大門軍団"のカッコよさが詰まった「西部警察 PART-II」
「西部警察 PART-II」は、1979年(昭和54年)から1984年(昭和59年)の5年間にわたって放送された、石原プロモーション制作の刑事ドラマ「西部警察」シリーズの第2作目である。テレビの枠を超えた派手な銃撃戦やカーチェイス、さらには巨額の費用を投じた爆破シーンなどが人気を呼び、「西部警察」「西部警察 PART-II」「西部警察 PART-III」とシリーズ化された。その中でも本作はエンタメとしての派手さとスケール感がとにかく突き抜けていたことでも知られている。そんな伝説のドラマが、ホームドラマチャンネルにて7月からアンコール放送中だ。
メインキャラクターは、警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)を中心とした"大門軍団"の刑事たちと、それを見守る木暮捜査課長(石原裕次郎)。毎話、凶悪犯罪や国際テロリスト集団との争いに果敢に立ち向かう、タフな刑事たちの勇姿が見どころだ。
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©石原音楽出版社
制作を手掛けた石原プロモーションは、所属の石原や渡のほか、松田優作らも出演した刑事ドラマ「大都会」シリーズで、テレビ制作のノウハウを掴んでいった。そして「大都会 PARTIII」(1978年)の骨組みを継承し、さらにスケールアップさせる形で別局に場を移した作品が「西部警察」(1979年)だ。
その石原プロモーションのボス・石原は、刑事ドラマの金字塔「太陽にほえろ!」(1972年放送開始)で演じた藤堂俊介役で「ボス」のイメージが定着していた。本作では、大門軍団の良き理解者にして上司である木暮捜査課長(ニックネーム・課長、グレさん)を演じた。大門からの無茶な要求に対しても強力なバックアップで支え抜く、シリーズを通して物語全体を回していく大黒柱のような存在でもあった。
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主人公は、渡哲也が演じる大門部長刑事(ニックネーム・団長、大さん)。警視庁きっての荒くれ者で知られる西部警察署捜査課のメンバーを率いる"大門軍団"のリーダー。定番のサングラス姿で現場に駆け付け、愛用のソードオフ・ショットガン「レミントンM31改」を携えて凶悪犯人達を追い詰めていく姿に、大人だけではなく当時の子どもたちも熱狂した。
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大門率いる通称・大門軍団は、「西部警察 PART-II」では、渡のほかに舘ひろし(鳩村刑事役)や峰竜太(平尾刑事役)が名を連ね、そして「PART-II」から参戦した三浦友和(沖田刑事)など、当時の若手たちが主に激しいアクションを担っていた。
とくに第1話「大門軍団・激闘再び―沖田登場―」で初登場した三浦友和演じる沖田刑事は、体内に残った弾丸による鉛毒で「余命半年」という過酷な運命を背負った刑事を演じたことも話題となった。
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そして、全シリーズに出演した舘ひろしは、前作で演じた巽刑事が劇中で殉職したものの、「PART-II」では新たな役である鳩村刑事役として再登場。バイクアクションではワイルドな演技を披露し、その端正なルックスもあいまってシリーズ内で異彩を放つ存在となっていた。
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アクションで魅せる俳優たちの活躍も見ものだが、「西部警察」シリーズの一番のハイライトはやはり「カーアクションシーン」に尽きる。大量の火薬を用いた爆破、数十台の日産製パトカーによる市街地での激しいカーチェイス、スタントマンによる大規模な車両横転や炎上クラッシュなど、今では考えられないようなカーアクションはもはや伝説ともいえる。
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さらには、日産自動車が番組スポンサーだけあって、当時の若者の憧れだったスポーツカーや、特殊なカスタムを施した大門軍団の特殊車両"スーパーマシン"が多数登場する。「PART-II」ではサファリ4WD、スーパーZ(フェアレディZ・S130型)、石原裕次郎演じる木暮課長専用車ガゼール・オープンが活躍した。今見返してみると、クラシックカーという視点でも貴重な資料的価値のある作品ともいえよう。
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角刈り・リーゼント・長髪・オールバックの無骨な刑事たちが、額に汗を浮かべなりふり構わず悪と対峙する姿は、現代の刑事ドラマ作品にはない魅力がある。今では再現不可能な派手な爆破シーンやスタントの数々を見れば、5年間にわたり放送された人気の理由も頷けるはずだ。今だからこそ心に刺さる"手に汗握る"熱血群像劇を、ぜひこの機会に目撃してほしい。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
西部警察 PART-II
放送日時:毎週(土)19:30~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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