初来日が注目を集めるアン・ボヒョン、人気を爆発させた「梨泰院クラス」以降の好調なキャリア

配信から2年以上が経つ今も根強い人気を誇る大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」。六本木を舞台に制作された日本版「六本木クラス」も話題を集める今、韓国オリジナル版への注目度も再び高まっている。
主人公パク・セロイ役のパク・ソジュンやイソ役のキム・ダミを筆頭に、「梨泰院クラス」で人気を爆発させた俳優は多いが、セロイの宿敵である長家(チャンガ)グループの長男・グンウォンを演じたアン・ボヒョンもその一人だ。
「梨泰院クラス」以降のキャリアは絶好調で、主演の1人に名を連ねた「ユミの細胞たち」(2021年)では、主人公・ユミ(キム・ゴウン)にひと目惚れするゲーム開発者ク・ウン役を好演。理系男子ならではの率直で飾らないアプローチが視聴者を大いにキュンキュンさせたかと思えば、「マイネーム:偽りと復讐」(2021年)では、主人公・ヘジン(ハン・ソヒ)とバディを組む先輩刑事役でダイナミックなアクションを披露。命を預け合って戦うヘジンとの恋愛感情を超えた絆も見る者の心を揺さぶった。

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
感情を逆撫でする悪役からヒロインとのロマンスまで、1作品ごとに異なる魅力を見せ、知名度、人気ともに加速度的に上げてきた感のあるボヒョン。そんな彼が満を持してタイトルロールを務めた「軍検事ドーベルマン」が遂に日本初放送を迎える。
本作は、権力のベールに包まれた"軍法廷"を題材にしたアクション・ドラマ。ボヒョンが演じたのは、金のために軍検事として働く"ドーベルマン"ことド・ベマン。民間の法律事務所のパートナー弁護士としてスカウトされるために5年の任期に勤しむ...という野心的なキャラクターだ。
韓国ではタブー視されてきた"階級"がモノを言う軍法廷にフォーカスを当てながらも、スタイリッシュな演出と痛快な展開が評判を呼んだ。事実、韓国での放送時には、回を重ねるごとに視聴率も右肩上がりで、最終回では2桁視聴率を突破する注目ぶりだった。

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5年の任期満了まであと1ヶ月となったベマンの前に、新任の軍検事チャ・ウイン(チョ・ボア)が現れたことで日々は一変する。ある復讐を胸に誓って軍検事に志願し、立場や階級などお構いなしに突き進むウイン。そんな彼女を初めは煙たがっていたベマンも、ウインの本当の狙いを知り、腐敗した軍の膿をあぶり出すため共闘するようになっていく。

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物語が進むにつれ、ベマン自身も実は幼い頃に事故で両親を亡くし、中卒ながら歯を食いしばって司法試験を突破した人物であることが分かってくる。ウインとの出会いで、ベマン本来の"噛みついたら離さない"猟犬のような性格が顔を出し、2人は腐敗した軍の不正義に立ち向かっていく。闘志に火がついたベマン役・ボヒョンの堂々たる主役ぶりが痛快だ。

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9月17日(土)には初来日が決定し、「軍検事ドーベルマン」の日本上陸を記念したトークイベントも予定されるなど、日本でもさらに熱い注目を集めるアン・ボヒョン。今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのボヒョンが見せる"猟犬ぶり"をぜひ確かめてみてほしい。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
軍検事ドーベルマン 第1・2話先行放送
放送日時:2022年9月11日(金)20:30~
※スカパー!無料放送
※レギュラー放送は10月26日(水)より毎週(水)23:00~(2話連続放送)
チャンネル:衛星劇場
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