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ブレイク前の中村倫也も出演!小嶋陽菜主演ドラマ「メグたんって魔法使えるの?」で笑い倒そう

2022/11/11

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「初代神7」の1人としてAKB48を牽引した「こじはる」こと小嶋陽菜。2017年にAKB48を卒業してからは自身がプロデュースするファッションブランドを立ち上げ、経営者として手腕を発揮している。アイドル時代はすでに過去のものだが、アイドルの魅力たっぷりのこじはるに再び出会えるドラマが「メグたんって魔法使えるの?」だ。

オレンジ色のリボンとミニスカートを身にまとい、魔法使い・メグたんを演じた小嶋陽菜
オレンジ色のリボンとミニスカートを身にまとい、魔法使い・メグたんを演じた小嶋陽菜

(C)「メグたんって魔法使えるの?」製作委員会

本作の放送は2012年、こじはるが人気絶頂の時期に制作された。脚本・監督は「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで知られるコメディの奇才・福田雄一が担当。1話約15分と短く、サクッと見られてほんわかとして、緩くて笑えるドラマに仕上がっている。

こじはるが演じるのは魔法使いのメグビー。魔界の魔法学校の劣等生だったメグビーは修行のために人間界に来て、まかないつきのアパート「ろくでも荘」でお世話係として奮闘する。

(C)「メグたんって魔法使えるの?」製作委員会

アパートの住人は超個性的で、暑苦しいセリフ回しが特徴の司法試験浪人・先生(ムロツヨシ)、肉体労働のバイトをしながら就職活動を続けるガッテン(音尾琢真(TEAM NACS))、花嫁修業中だがふとしたことで尋常でないキレ方をするお嬢(池谷のぶえ)、そして予備校に通う大学浪人生のヒロト(中村倫也)といった面々が登場。

メグたんを演じるこじはるは、とにかく「可愛い!」の一言。ヒロトの歓迎パーティーを開く時は輝くような笑顔を見せ、先生が断食をした時は心配そうな雰囲気に満ちた表情を見せる。おっちょこちょいだが健気で明るく、住人を思いやるメグたんをつい応援したくなってしまう。

(C)「メグたんって魔法使えるの?」製作委員会

驚いた時に開いた両手を口の前に持っていったり、張り切っている時に胸の前で両手の拳を握りしめるといったキャピキャピしたポーズも、漫画チックな役柄とおっとりしたこじはるの性格が相まって、実によくハマっている。

極めつけは各話で披露されるパンチラシーン。実はメグたんは、魔法使いであることがバレてしまうと魔界に帰れなくなってしまう。そこでパンチラの魔法で皆の記憶を消すというわけだ。パンツの柄も毎回違い、本作の見どころの1つともなっている。

そしてもう1つ、このドラマで注目したいのが、20代の中村倫也が出演していることだ。

(C)「メグたんって魔法使えるの?」製作委員会

イケメンで、どんな役柄もこなすカメレオン俳優として人気の中村は、2005年に映画「七人の弔」で俳優デビューし、2018年放送のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でブレイクを果たす。つまりこのドラマでは、ブレイク前の中村の姿を存分に堪能できるのだ。

中村演じるヒロトは、第1話で「ろくでも荘」を訪れ皆と暮らし始める。最初は大人しい好青年といった印象で、好意を寄せるメグたんと2人で見つめ合うシーンが多くある。その時中村は、幸せそうだったり、切なそうだったり、無言のうちに心情が伝わってくる良い表情を見せてくれる。

しかし、回が進むと他の住人に感化されたのか、ツッコミも入れるようになるし、メグたんにイジワルすることもある。驚く時はこれでもかというくらい目を見開き、皆でお弁当を食べるシーンで大げさに喜ぶ仕草はつい笑ってしまうほどだ。「ろくでも荘」の仲間として溶け込んでいくと同時に、オーバーアクション気味な他の俳優の中にもうまく溶け込んでいっているのだろう。

おっとりしたこじはると真面目な雰囲気の中村、そしてムロツヨシら強烈な個性を持つ俳優たちが織りなす物語はどんなラストを迎えるのか。爆笑し、ドキドキし、皆の演技を楽しみながら、全24話の本作を最後まで楽しんでほしい。

文=堀慎二郎

放送情報【スカパー!】

メグたんって魔法使えるの?
放送日時:2022年11月19日(土)18:30~
チャンネル:ホームドラマチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくは
こちら

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