ワン・ズーチー&ワン・ユーウェンの「溺愛ぶり」が人気の理由!ほぼ毎話のキスシーンも話題となった中国ラブロマンスのベタ甘な世界観

眉目秀麗なスターキャストが少女漫画のようなラブコメ展開を繰り広げ、多くのファンを惹きつけてやまない中国ラブロマンスのベタ甘な世界観。"シンデレラ・ヒロイン3部作"や「寵妃の秘密」シリーズを筆頭に、数々の名カップルを誕生させてきた王道ジャンルだが、その中でも、毎話のように登場するキスシーンが話題を呼んだカップルが「ロマンスは結婚のあとで」(2021年)のワン・ズーチー&ワン・ユーウェンだ。

(C)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
2024年1月8日(月)よりアジアドラマチックTVにて日本初放送される「ロマンスは結婚のあとで」は、ツンデレなエリート社長とファッションデザイナー志望のヒロインが織りなす"溺愛"ラブコメディ。
服のネットショップを運営しながら一流のデザイナーを目指すグー・シーシー(ワン・ユーウェン)は、ある目的のために潜り込んだパーティで偶然出会った社長イン・スーチェン(ワン・ズーチー)の婚約者のフリをするハメに...。互いの利害のため偽装結婚することになった2人だが、その相性は最悪。シーシーは終始偉そうなスーチェンに憤慨し、スーチェンはシーシーの身勝手さに辟易しながらも、共同生活を送るうちに関係に変化が訪れる。
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"オレ様イケメン"に"契約結婚"と、王道ラブコメの定番のような設定が散りばめられた本作。最大の見どころはメインカップルの2人が演じる魅力的なキャラクターだ。
恋愛には全く興味がなく、成功した社長としてスマートに振る舞うことに努力を惜しまないナルシストなスーチェンを演じるのは、「鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~」(2020年)で主人公の兄弟分を演じたワン・ズーチー。自由奔放で頑張り屋のシーシーに心を奪われながらも、必死に好きじゃないフリをするというツンデレぶりを発揮。オフィスで見せるオンの表情と、2人だけの共同生活で覗かせるオフの素顔とのギャップ溢れる演技が堪らない。
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そして、ワン・ユーウェンが演じたヒロインのシーシーがまたとびきりチャーミングで、共感度抜群のキャラクター。「三国志 Secret of Three Kingdoms」(2018年)や「尚芸館の五つ星 プリンスとのナイショの恋」(2020年)など数多くのドラマに出演するユーウェンの魅力は、くるくる変わる表情の多彩さ。「鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~」で可憐なヒロイン像を体現したユーウェンが、今回はカップルとしてズーチーと再共演を果たし、絶妙なケミを発揮している。
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特に支持を集めたのが、毎話のように登場する2人のキスシーン。第1話、出会ったばかりの2人がプールに落ちたはずみで唇を重ねてしまう"ラブコメあるある"なキスから始まって、甘いキスや切ないキス、多彩なキスのバリエーションが2人のケミを最大限に引き出している。
酔いつぶれたシーシーがスーチェンの胸元をグイッと掴んで強引に唇を重ねるシーンでは、内心ドギマギしながらも部下には平気な顔を取り繕って「秘密だぞ」と口止めするスーチェンの慌てぶりが何とも言えず可愛らしい。
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共同生活を重ねるうちにスーチェンが少しずつ素直になっていき、溺愛キャラに変貌していく過程もお約束の展開ながらキュンの連続。超がつくほどのド定番ラブコメではあるが、偽装カップルの心情をリアルに体現したワン・ズーチー&ワン・ユーウェンの好相性ぶりが際立っていて、まんまとそのベタ甘な世界観にハマること必至。多くのファンを惹きつけてやまない中国ラブロマンスの魅力に溢れた1作だ。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
中国ドラマ「ロマンスは結婚のあとで」第1話先行放送
放送日時:2024年1月2日(火)17:30~
※レギュラー放送は1月8日(月)より毎週(月)~(水)17:30~
チャンネル:アジアドラマチックTV (アジドラ)
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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