YUTA(NCT 127)こと中本悠太と川西拓実(JO1)の共演!ドラマ「クールドジ男子」で見せた新たな魅力

世界的な注目はもちろんのこと、日本でも年末の「紅白歌合戦」に多くのアーティストが出演するなど、ここ数年で圧倒的な人気を博しているK-POP。韓国に渡る日本人アーティストも多く、例えばNCT 127のYUTA(ユウタ)こと中本悠太はSMエンタテインメント初の日本人歌手として2016年からK-POPの第一線で活躍中のパイオニア的存在だ。2024年1月7日(日)からは2度目の日本ドームツアー「NCT 127 3RD TOUR 'NEO CITY : JAPAN - THE UNITY'」が控えており、日本のファンもその凱旋を心待ちにしていることだろう。
またK-POPのエッセンスを持った日本発のグループも続々と誕生している。その筆頭とも言えるのが、韓国のオーディション番組の日本版「PRODUCE 101 JAPAN」から生まれたJO1だ。2020年のデビューから抜群の人気を誇り、「NHK紅白歌合戦」に今年で2年連続の出場を果たすなど、国民的なグループに成長。メンバーそれぞれソロ仕事も増えており、川西拓実は2024年には初主演映画が控えるなど俳優としての仕事を増やしている。

(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会
そんな中本と川西がアーティストとしてではなく、俳優として共演を果たしたのが、今年4月に放送されたドラマ「クールドジ男子」だ。2022年にTVアニメ化もされた那多ここねによるガンガンpixiv(スクウェア・エニックス刊)で連載中の同名漫画を実写化した本作。クールだがドジという共通点を持った職業も年齢もバラバラなイケメン4人が、コンプレックスや将来への不安など悩みを抱えながらも互いに支え合い、友情を育んでいく姿をユーモラスかつハートフルに描くコメディだ。
中本が演じている主人公の一倉颯は、コンビニで商品の代わりに財布を出してしまうなど、ドジをやらかしても表面上はクールに装いつつ内心は恥ずかしさで悶絶する"羞恥心アリ反省タイプ"の大学生。無表情でどこか近寄りがたいオーラを放っているが、実は無個性であることに悩んでいるなど、外見と内面のギャップが大きいキャラクターだ。

(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会
麗しいルックスの中本のクールな姿は演技するまでもなく完璧だが、その一方でドジった後に顔をクシャッと歪めて悶絶するかわいらしい表情や、全体的にスローな動きが醸し出すほのぼのとした空気感がなんとも新鮮。憧れの人との遭遇に思わず口を押さえる乙女チックな姿を見せたかと思えば、ボーッと虚無な表情で悩める人物像を表現するなど、良い意味で漫画的な演技でキャラクターの魅力を落とし込んでいる。

(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会
一方、川西が演じたのは専門学生の四季蒼真。曲がるストローだと気づかずに逆に刺して使っていたことに気付いて自分ツッコミを入れるなど、ドジをしても笑ってしまう"受け入れ前向きタイプ"のキャラクターだ。キュートな笑顔で明るさを体現しつつも、時折節目がちになるなど、実は将来に不安を抱えるという一面も繊細に演じている。
そんな中本と川西は共演シーンも多く、すれ違おうとした際に譲り合ってタジタジしたり、突然の雨に見舞われ相合傘をしたりと、ファン垂涎の瞬間のオンパレード。徐々に理解し合い、距離の縮まりが感じられる劇中同様に、共演をきっかけに2人は実際に仲良くなったそうだ。

(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会
この2人に加え、ドジを指摘されても認めない"強がりストイックタイプ"の高校生・二見瞬を藤岡真威人が、仕事には真面目だが自分のドジにまったく気付かない"無自覚無痛タイプ"の会社員・三間貴之を桜田通が演じている。さらにはドジ4人衆とは対照的にコミュ力が高く、誰とでも仲良くなれる小説家の五十嵐元晴役を瀬戸利樹が演じるなど、イケメンが勢ぞろいで様々な人間ドラマを繰り広げていく。

(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会

(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会
ステージ上ではアーティストとして歌やダンス、表情管理で完璧な姿を見せてくれる中本と川西が、ドジというイメージを裏切る一面を見せているドラマ「クールドジ男子」。なおエンディング曲「Sunny Road」をNCT 127が担当しているため、アーティストとしての中本の魅力も味わえる、一度で二度美味しいドラマと言えるだろう。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
クールドジ男子
放送日時:2024年1月18日(木)3:00~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
こちら
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